【特別企画】
アニメの世界をどっぷり"体感"できる! 「サイバーパンク エッジランナーズ」をより楽しむための「サイバーパンク2077」ガイド
2022年10月14日 00:00
サンデヴィスタンも装着できる! 体を機械に変え、腕ききサイバーパンクを目指せ!
ゲームそのものもより深くやりこんでいくことで、アニメの物語とより深く重なることが可能だ。アニメのファンにお勧めなのがアニメのキーアイテムであり、デイビッドをサイバーパンクの世界へ導いたクローム(サイバーパーツ)である、「サンデヴィスタン」を付けてみること。背骨型のパーツで、瞬間的に超スピードで動くことができる。デイビッドは使用者を選ぶような強力な軍用規格のグレードのサンデヴィスタンに適合し、その超スピードを使って活躍する。
「サイバーパンク2077」の序盤では能力値の上限やクレド(名声)が満たないため、グレードの高い物はつけられず、限定的な効果を持つサンデヴィスタンを装備可能だ。カブキ地区の北側にあるリパードクでは「ゼータテク サンデヴィスタンMK.1」が売っている。比較的安価で入手しやすいパーツだ。
このパーツを装備し機能を発動させることで、8秒間時間の流れを50%にできる。発動させることで目の前の景色にフィルタがかかり、敵の動きがゆっくりになるのは自分がデイビッドのようになった気持ちで楽しい。
サンデヴィスタンはかなり戦闘に特化したクロームだ。ここで入手できる初期のサンデヴィスタンでは敵のサイバーウェアや様々な機器に干渉するハッキングが使えなくなる。「サイバーパンク2077」は様々なキャラクタービルドが可能だが、基本はソロで問題に対処するため、万能型のキャラクターに成長させていくことが多い。サンデヴィスタンを使う場合は、隠密能力やハッキングよりも、火器を扱ったり格闘に特化した能力を獲得した方が効果的だ。
プレーヤーはVをどのようなキャラクターに育てるだろうか? デイビッドやレベッカのように戦闘能力を中心に育てるのも派手で面白い。ゲームではレベッカのように左右の手にそれぞれ武器を持っては戦えないが、ド派手にショットガンやマシンガンをぶっ放すキャラクターは楽しい。
ルーシーやキーウィの様な「ネットランナー」も楽しい。ハッキングで様々な機器を乗っ取り、カメラで偵察、敵のタレットを奪い同士討ちをさせるなど"魔法使い"さながらの活躍も可能だ。目が合った敵のクロームをハッキングし暴走させることで敵の視覚を奪ったり、発火させることもできる。
アニメでは仲間と協力して仕事をしていたが、「サイバーパンク2077」は1人で様々な依頼をこなしていくことになる。隠密中心で行くか、正面突破かでもアプローチが変わる。もし「サイバーパンク エッジランナーズ」の世界に自分がいたら、どんなキャラクターになろう……? 「サイバーパンク2077」はそんな夢を叶えてくれるゲームなのだ。
筆者は「サイバーパンク エッジランナーズ」を見て、2度目の「サイバーパンク2077」をプレイしている。前回は銃火器とハッキングを使いこなすキャラクターにしたが、今回はあえて「ブレード」を中心にした。腕に大きな刃物を内蔵する「マンティスブレード」は武器の装備枠も使わず、敵にインファイトを挑める優秀なクロームである。
ブレード能力を上げれば、ブレードを装備中のアーマー値が増え攻撃スピードも上がる。敵に近づき、素早い斬撃を繰り出すのは楽しい。マンティスブレードも良いが、刀を作って戦うのも楽しい。鍛え上げた刀の技でこの世界を生き抜くというのもカッコイイ。「サイバーパンク2077」のキャラクタービルドは自由度が高い。サンデヴィスタンを効率よく使う戦い方、ひたすら拳にこだわったキャラクター、最強の拳銃使いや、ステルスに優れたスナイパーなど、様々なことができるのである。
「サイバーパンク2077」はやはり特別な楽しさがあるRPGだ。世界観、盛りだくさんなジョブ、魅力的なキャラクター作成……いつまでも、どこまでもどっぷりと楽しめる作品である。Vの運命を知りたい人はメインジョブを積極的に進めるだろうし、この世界にいつまでもいたいという人はサブジョブをじっくりプレイしていくだろう。
本作が発売されて2年、アップデートにより発売当初問題となっていたバグもなくなりプレイしやすいゲームとなった。ジョブやアイテムも追加されやりこみ要素も増している。2023年には追加コンテンツも予定されており、「サイバーパンク2077」はさらに発展していく。「サイバーパンク エッジランナーズ」のおかげで本作はさらに魅力的な作品となった。この機会にぜひ挑戦して欲しい。
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