【特別企画】
【スト6】「不知火舞」最速攻略! すぐに戦うためのコンボ・立ち回り・セットプレイを紹介
トリッキーな飛び道具と必殺技強化システムが魅力的なキャラクター
2025年2月6日 11:58
- 【舞】
- 2月5日13時 実装
2月5日、「ストリートファイター6」のDLCキャラクターとして、SNKの格闘ゲーム「餓狼伝説」シリーズや「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズにおいて高い人気を誇るキャラクター「不知火舞」がコラボ参戦した。
不知火舞は、4月24日に発売される、SNKの新作格闘ゲーム「餓狼伝説 City of the Wolves」にも参戦が決定している、格闘ゲームを代表するヒロインだ。本稿ではそんな舞のキャラクター性能を分析し、どのような扱い方が良いかを筆者が考察してみた。舞を使ってみたいというプレイヤーの一助となれば幸いである。
なお、記事中のコマンドはテンキー表記で記載する。
基本は波動昇竜スタイル。使えそうな技をピックアップ!
舞の基本戦法は長いリーチを活かして地上戦を制し、相手へジャンプの意識を植え付けることだろう。立ち回りで主に使う通常技をピックアップした。
【主に使う通常技】
・しゃがみ弱パンチ
・立ち中パンチ
・しゃがみ中キック
・立ち強キック
【ジャンプ攻撃】
・垂直ジャンプ強キック
・前ジャンプ弱キック
・前ジャンプ強パンチ
・前ジャンプ強キック
基本となるのは立ち中パンチの先端が届く程度の間合いでの立ち回りだろう。普段は立ち中パンチに弱龍炎舞(214+弱パンチ)やドライブラッシュキャンセルを仕込んでおくと良い。
立ち中パンチには飛び道具の花蝶扇(236+パンチ)でキャンセルをかけたくなるが、弱版はドライブインパクト、またOD昇龍拳系の技に割り込まれやすいので、あまり入れ込まないほうがいいだろう。
そしてドライブラッシュを仕掛けた場合は基本的には投げか立ち強パンチ、または特殊技の星孔雀の1発目(4強キック)で揺さぶっていくのが良いだろう。
相手が立ち中パンチより離れた間合いを維持したり、差し返しを狙う場合は立ち強キックが役立つ。リーチが非常に長く、パニッシュカウンターで特殊なよろけを誘発するため、追撃でそれなりのダメージを与えられる。
基本的にリーチに優れる立ち中パンチや、飛び道具の花蝶扇を軸にし、相手が飛び込んできたら迎撃するのが理想的な戦い方だろう。
飛び込まれた際は基本的に飛翔龍炎陣が安定した対空技となる。距離の調整が間にあっていればコマンド操作が複雑でない星孔雀1発目も対空技として利用できる。余裕があれば前ジャンプ中パンチで空対空し、すぐさまムササビの舞への追撃を決めるのが理想的だろうが、相手の飛び込みのクセが読みきれてない限り狙わないほうがベターだろう。
逆に、舞から飛び込みを仕掛ける際はジャンプ強パンチかジャンプ強キックが基本となりそうだ。めくり攻撃でガードを揺さぶりたい場合はジャンプ弱キックを使う事となる。後は、様子見として時折垂直ジャンプ強キックを牽制として用いることもあるだろう。突進技での奇襲を軸とするキャラ、例えばジェイミーには有効なはずだ。
相手のドライブゲージがなくなり、バーンアウト状態になったときは立ち弱キックや弱龍炎舞が役立ちそうだ。
以上のような動きで相手の動きを抑制し、相手を萎縮させてから、ホールド版やOD版花蝶扇を盾にしつつ、ドライブラッシュから打撃や投げ、しゃがみガードでは防げない特殊技の扇骨打ちで揺さぶることまで攻めを展開できれば更に攻めのプレッシャーを展開できるはずだ。
柔道は可能だが少々リスクあり。画面端でのセットプレイを紹介
舞はとりあえずリリース当初は使いやすそうな起き攻めを繰り返すだけでもそこそこ戦える印象だった。舞は、本作では強力な戦術である画面端で投げをループさせる戦術、所謂「柔道」を行なうことができる。画面端で前投げを決めて、前ダッシュから+3Fで再度投げが決められる。また、この後投げではなく後退することでマリーザやザンギエフのように投げ間合いが広い相手の最速投げ抜け以外には投げ抜けを誘ってそこを攻撃する「シミー」という戦術も可能だ。しかし、3F目からの投げなので、1点読みで投げをバックステップで回避されるとリスクが伴う。
投げの対の選択肢で打撃を選択する場合はしゃがみ中パンチが有効だ。カウンターヒットすれば7Fの有利が得られるので、再度しゃがみ中パンチをヒットさせて連続技に移行したい。
画面端以外で投げた後や、対空の飛翔龍炎陣をヒットさせた後は素直にドライブラッシュからの攻めを構築する機会が多そうだ。そして、ここで有効そうなのはドライブラッシュからの特殊技「星孔雀」の1発目だと思われる。方向キー後ろ+強キックで出せる技であり、1発目を出している間に方向キー後ろ+強キックを入力すると追撃が出せるターゲットコンボである。この1発目止めが便利そうに感じた。
その理由が密着距離でガードさせてもザンギエフ以外なら通常投げの間合い外になることだ。通常時でガードさせても1Fしか不利にならない上に投げ間合い外、ドライブラッシュから放てばガードさせて3Fほど舞が先に行動でき、攻めを展開しやすい。また、ドライブラッシュからノーマルヒット以上なら通常技に連携できるためコンボダメージも期待できる。これをチラつかせたうえで素直にドライブラッシュで距離を詰めての投げも通したい。
あと強力そうなのが画面端付近でのジャンプ中パンチを空中の相手にヒットさせてからのムササビの舞(空中で214+パンチ)での追撃だ。主に空対空や、OD必殺忍蜂ヒット後に用いるが、ムササビの舞ヒット後にしゃがみ中パンチや立ち中パンチを空振ることで6Fの有利を得ることができる。
ここからのセットプレイを動画にしたので確認していただきたい。
動画のように、ムササビの舞を当てた後立ちまたはしゃがみ中パンチの空振りで6Fの有利フレームを得てから、しゃがみ中パンチを重ねたり、1F程度タイミングをずらしての投げを仕掛けることでコンボから起き攻めまでスムーズに攻め立てることができる。また、最速投げも少し交代すれば回避できるため、投げ抜けを誘ってそこを殴るテクニック「シミー」も可能だ。
同じような事が中必殺忍蜂をヒットさせた後にも可能だ。こちらは中必殺忍蜂をヒットさせたら即座に前ステップを1回行なう。すると5Fの有利を得ることができるため、似たような攻めが構築できる。こちらも動画を用意したのでご覧いただきたい。
ただ、こちらには1つ欠点がある。それは後ろ歩きで相手の最速での投げ抜けを回避することができないことだ。相手が4F以上の遅らせグラップを利用しているときは後ろ歩きで回避できるが、最速投げ抜けを行なう相手には無力なので打撃択を選択する必要性が増えてくるだろう。また、これは余談的なものではあるが、相手が4F打撃で暴れてくる場合、5Fの有利から立ち強パンチを打つことで相打ちとなる。一見無意味に見えるが、相打ちによって有利フレームを大きく取れ、通常では入らないコンボが決められるため、相手の手癖次第では有効な選択肢となるかもしれない。こちらも参考例となる動画を用意した。
このように、画面端では強力なセットプレイを構築できるが、画面端が絡まない位置ではあまり強い攻めは構築しにくいこと、また画面端でも舞は判断しなければいけない要素が多そうだ。セットプレイで起き攻めをループさせるのか、それともSA1に繋いで焔ストックを獲得すべきか? これらが最終的に舞使いのやり込み要素となりそうだ。
最後に筆者が使っていたコンボ紹介
最後に、筆者が発見した初日時点での舞のコンボを掲載する。◎が付いているコンボが優先順位が高いため、まずは◎の付いているものだけでもマスターすれば十分戦えるだろう。
◎しゃがみ弱パンチ>しゃがみ弱パンチ>弱必殺忍蜂または弱龍炎舞
小技がヒットしたときの連続技。基本的には弱必殺忍蜂につなげ、相手を画面端側へ押していきたい。
◎しゃがみ中パンチ>中or強必殺忍蜂or中龍炎舞
or しゃがみ中パンチ>強龍炎舞>弱必殺忍蜂または強飛翔龍炎陣
しゃがみ中パンチがヒットしたときはどちらかのコンボを選択したい。強龍炎舞はしゃがみ状態の相手にはヒットしないので、その場合は強龍炎舞以外の必殺技に連携させること。基本的に画面端以外では強必殺忍蜂で相手を画面端側へ押していくべきだろう。
しゃがみ中キック>キャンセルドライブラッシュ>星孔雀1発目>しゃがみ中パンチ>強龍炎舞>弱必殺忍蜂or強飛翔龍炎陣
所謂「中足ラッシュ」からの連続技。星孔雀はヒットした相手を強制的に立ちくらいにするため、強龍炎舞がヒットする条件を満たすので狙いたい。
◎立ち強キック(パニッシュカウンター)>ドライブラッシュ>立ち強パンチ>強龍炎舞>弱必殺忍蜂or強飛翔龍炎陣
立ち強キックがパニッシュカウンターしてた際の追撃ルート例。
陽炎の舞をヒットさせ焔ストックを獲得するためのルート
・画面端でドライブインパクトをガードさせる>星孔雀>星孔雀2発目>中飛翔龍炎陣or陽炎の舞
・しゃがみ中パンチ>OD版龍炎舞>強飛翔龍炎陣or陽炎の舞
陽炎の舞を使いたくない場合は中や強の飛翔龍炎陣を用いる。
しゃがみ強パンチ(パニッシュカウンター)>しゃがみ中パンチ>強必殺忍蜂>不知火流・炎舞仇桜
シミーや確定反撃にはしゃがみ強パンチを狙うとリターンが大きいため、無敵技をガードできたときには極力これでパニッシュカウンターを狙う。その際に決めるべきコンボの一例である。
しゃがみ強パンチ(パニッシュカウンター)>しゃがみ中パンチ>キャンセルドライブラッシュ>星孔雀1発目>しゃがみ中パンチ>キャンセルドライブラッシュ>立ち強キック>しゃがみ中パンチ>強龍炎舞>弱必殺忍蜂>不知火流・炎舞仇桜
難易度は高いがドライブゲージとSAゲージを全て放出する「リーサル」狙いのコンボの一例。星孔雀はしゃがみ状態の相手を強制的に立たせるために用い、強龍炎舞がつながるようにしている。しゃがみくらいでないならば、星孔雀を立ち強キックに変えると若干ダメージをUPさせることができる。
最後に
筆者の感想だが、「KOF」シリーズで使っていた不知火舞の戦い方とは違いトリッキー差はほとんどなく、「餓狼伝説SPECIAL」に参戦していたときの舞のような飛ばせて落とす戦法がベースとなっていたのは驚きを隠せなかった。
とはいえ、焔ストックやOD花蝶扇にはかなりの可能性を感じたため、これらを用いた技の戦い方が発展すれば、“「スト6」の不知火舞”の戦い方が確立されることだろう。筆者は所謂道着使いのプレイヤーであるため、土台が道着に近いキャラクターである彼女をもっと使いこなしたいと考えている。もし有益な情報があれば記事の引用RTなどで教えていただけると幸いだ。
(C)CAPCOM