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G-Tune、ゲーマーのアンケートを基に新シャーシを設計! 新型筐体を採用したゲーミングPCを発売
2018年6月14日 15:00
マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランドの「G-Tune」より、ゲーマーの意見を取り入れて設計し直した新筐体を採用したゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO im610」シリーズを本日15時より発売する。価格は89,800円(税別)より。サイドパネルを強化ガラスにし、LEDファンを搭載したフラグシップモデル「NEXTGEAR-MICRO im610PA1-SP」は289,800円(税別)。
新しい筐体を設計するにあたっては、ゲーマーの意見を聞きながらスペックを決めていった。まずは天板だが、物を置くという意見が8割を占めたほか、通気口が付いている場合はそれを避けて物を置くという人が6割に上った。このため天板には通気口を設けないと決定。
さらにフロントのポートだが、VRデバイスでも使うからか、HDMIポートが欲しいという意見が65%あったのだという。逆にいらないものはPCのリセットボタン(80%)。カードリーダーについては外付けでいいという意見が86.8%となり、こちらは採用しない方向となった。なおDisplayPortについてもあった方がいいのではという意見もあったそうだが、こちらについては研究課題として引き続き検討していくそうだ。
次に意見を求めたのが光学ドライブ。現在はネットからダウンロードしてゲームを遊ぶというシーンも増えてはいるものの、80.4%の人が内蔵で取り付けて欲しいという結果に。これまで購入したゲームはまだディスクの形で取っておいてあることも多く、外付けドライブでは使いづらいのでこのようになったと考えられる。
オーバークロックについて聞いたところ、85.1%の人がやらないと回答。いまの需要としてはないということを改めて認識したとのこと。
ここからは筐体内部や外部デザインについての意見を聞いた結果についてご紹介していこう。最近のゲーミングPCでは、ファンやメモリなど、色とりどりのLEDが使用されていることも多いが、今回のアンケート結果ではパワーランプとHDDランプ程度でいいという人が70.3%だった。
そこでガラスパネルを選んだときに、LED搭載のファンを選べるような構成にした。なおLEDは赤一色のみ選択可能。カラフルにしてソフトで制御することも検討したそうだが、ソフトが英語版しかなく、日本語化することも難しかったので1色のみとなった。ちなみにメモリを光らせることも検討しているという。
筐体本体だが、鏡面加工とマット加工のどちらを選ぶかを聞いたところ、92.9%と、ほとんどの人がマット加工がよいと回答したそうだ。鏡面加工は見栄えがよいが、指紋や簡単な汚れが目立ちやすいという弱点がある。基本的にはシンプルで落ち着いたデザインの方が好まれるようだ。また筐体の形状についても、曲面が付いているようなものではなく、フラットなものがいいということがわかったという。LITTLEGEARシリーズにあるようなハンドルについても必要ないとの結果に。
こうしたアンケート結果から、筐体は落ち着いたマット加工のフラットなものとし、天板は物が置きやすいように、またHDMIを前面に配置することが決定された。こうしてできあがった筐体は以下のようなものだ。
ゲーマーの使い勝手を考えて作られたケースとなった「NEXTGEAR-MICRO im610」シリーズ。これからゲーミングPCを買おうとしているなら、検討してみてはいかがだろうか。