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「逆転オセロニア」、「逆転裁判」とのコラボレーションをはじめ新情報が目白押し!
貴重なプレーヤーデータも多数公開
2018年4月13日 10:57
オセロをベースにした対戦型バトルゲーム「逆転オセロニア」のダウンロード数が2,000万を突破。これを記念し、4月9日に「逆転オセロニア2,000万ダウンロード突破記念パーティー」が開催された。
このパーティーでは、リリース開始から2,000万ダウンロードを達成するまでの出来事をデータを交えて紹介する「データで振り返るオセロニア~2000万DLまでの奇跡~」のほか、「新着オセロニア」として、新たな対戦モードやコラボ情報など、「逆転オセロニア」に関する最新の情報を発表。その模様は公式配信チャンネル「オセロニア情報局」でも伝えられた。
2,000万ダウンロードに到る2年半を総括
恒例となっているオセロニア川柳でちゃんももさん、さをりさんのお2人が場を温めたところで、MCのごはんさんと、本作のプロデューサーであるけいじぇい氏が登場。
ここでごはんさんとけいじぇい氏も川柳を発表することになったのだが、けいじぇい氏は、
「2年半 みんなのおかげで 2000万」
と一句。
そう、「逆転オセロニア」は、リリースから約2年半でダウンロード数が2,000万を突破。今回のイベントはそれを記念したパーティーで、まずは「データで振り返るオセロニア~2000万DLまでの奇跡~」として「逆転オセロニア」がこの2年半に渡って歩んできた道のりが様々なデータとともに紹介された。
まず発表されたのがダウンロード数の推移。2016年2月にリリースされた本作は、約330日後の同年12月に500万を突破。そこからダウンロード数が倍速化し、2017年4月(約450日)で1,000万、2017年9月(約600日)で1,500万、そして2018年3月(約790日)で2,000万ダウンロードを突破したという。
つまり2017年に入ってからこの3月までに1,500万ダウンロードを稼いだことになるわけだ。2017年からダウンロード数のペースが倍速化した背景には、TVCMの影響もあったが、けいじぇい氏はプレーヤー同士の口コミによる影響が大きかったのではないかと分析していた。
続いて、発表されたデータは、「属性診断での選択キャラ駒」。本作には最初に仲間にするキャラクターを決める際、自分で好きなキャラクターを9人から1人選ぶことができるが、その際にさまざまな質問に答えることで性格的な相性を診断し、システムに決めてもらう診断機能も装備されている。
そういう意味でどんなキャラクターが選ばれているかはプレーヤーにとってわりと興味深いところと言えるわけだが、3月31日までの集計によると、もっとも選ばれているのはメーティスで、20%以上、つまり5人に1人はこのキャラクターを選んでいるという。以下、リッチ、サキュバスと続き、最下位は意外なことにドライアドだったそうだ。
発表されたデータは「ダイヤモンドクラス分布図」、「最多ログイン日数分布」、「最上位Rank到達者数」、「公式戦勝ランキング」、「カップ戦レジェンド回数」、「歴代!デッキに入った回数(B駒)」、「同(A+駒)」、「同(S+駒)」と続いた。
「最多ログイン日数」では1日も欠かさずアクセスしているプレーヤーが2人、「最上位Rank到達者数」では最上位の300に到達したプレーヤーが3人いることが報告された。また、「公式戦勝ランキング」では、Peaceさんが2位に3,500以上の大差をつけて1位に輝いた。Peaceさんは4月21日に予定されている全国大会「オセロにアンの合戦」で福岡代表として出場することが決まっているそうだ。
アップデートやコラボなど、新着情報は超豊富
後半は「新着オセロニア」と題し、今後予定されているアップデートやキャンペーンなどの内容が発表された。「新情報その1」として発表されたのは、「逆転裁判フェスタ'18」。カプコンの法廷アドベンチャー「逆転裁判」シリーズとのコラボレーションだ。
このコラボでは、S+駒として成歩堂龍一(神属性)と御剣怜侍(魔属性)、ゴドー(竜属性)が、A+駒として綾里真宵(神属性)、宝月 茜(魔属性)、綾里千尋(竜属性)が、B駒として綾里春美(神属性)、矢張政志(魔属性)、糸鋸圭介(竜属性)が登場。
これらのコラボキャラクターを無料で1回のみ確実にゲットできる「スペシャルガチャ」の実施もされるほか、「開廷! 狩魔 冥」、「判決! 狩魔 豪」という2つの決戦イベントの実施が予定されているという。狩魔 冥は約1年前のコラボイベント以来。能力の高さで人気もあるキャラクターだけに、この情報に喜ぶユーザーも多そうだ。
このうち、成歩堂龍一、御剣怜侍、綾里真宵の3人に関しては闘化解放も予定されているほか、トノサマンをデザインした「逆転裁判スタンプ」や、毎日1回限定で遊べる「VSトノサマン」ステージが登場。さらに竜A+の新キャラクター「[大江戸戦士]トノサマン」などが手に入る「トノサマン杯コロシアム」や、コラボ記念の特別ミッション、特別ログインボーナスの実施、Twitterでは公式アカウントのフォローとRTでグッズがあたるコラボ記念キャンペーンなどなど、同時開催イベントも多数予定され、非常に充実したコラボとなるようだ。
ユーザー主催の大会開催が可能に
「新情報その2」として公開されたのは、は2,000万DL記念としてリリースされるVer.2.8.0において、プレーヤーが任意で8~1,000人が参加できる大会を開催したり、またそこに参加できる機能、「カスタム大会(β)」が実装されるという情報だ。この機能では、参加費や報酬のない気軽な「フリーマッチ」とバトルコインを参加料として必要とし、ランキング上位者がその成績に応じてバトルコインを山分けする「コインマッチ」の2種類が開催可能だという。
プレーヤーの誰もが大会主催者になれるこの機能では、参加人数も盤面も主催者が決められるうえ、パスワードの設定ができるので、仲間内だかでの大会も開催できるという。けいじぇい氏によると、これは今までプレーヤーが手作業で行なっていたことを正式にシステムとしてサポートする形なのだそうだ。
サウンドトラックと「公式ビジュアルブック(仮)」の発売も決定
続く「新情報その3」では公式サイトに毎週月曜&木曜更新のオリジナル4コマ漫画の掲載が決定したこと、「~その4」では「公式ビジュアルブック(仮)」と、ボーナストラックとして公式大会テーマソング「GLORY」を含む「逆転オセロニア オリジナルサウンドトラック(仮)」の制作決定が発表された。
会場には「GLORY」のボーカルを担当した「コテカナ」こと小寺可南子さんが登場。この曲は小寺さんが得意とするギターサウンドが多用された熱いロックで、かなりの手応えを感じていた様子。作曲を担当した山田玄紀氏からは、「公式テーマソングの作曲に関われて光栄です。演奏難易度はそれほど高くはないですが、テンポが速い曲なのでリズムキープを頑張って演奏してくださいね」とのメッセージが届いていた。
なんとこの曲は歌詞カードとバンド譜面にはじまり、カラオケVer.、ギターレスVer.、ベースレスVer.などの音源ファイルまでが無償で配布される予定で、「オセロニアン」ファミリーによる「謳ってみた動画」も近日配信となる予定とのこと。プレーヤーたちによる「演奏してみた」、「歌ってみた」の動画もたくさん登場するのではないだろうか。
公式全国大会決勝に加え、5月には女性限定大会も開催
「新情報その5」として発表されたのは、オンラインではなく、オフラインで開催される各種大会についてだ。
まず4月21日には、全国大会「オセロニアンの合戦」の決勝が開催されるとのこと。全国から選出された7つの地区代表チームが集まり、さらに当日予選枠で加わる1チームとともに、全8チームで優勝を争う。
その翌月、5月12日には「逆転オセロニア」としては初となる、女性限定のイベント「オセロニエンヌの麗(うらら)」が開催される。こちらはすでに特設サイトにて参加者の応募を受付中とのこと。
さらに公式ファンミーティング「オセロニアンの宴2018春」の開催も発表された。今回のツアーでは、京都、高松、金沢、森岡、品川、そして沖縄(!)と、初上陸の地域ばかり全6か所を巡る。
注目すべきはツアーファイナルとなる最南端の開催地、沖縄だ。なんと東京、大阪を出発地とする特別ツアーも企画されているうえ、現地沖縄のプレーヤーとツアー参加者によるアフターパーティーも予定されているとのこと。特別ツアーを含め、ファンミーティングの詳細は追って告知される予定だ。
最後に「新情報その6」として発表されたのは、2018年6月から「2000万ダウンロード突破記念キャンペーン」が開催されるということ。なぜ6月なのかと言えば、2,000万を突破するタイミングがスタッフの予想よりも2カ月早かったからにほかならない。この予想外の出来事に、まだ詳細は完全に決定していないそうで、これもまた後日発表されるそうだ。
ダウンロード数増加の理由が垣間見えたイベント
こうして約1時間に渡って開催された「逆転オセロニア2000万ダウンロード突破記念パーティー」だったが、この場で発表された情報量はかなりのもの。この一連の企画がさらなるユーザー獲得につながることは、ほぼ確実だろう。
今回のパーティーに参加して改めて感じたのは、「逆転オセロニア」というゲームの楽しさもさることながら、運営側のユーザーを楽しませようとする意識の高さだ。前半部分でまとめられていた各種のデータがきちんと精査されていることはもちろん、「カスタム大会(β)」のような新機能からは、ユーザーの声や遊び方をきちんと把握していることがうかがえる。
きっとしばらくはダウンロード数増加の傾向は続くのだろうが、いったいどれだけ伸びるのだろうか? 気になるところだ。
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