【特別企画】

アプリ版「MJ」11周年を記念した公式オフイベントで注目の新コンテンツ追加情報も初公開!

あの「役姫」たちがパチンコでも活躍!? 今夏、モバイル版「MJ」で新たな展開が!

【セガNET麻雀MJモバイル公式オフイベント2024】

8月19日 開催

「セガNET麻雀MJモバイル公式オフイベント2024 ~リアルでプロとMJ対戦しよう!~」

 セガは、ネットワーク対戦麻雀ゲーム「セガNET麻雀MJ」(以下「MJ」)シリーズのアプリ版11周年を記念した「セガNET麻雀MJモバイル公式オフイベント2024 ~リアルでプロとMJ対戦しよう!~」を、8月19日に東京都品川区のセガ大崎本社にて開催した。

 会場には、およそ550人もの応募者の中から抽選で選ばれた100名弱の「MJ」プレーヤーが招待され、プロ雀士を交えてのリアル対局、およびプロ雀士によるエキシビジョンマッチが行なわれた。

 開催直前のタイミングで関東地方には台風が接近したが、当日は好天に恵まれ、ほとんどのプレーヤーが参加することができた。セガのスタッフによると、北は北海道から南は沖縄まで、遠路はるばる駆け付けたプレーヤーもおり、最年長は何と70歳代の男性とのこと。女性プレーヤーの姿も目立ち、来場者を見ただけでも本作が幅広い年齢層のプレーヤーに遊ばれていることがうかがえた。

 プロ雀士は醍醐大プロ、日向藍子プロ、浅見真紀プロ、丸山奏子プロ、野添ゆかりプロ、三浦ももこプロの6人と、本作の実況・解説のボイスでおなじみの松嶋桃プロ、河野直也プロを加えた8人が出演した。

オープニングの様子。左から順に三浦プロ、野添プロ、丸山プロ、浅見プロ、日向プロ、醍醐プロ、松嶋プロ、河野プロ

第1部:プロ雀士もビックリの役満が飛び出した!

 第1部では、すべてのプレーヤーとプロ雀士が参加したうえで、4人打ちの東風戦が全8回戦に分けて開催された。

第1部の会場。全部で26卓も用意された光景は実に壮観

 各参加者は私物のスマホ、またはタブレットを持ち込み、1試合ごとに指定された卓上に移動したうえで対局。すべてのプレーヤーが必ず2回、プロ雀士と同卓できるよう、スタッフがあらかじめ配置を決めていたこともあり、筆者が話をうかがったほぼ全員が「初めてプロとリアルで打つことができて楽しかった」と答えていた。

 対局中は、プロ雀士がいる卓ではプロの皆さんが積極的に声を掛けていたこともあり、1回戦から楽しくおしゃべりしながら対局ができていた一方、初めて顔を合わせたプレーヤー同士の卓では、黙々と対局に没頭する姿が目立っていた。だが、対局を続けるごとにプレーヤー間でもどんどん会話が弾み、普通の雀荘とまったく変わらない光景がそこに広がっていた。対局終了後、プロ卓ではプロ雀士がその場で書いたサイン色紙を同卓したプレーヤー全員に、さらにプロよりも順位が上になったプレーヤーにはステッカーも併せてプレゼントされた。

松嶋プロ(右手前)は、本作に収録された自身のセリフをその場でしゃべる「リアル実況」を披露し、同卓した皆さんを大いに楽しませていた
スタッフ全員に「ガチで打つように」と厳命したという、本作の吉田一馬プロデューサー(右)も参戦。1回戦はトップ目でオーラスを迎えたがまくられてしまい、少々悔しそうだった
対局終了後、全プレーヤーに同卓したプロからサイン入り色紙が、さらにプロよりも順位が上だった場合には千社札型のステッカーもプレゼントされた

 トップを取ったプレーヤーには、スタッフがネームプレートに「★」マークのシールを貼り付けていたが、今日だけで「★」を5つ、つまり5回もトップを獲得した猛者がいたのでビックリ。高段位のプレーヤーが何人も参加していたためなのか、Mリーグなどで活躍中のプロ雀士でも常勝とはいかず、当日だけでプロ雀士から何と役満(国士無双)を直撃したプレーヤーが2人も現われたことにも、筆者は大いに驚かされた。

筆者と同卓させていただいた「キングカズ」さんは、オーラスでわずか100点差でのまくりに成功して4勝目をゲット。お見事でした!

 実はスタッフのご厚意で、筆者も途中から飛び入りで対局に参加させていただいた。しかも案内された席は、何と野添プロのトイメン! 筆者は根っからのアガり症(※麻雀の和了ではなく、緊張するほうのアガりだ)ゆえ、普段はほぼノータイムで打てるハズなのに、毎回なかなか捨牌が決められず焦りまくり……。ほかのプレーヤーの皆さんが、対局中は言葉少な状態になってしまうのが痛いほどよくわかった。

 そんな小心者の筆者であるが、なぜか配牌に恵まれたおかげで、東パツで野添プロからリーチ一発の跳満直撃にいきなり大成功! しかし、逃げ切ったかと思った最後の最後、オーラスでまくられて奇跡の大金星を逃してしまった。千載一遇のチャンスだったのに、我ながら何と勝負弱いことか……(無念)。

参加者全員にプレゼントされた「MJ」Tシャツとバッグ
さらに「★」マークを集めたプレーヤーには、マークの獲得数が多い順に桐箱入り(!)のマグカップ、USBなどのマルチケーブルセット、ハンドタオルの各「MJ」グッズも贈られた

第2部:セガサミーフェニックス所属のプロが面目躍如

 第2部は醍醐プロ、日向プロ、浅見プロ、丸山プロの4人による、東風戦一発勝負のエキシビションマッチが行なわれ、実況は松嶋プロ、解説を河野プロが担当した。

スタッフから「写真のSNS投稿オーケー」との説明を受け、スクリーンに向け一斉にスマホを向けるプレーヤーの皆さん

 東パツで3,900点の手をツモった日向プロがリードを奪うと、次局で日向プロのリーチを掻い潜った醍醐プロが満貫をツモ。東3局では、またもやリーチを宣言した日向プロが浅見プロから満貫を直撃してトップ目に。そしてオーラスでは、ピンフのノミ手を5巡目でリーチした醍醐プロが日向プロの放銃を誘い、再逆転してトップを獲得した。さすが、Mリーグではセガサミーフェニックス所属の醍醐プロ、セガサミーHDの「お膝元」で見事に勝負強さを発揮した。

事前の優勝予想では、最も得票数が少なかった醍醐プロだったが、オーラスで果敢に攻めて勝利を収めた

 公式戦とは違って、実況および観客席の声が一切聞こえない状態でワーワー言いながら対局を楽しむプロ雀士たちの姿は、とても新鮮な光景だった。また対局に先駆け、本局で誰がトップを取るのかを予想する投票が全プレーヤー参加により行なわれ、本局に勝利した醍醐プロに投票したプレーヤーには「MJ」クリアホルダーが、さらに抽選に当たった1人限定で、8人のプロ雀士のサイン入りのクリアファイルがプレゼントされた。

醍醐プロの勝ちを的中させ、なおかつプロがその場で引いたクジに当たったプレーヤーには、サイン入りクリアファイルが贈呈された

第3部:「MJ」プレーヤーがプロ雀士を最後まで追い詰める大熱戦を展開

 第3部では野添プロ、三浦プロの2名と、その場で行なわれた抽選で当たった「きたきつね」さんと「ひでさん」さんのプレーヤー2人を加えた東風戦が開催された。

 東パツで野添プロは、いきなり親の満貫の手を「ひでさん」さんから直撃してプロの洗礼を浴びせる。しかし、次局に「ひでさん」さんがピンフの5,200点(1本場)をすかさずツモると、東3局の親番で「きたきつね」さんから清一色の満貫を直撃して一気に盛り返す。続く1本場でも「ひでさん」さんは「きたきつね」さんから5,800点の手をロンしたかと思いきや、何と野添プロが満貫の手でダブロン! 野添プロの勢いの何と凄まじいことか……。

プロ雀士と再びリアル対局ができる幸運をつかんだ「ひでさん」さん(右端)と「きたきつね」さん(右から2番目)

 オーラスでは、ここまでノー和了だった三浦プロが一発ツモで親満をゲットしてまくりに掛かるも、次局で役牌のノミ手を速攻でツモった野添プロが逃げ切りに成功した。終わってみればプロが順当に勝利を収めた格好だが、いきなりの大物手の放銃にもひるまず、最後まで追いすがった「ひでさん」さんの見事な戦いぶりを、スクリーン越しに見守っていたプレーヤーの皆さんも、さらに松嶋プロも河野プロも大いに称えていた。

競り勝ったのは野添プロ。最後まで見せ場を作った「ひでさん」、「きたきつね」ご両名の健闘も光った

あの「役姫」たちがパチンコ!? 今夏、モバイル版「MJ」で新たな展開が!

 会場では、吉田プロデューサーからモバイル版「MJ」の新コンテンツ「パチンコ役姫」が、8月27日のメンテナンス終了後からプレオープン予定であるとのサプライズ発表があった。

新コンテンツ「パチンコ役姫」が、8月27日のメンテナンス終了後からプレオープン予定

 「パチンコ役姫」は、その名のとおりイッパツ、ドラ、タンヤオなど麻雀の役を擬人化した、本作ではおなじみの「役姫」たちが登場するパチンコゲームで、「カジノ」モード内に実装される。

「パチンコ役姫」のプレイ画面
本邦初公開となったプレイ動画では、「役姫」によるリーチ演出も見ることができた
「パチンコ役姫」の基本スペック

 吉田プロデューサーによると、「パチンコ役姫」はグループ会社であるパチンコの「本家」、サミーとともに作り込んだそうだ。ゲーム内では、多彩なリーチの演出が用意され「まるで本物のパチンコを打っているかのような気分になれます」とのことで、しかも「パチンコを入れたのは今回が初めてなので、なるべく当たりが出やすいように調整してあります」という。

 さらに、閉会の挨拶をした吉田プロデューサーからは「今後はセガサミーフェニックスと一緒に、イベントやグッズなどの展開もしていきたいですね。皆さんと対局した際に『楽しかったので、またイベントを開催してほしい』との要望もいただきましたので、来年以降にもっと大きなイベントが実施できればと考えております」と注目のコメントも飛び出した。こちらの続報も、本作の対局を楽しみつつ待ちたいところだ。

イベント終了後も、プロ雀士の皆さんと吉田プロデューサーは記念撮影に気さくに応じていた