【特別企画】

「信長の野望 覇道」序盤攻略のコツ! 武将の育成・内政で「攻城戦」を目指そう

【信長の野望 覇道】

配信日:12月2日

基本プレイ無料(アイテム課金制)

 世は戦国時代、あの超有名な戦国大名たちに仕えて、ほかのプレーヤーと協力しながら天下統一を目指すゲームがAndroid/iOS/PC(Steam)用MMO戦略シミュレーションゲーム「信長の野望 覇道」だ。

 「信長の野望 覇道」は、戦国時代に生きた大名たちに仕え、ほかのプレーヤーと協力し、時には火花を散らしながら天下統一を目指すMMO戦略シミュレーションゲーム。「団結の力が戦国を制す!」をコンセプトに、各プレーヤーの指揮によって何千もの部隊がリアルタイムで動き、援軍・挟撃・集団戦など、プレーヤーの采配が勝敗に直結する緊張感ある戦いが繰り広げられる。

 先日はクローズドβテスト(CBT)のプレイレポートをお届けしたが、今回は序盤の攻略要素に重きをおいて紹介していきたい。直近の目標は、本作の花形コンテンツである攻城戦への参加だ。

 攻城戦に参加するため、その準備について基本となるところを本稿で紹介していく。

【『信長の野望 覇道』紹介動画】

所属する大名家を決めよう!

 ゲームを始めた時にプレーヤーが最初にすることは大名家の選択だ。従来の「信長の野望」シリーズでは多くの大名の中から選ぶことになるが、本作では「北条家」、「上杉家」、「武田家」、「織田家」、「浅井家」、「三好家」の6つの大名家から1つを選んで所属する。

 大名家を選ぶのに悩んだ場合は2つの要素から考えたい。

 オススメなのは、自分の好きな大名に仕えるということだ。織田信長が好きなプレーヤーもいるだろうし、武田信玄のファンというプレーヤーもいるだろう。好きな大名に仕えてその大名のために貢献する。そういったロールプレイ的な遊び方ができるのは本作の魅力だ。

 そしてもう1つが、大名に仕えているプレーヤー数を基準にすることだ。プレーヤー数の多さは勢力の強さの目安になる。協力できるほかのプレーヤーも多いし、いわゆるギルドにあたる「一門」の数も多い。そのため攻城戦のような大規模戦闘コンテンツでも有利に働く可能性がある。

 悩んだら所属しているプレーヤー数が多い大名家を選ぶといい。後述する、ギルド的な存在となる「一門」の数も多いし、一門に所属ししているプレーヤーも多い。イチから立ち上げるにしてもプレーヤーが多いほうが勧誘しやすいだろう。一門が多いということはそれだけ制圧しているエリアが広いということ。マップを制圧していると資源も集めやすいし、武将のレベルを上げるのも楽だし、基本的に困ることはない。

 一方で、同じ大名家に所属しているプレーヤーの中での順位もあるため、その中で上位に入るのが難しくなるというデメリットもある。同じ大名家の中で貢献度を競い合うのも本作の遊び方の1つだし、上位に入れば報酬ももらえる。ライバルが少なければそれだけ上位に入りやすくなるということだ。

 プレイスタイルによっては、あえて人数が少ない大名家に所属するのもアリだ。人数に偏りが出ている場合、少数勢力の大名家に仕えればゲーム開始直後から所持している小判にボーナスが入る。

 なお今のところゲームプレイ中に仕える大名を変更することはできない。どの大名に仕えるにせよ、慎重に選ぼう。

プレーヤー数はアイコンの右下に記載されている。「大勢」であればプレーヤー数が多い証拠だ
戦国時代に活躍した有名大名に仕えられるのは本作の醍醐味の1つだ

とにかくストーリーを進めること

 ゲームを始めるとチュートリアルを兼ねたストーリーが始まる。序盤はこのストーリーに従ってゲームを進めていこう。様々なミッションが提示されるこのストーリーでは、それを達成していくことでゲームに対する理解が深まる。

 最初にも述べた通り、本記事では本作の大規模戦闘「攻城戦」をプレイできる位まで進めるのを目標としている。攻城戦をプレイするにはシステムとしてアンロックされる必要があるのはもちろんだが、戦闘の基本や戦闘するために必要な内政など様々な要素の仕組みやコツを覚えなければいけない。

ストーリーに沿ってゲームを進めていけば理解度も深まっていく

 ストーリーはチュートリアルを兼ねているので、当然難しい要素はほとんどない。指示に従って操作していけばストーリーは進行していく。「まずはストーリーを進める」このキーワードを忘れずにゲームをプレイしよう。

ゲーム内のシステムについても紹介される。重要な発言も多いのでテキストを飛ばさずに読んでいこう

毎日かかさず! 武将の育成を忘れない

 ゲームを進める上でこまめにやっておきたいのが武将の育成だ。

 本作の大きな目的を戦闘とするならば、その要になるのが武将だ。本稿で目標とする攻城戦の参加も、領土の制圧も、拠点からの資源調達にも武将を使って敵と戦わなければならない。武将の強さ=自分の強さと言っても過言ではないのだ。

 武将の育成には主に3つの方法がある。追って紹介するが「レベルを上げること」、「友好度を消費して将星ランクを上げること」、「練達書というアイテムを使ってパラメーターを上げるもの」だ。また、武将に武器防具を装備させて武将を強化することもできる。

 なお、基本的にはレアリティが高い武将から育てていこう。レアリティが高い武将=戦闘や内政に長けている。その上で、戦闘に使う武将は、パラメーターの「統率」と「武勇」が高い武将、内政(任命)に使う武将は「知略」と「政治」が高い武将を育てるといい。

武将を強くする方法はいくつかある。本稿では基本となる2つを紹介する

 最初に、基本となる武将のレベルを上げる方法から紹介していく。

 武将は一定以上の経験値を獲得するとレベルが上がる。ゲームの常識ともいえる直感的な育成方法だ。経験値を獲得するには賊を倒す方法と、経験書というアイテムを使う方法の2種類がある。

 まず賊を倒す方法を紹介したい。

 それぞれのプレーヤーはマップ上に「里」を持っている。ここを中心に様々なアクションを起こしていく。マップを見ると周囲に複数の敵部隊が見えるはずだ。これがNPCの「賊」である(プレーヤー同士の戦闘が始まるとプレーヤーも待ち構えている可能性があるが、今回は初心者ガイドなので一旦除外させていただく)。

 賊にはレベルが設定されており、戦力の大まかな目安になる。自分の武将のレベルに近い賊を狙って倒していくのがおすすめだ。戦闘前に敵の戦力が確認できるので、そちらで判断してもいい。

 ちなみに本作には「兵科」という概念がある。「足軽」、「騎馬」、「弓」の3種類で、それぞれ足軽は騎馬に強く、騎馬は弓に強く、弓は足軽に強いという3すくみの構造になっている。この構造を意識すれば多少の戦力差はひっくり返せるので戦闘時は気にかけておこう。

 賊を倒すと武将の経験値が獲得できるほかに、戦利品として様々なアイテムを獲得できる。武将の強化や装備の鍛造に使用するものもあるので、基本的に賊と戦って損になることはない。

 ただ一回武将を出撃させるたびに「軍令書」というリソースを消費する。これが0になると武将を出撃させることができなくなるので注意したい。なおこのリソースは時間経過やアイテムで回復できるので、シビアに考えなくても大丈夫だ。ログイン時間が長いプレーヤーと短いプレーヤーのバランスをとるようなシステムと考えていただければいい。

 報酬アイテムや、武将が経験値を得られることを考えると、軍令書がある限りは賊を倒したほうが得だ。一方で他の一門と領土の奪い合いをしていたり、攻城戦の準備をしているときは軍令書を温存しながら戦おう。

マップにいる賊を倒して経験値を稼いでいく。それが1つの方法だ

 もう1つが経験書を使う方法だ。これはシンプルで、各武将に経験書を使うことで経験値が獲得できるというシステムだ。例えば獲得したばかりの武将など、戦闘させるには戦力が心もとないので、戦闘前にある程度レベルを上げたいという時などに利用するのがいい。

 経験書はミッションや、賊を倒したときの報酬のほか、里を発展させ「道場」を建設すれば、「取引」で兵糧から変換する形で入手できる。

 経験書は溜め込むよりはガンガン使っていったほうがいい。もちろん後々に入手できるであろう武将のためにストックしておくというスタイルもあるが、里が発展するとコンスタントに入手する手段が生まれるので、あまり気にしなくても大丈夫だ。

 武将の育成はこの2つが基本だが、里の各施設に武将を「任命」という形で割り当てると、一定時間ごとに経験値を獲得できるほか、資源の産出量などが増えるというシステムがある。

 任命は、知略や政治に長けた武将をうまく使うのがいい。だが任命できる設備は多岐にわたり、バランスをとるのが難しい。ここは自動で任命してくれる「自動任命」という機能を使ってしまおう。全体のバランスをうまくとって配置してくれる。

経験書を使うことで武将のレベルを上げることができる
「道場」を建設すれば兵糧を経験書に変えることができる

内政も非常に重要。屋敷の強化を目指す

 武将の育成とあわせて並行して進めたいのが「内政」だ。

 内政は、戦闘に向けて各種の前準備をするものだ。例えば、戦闘に出陣するとどうしても一定数の兵士が失われてしまう。その兵士を再度募兵したり、怪我した兵士を治療するのも内政の1つだ。また、施設を建設したり、ほかにも様々なことに使用する資源を集める「水田」や「材木所」の強化も内政の重要な役割となっている。

 施設の強化は、施設強化のメニューから強化したい施設を選べば行なえる。施設を強化する際は、一定の資源を消費して定められた時間分待つことになる。注意しなければならないのが、施設の強化には番匠というリソースを使うことだ。番匠は施設強化が終わるとすぐに回復するが、最初は最大数が2なので、同時に強化できる施設は2施設になる。

 最終的にはすべての施設を平均的に上げる必要があるので、極端に順番を気にする必要はない。だが強いて言うなら、屋敷のレベルを上げるための条件になる施設から上げるのがいい。屋敷のレベルによっても必要な条件が異なるので、都度確認してほしい。

 もう1つの基準が、資源の設備を重点的に強化することだ。内政の強さは資源の量と産出量にあると言っても過言ではない。資源は施設の強化にも、目安箱の依頼の達成にも、一門のミッションの達成にも密接に関わってくるからだ。「悩んだら屋敷か資源」これをキーワードに内政を進めよう。

 ある施設の建設条件が別の施設を一定レベル以上に上げることなどになっており、満遍なく施設を強化するのをオススメする。強いて言えばレベルを上げることで新しい施設やアクションが開放される「屋敷」の強化を目標に進めていくといいだろう。

内政の要になる施設の強化。毎日きっちりと行なっていきたい

 またある程度ストーリーを進めると開放される「目安箱」もチェックしていきたい。これはいわゆるデイリーミッションにあたるもので、毎日5つの投書(ミッション)が更新される。目安箱の投書を解決していくと、「民忠」というパラメーターが貯まり、一定以上貯まるとアイテムが獲得できる。ミッションの内容は資源を寄付するものや、賊を退治するもの、買い物をするものなどがあり、1つ1つはそれほど難しいものではなく、民忠が貯まると貴重なアイテムも入手できるので、毎日欠かさずチェックしたい。

毎日更新される「目安箱」を達成していきたい。民忠というパラメーターを貯めると様々なアイテムが入手できる

ギルド的な存在・一門。所属してほかのプレーヤーと協力しよう

 これらをこなして、ストーリーを進めると「一門」への所属を案内される。

 「一門」はいわゆるギルド的な存在で、ほかのプレーヤーと交流し、協力し、共に目標に向かっていく共同体となる。

 一門は既存の一門に加入する方法と、自分で立ち上げる方法がある。どちらを選ぶかは好みだが、やはり楽なのは既存の一門に加入する方法だ。逆に、自分で一門を立ち上げると、ゼロから組織を立ち上げる醍醐味を楽しめる。

一門はほかのプレーヤーと目的を共有する共同体だ。自分で立ち上げてもいいし、すでにある一門に所属してもいい

 一門には様々なシステムがあるが、基本になるのはチャットでのコミュニケーションになる。様々な情報交換をしたり、攻城戦のときにコミュニケーションを取ることになる。

 また一門に課せられる「ミッション」もあり、これを一門に所属するプレーヤーみんなで達成していくというシステムもある。このミッションを達成すると一門が成長する「一門経験」を獲得できるほか、「領国銀」という貴重な通貨を入手することもできる。このミッションに参加し、一門へ貢献して存在感を高めていきたい。

 これはこのゲームのコツの1つだが、一門に参加するプレーヤー同士はできるだけマップ上で近くに集まるのがオススメだ。特に攻城戦などで狙っている城がある場合はその付近に集まりたい。

 その理由は武将を城に向かわせる場合や、ほかの大名家のプレーヤーとの戦闘になった場合、すぐに援軍を呼べるからというのが1つの理由だ。また本作には領土を制圧するという概念があるのだが、一門の所属プレーヤーとともに近くの領土を制圧していく方が効率がいいのである。

 逆に離れたところにいても正直なところあまりメリットはない。自分がほかの一門に加入したときは近くへの移動、自分が一門を立ち上げたときは自分の周りに集まってもらうか、近くで暮らしている他の領主に声をかけていくのがオススメだ。

一門はほかのプレーヤーと目的を共有する共同体だ。自分で立ち上げてもいいし、既にある一門に所属してもいい
チャットでコミュニケーションを取りながらゲームを進めていくのは何よりも楽しい

 まとめると、ストーリーを進めながらも、毎日武将の育成と、内政を忘れない。そして、一門に所属した後はほかのプレーヤーとコミュニケーションを取りながら、ミッションを達成したり、協力して領地の制圧やなどを行なっていく。それが本作の花形コンテンツである攻城戦に向けての遊び方だ。

 ほかのプレーヤーとコミュニケーションを取りながら戦う攻城戦は何よりも魅力がある。ぜひこの記事を参考にその醍醐味を満喫してほしい。