【特別企画】

PS4対応コントローラー「C40 TR Controller」の使い心地を体験してみた

かゆいところに手が届きまくる! 便利すぎる機能満載

発売時期未定

価格:199.99ドル

 「C40 TR Controller」は、ASTRO Gamingが発売しているプレイステーション 4/PC対応ワイヤレスコントローラー。プレイステーションのオフィシャルプロダクト商品で、現時点では海外でのみ販売されており、日本での発売は未定。価格は199.99ドル。

 ASTRO Gamingは、ロジクール傘下のハイグレードゲーミングブランドで、プロゲーマーやコアな愛好家などへ向けたゲーム周辺機器を提供している。高級感が漂うデザインの商品が多く、ラグジュアリーブランドとして独自の発展を遂げており、同社のヘッドセットやミックスアンプなどは多くのゲーマーから支持を得ている。まさに「C40 TR Controller」も約200ドル、並行輸入品として購入した場合は3万円ほどのお値段にもなる高級品だ。重厚感ある見た目からしても圧倒的な存在感を放っており、その価格帯に見合ったハイスペックな機能がふんだんに搭載されている。また、本商品が日本で発売されていない理由や、ASTRO Gamingについては別稿で詳しくご紹介しているので、そちらもぜひご覧いただきたい。

 筆者の偏見なのだが、そもそもカスタマイズ機能が搭載されているコントローラは、プロやコアなゲームファン、またはすでにプレーヤースキルが高い玄人のみが使用する代物だと思っていた。価格からしても初心者や、自身のプレーヤースキルについてPS4で重要視していない人にとっては敷居の高い商品といえるし、手を出すことすら躊躇してしまう。日頃DUALSHOCK 4を愛用している筆者からしても、実際コントローラーを変えたところで所詮は使用している人自身のスペックが高いんじゃないの? さらに、それを使ったとしても宝の持ち腐れになりそうだし……。と考えていた。そう、C40 TR Controllerを使用する前までは。今回は、普段からeスポーツ作品などでDUALSHOCK 4以外のコントローラーを愛用しているというコアゲーマーだけではなく、もっと快適に充実したゲームライフを送りたいと考えているライトユーザへ向けても本製品をご紹介していきたい。

パッケージからも漂うエリート感! 重厚感あるデザインがかっこいい
パッケージを開けると専用ハードケースがお目見え
着脱式のアナログスティックやオプションパーツが収納されている
コントローラー本体。持ち手はマットな質感でグリップしやすい
同梱物一覧

まるっと着脱できるアナログスティックとDパッド

 C40 TR Controllerの最大の特徴は、着脱式のアナログスティックとDパッドを部品ごと取り外しができることだ。本製品は付属のドライバーを使用して本体にあるネジを回せば、簡単にカバーが外せてアナログスティックを丸ごと変えることができる。DUALSHOCK 4のスティックを交換しようとすると、本体を解体する必要があるため、このモジュールごと取り外せるのはとても簡単で便利だと感じた。同じコントローラーを使い続けていると、スティックカバーのゴムが摩耗してしまったり、スティック自体の故障もあるため、特に部品の中で壊れやすいスティックの替えがきくC40 TR Controllerはコスパ面でも優れていると言える。

付属の専用ドライバー。ASTROのロゴ入り!
4カ所あるネジを回せばカバーを取り外すことができる。ネジはカバーと一体型になっているので無くす心配もない
アナログスティックとDパッドは着脱可能。スティックごと取り外せるので簡単に配置替えすることができる
コントローラーのカバーを外した状態
付属品のアナログスティック。高さや形状が異なる

 スティックは、初期状態でキャップ部分が凹んだ短いものが計2個装着されている。また、付属品の交換用のスティックは、計4個同封されている。その内訳は、キャップ部分に凹みがあり長いスティックが1個。キャップ部分がドーム状の長いスティックが1個。また、トップがドーム状の短いスティックが2個付属されており、スティックの高さなど好みに合わせたものを選べるようになっている。なお、キャップ部分のみ入れ替えることはできない。最初は、スティックの外し方がわからず、引っ張ったら壊れてしまうのではないかとドキドキしたのだが、思い切って引っこ抜いてみると簡単に外れるようになっていた。

 本体の側面上部にあるスイッチで、接続を有線か無線に切りかえることができ、オフィシャルプロダクトを感じさせるPS4おなじみのボタン配置により、親しみやすく万人受けしそうなディテールになっている。本体のマットな質感は嫌味にならない高級感を演出していて、滑りにくく手にもフィットしやすい。さらに12時間連続可動する長持ちなバッテリーは実用性にも優れている。

DUALSHOCK 4と比べるとサイズは少し大きいが、女性でも持てるサイズ感
背面。設置されているリアボタンはゲームのプレイスタイルに合わせて好みのボタンを割り当てることが可能
本体の側面上部には、 有線・無線接続とコントローラーの設定が切り替えられるスイッチがある。中央の差込口は有線で使用する際、USB端子を接続できる
右スティックを外した状態。工具を使用せず、スティックを引っ張るだけで取り外しが可能

DUALSHOCK 4との比較

 気になった点としては、DUALSHOCK 4と比べると本体サイズが大きく感じたことだ。デフォルトで配置されているアナログスティックのポジションだと、本体の縦幅が長いのでギリギリ左親指がスティックに届く距離感だった。そのため、親指と人差し指を常に広げた状態にする必要があり、筆者の手のサイズだと長時間プレイするには少し扱いにくかった。

 また、DUALSHOCK 4では、コントローラーのPSボタンでPS4本体を起動することができる。しかし、C40 TR ControllerではPSボタンを押してもPS4本体を起動することはできない。そのため、PS4本体にある電源スイッチを押して起動させる必要がある。毎回PSボタンを使用して本体を起動させていたので、ちょっとの違いなのだが少し不便さを感じてしまった。

 ただ、筆者はDUALSHOCK 4を使用していると、左スティックに力を入れすぎてしまう癖がある。長時間コントローラーを使用していると親指から付け根部分にかけて痛くなることが悩みだったのだが、高さのあるドーム型のスティックキャップに変更して本製品を使用してみると、指に負荷がかからない、程よく力が抜けた状態で操作することができた。しばらく使用してみても、スティックが指になじみ、親指も痛くならず快適にゲームをプレイし続けることができた。本製品のスティックの配置を自分好みにカスタマイズできる機能にとても魅力を感じた。

DUALSHOCK 4を握った場合は手にゆとりがある
C40 TR Controllerを持ってみると、コントローラーと手の間にすき間ができない
DUALSHOCK 4と並べてみるとC40 TR Controllerは、全体的に丸みを帯びており縦のサイズが少し大きい
左スティックは左上に固定して使用するのが筆者のベストポジション。この配置なら、いつもより親指に負荷がかからなくなった。自由に配置を変更できるのはとても便利!

C40 TR Configurationソフトウェアで自由自在にカスタマイズ

 ゲームで快適に操作する為に重要な設定となるコントローラのボタン配置も、公式サイトより無料でダウンロードできる、C40 TR Controller設定ソフトウェアを使用することで行なえるので、さらに使い心地を向上させることが可能だ。PCにソフトをインストールし、 C40 TR ControllerをUSBでPCにつなげば、使用しているスティックの配置などがすぐさま反映され細かいカスタマイズを設定することができる。

【C40 TR Configuration ソフトウェア】
すべてのボタンの割り当てを変更できる。マッピングはデフォルト以外に2パターン作成できるため、ゲームに合わせて設定を保存して、さらに背面ボタンを押せばゲーム中に切り替えることもできる
スティックの感度も調節できちゃう
トリガーは4段階で調節可能。コントローラの可動域を確認しながら細かい数値設定を行なうことができる
左がデフォルトの設定で、右がカスタマイズした数値。右側の画像にある曲線の白い点が、実際にボタンを押し込んでいる深さでオレンジ色の曲線が可動域を現わしている。設定を変更したことで素早い入力が可能となった
サウンドの設定も可能。イコライザーで音の聞こえ方を調整できる

 FPSやTPSといったゲームの基本操作では、まず武器のサイトを覗き込み、敵にエイムを合わせ銃弾を発射する。相手を倒すことが目的となるため、いかに弾を外さず敵に向かって“素早く”銃弾を撃ち込めるかが重要となる。ほとんどのFPS/TPSタイトルにおいて、コントローラーの初期設定で、照準/攻撃といったアクションはR2/L2のトリガーに割り当てられている。R1/L1のボタンに比べて、R2/L2のトリガーは長さもあり、少し内側にカーブしているため指がかかりやすくフィットするためだろう。

 しかし、DUALSHOCK 4を使用している人の中には、そのボタン配置をR1/L1にしている人がいる。なぜそうしているかというと、R2/L2はボタンの可動範囲が広いので、トリガーを深く押し込む必要がある。従って、0.1秒の遅延の差が勝敗に影響するFPSの世界ではトリガーの深さを浅くした方が、素早い反応を実現し、相手に撃ち勝てるようになるのである。

 だが本製品では、トリガーの入力の“深さ”を4段階に調節できる。ソフトウェアでトリガーボタンの押し込む深さを細かい数値で設定できるので、ごく浅い押し込みにすれば、トリガーに“触れただけで”操作を行なえるようになる。そのため、C40 TR Controllerでは本来のトリガーのメリットを損なわず、素早い入力に対応したカスタマイズができるようになっている。

【DUALSHOCK 4】
側面上部
横から見たR1トリガーボタン
ボタンが浅いので、すぐ押し込むことができる
横から見たR2トリガーボタン
R1と比べると、R2ボタンは深く押し込む必要がある
【C40 TR Controller】
ソフトウェアのトリガー設定で感度を変更すれば、画像のようなボタンに“ほぼ触れただけで”反応するようになる
R2トリガーを一番深くまで押し込んだ状態

右スティックを操作しながら〇×△□ボタンを無理なく使用できる便利な背面ボタン

 コントローラーの背面にはボタンが2つあり、〇や×をはじめとしたボタンを割り当てることができる。背面ボタンは、コントローラーをグリップした際の中指と薬指にかかる自然にボタンが押しやすいポジションに絶妙に配置されている。通常のコントローラーだと、右スティックを使用しながらジャンプするために×を押そうとすると、“モンハン持ち”と呼ばれる×ボタンを人差し指で押すといったポジションで指がつりそうになりながら操作したり、ゲームの設定でボタン配置を変更するといった工夫が必要になるが、C40 TR Controllerでは背面ボタンを活用することで、簡単に実現することができる。

コントローラ背面にあるUL/URボタン。サイズも大きめなので、コントローラを握った指でもとても押しやすい
モンハン持ちスタイル。DUALSHOCK 4で右スティックを操作しながら〇×△□ボタンを押そうとすると、かなり無理がある指のポジションになる

サウンド設定により音響効果も変えられる

 C40 TR Controllerは、音響設定も充実している。コントローラー本体にスピーカーが搭載されているのでDUALSHOCK 4同様、コントローラー本体からも音が出るようになっている。さらに、ソフトウェア上で行なえるイコライザー設定では、ヘッドセットを接続した際の音の聞こえ方を自分好みの音響に設定することができる。重低音に特化した音響にすれば、DUALSHOCK 4と比べてもゲーム中の足音がより強調され、どこから敵が向かってくるのか聞こえやすくなり、ゲームへの没入感を高めることができた。また、マイクがオンの時にヘッドセットから自分の声がリアルタイムで聞こえるように音量を調整できる、サイドトーンといった機能も備わっている。

PSボタンの上部にある穴がスピーカー。ゲームによっては、効果音などがコントローラーから聞こえるようになっている
本体にあるイヤフォンジャックにヘッドセットを接続。ソフトウェアで設定した音響効果でゲームをプレイできる

上手い人が使うのではなく、上手くなる為に使用するのだ!

 無事にソフトウェアでの設定を終えた筆者はまず、「モンスターハンター:ワールド」(以下、MHW)をプレイしてみた。「MHW」ではフィールド上で探索し、素材を採取しながらモンスターを狩猟する。主に〇ボタンで採取を行なう動作をするのだが、ここでは背面ボタンの”URに〇”、”ULに×”ボタンを振り分けたことで、右スティックの視点移動をしながら、〇をはじめとしたボタン操作でのアクションができるようになった。回復薬などといったアイテムも、基本的に現地で必要な素材を集めて、自分で調合する必要があるので、モンスターを倒すためにも採取は重要なアクションのひとつである。

 しかし、フィールド上には小型から大型まで様々なモンスターが生息している。モンスターはこちらに気づくと襲い掛かってくるため、常に周囲を気にしながら採取を行なう必要がある。また、フィールドではモンスターの足跡や爪痕といった痕跡が落ちていて、収集することで新たなクエストが出現するようになるため、痕跡集めも重要な工程となっている。C40 TR Controllerを使用すると、右スティックで視点移動をしながら、背面ボタンで〇ボタンなどのアクションができる。モンスターに襲われている時でも常にモンスターに視点を合わせていられるので、採取中に突如背後から襲われるといったストレスがなくなり、効率よく採取を行なえることに感動した。

2体のモンスターに襲われながらも、痕跡を集めている様子。視点移動(右スティック)+〇ボタン(背面URボタン)を使用できるため、常にモンスターの行動を視界に入れて安全を確認することができる
モンスターはまれに落とし物を落としてくれる。レア素材の可能性もあるので、忘れずに拾っておきたい。ここでもモンスターの位置を確認しつつ、落とし物を安全にゲットすることができた

 「MHW」では武器が14種類あり、それぞれアクションが異なる。筆者は主にチャージアックスと弓を使用することが多いのだが、今回は一例として弓での操作感をお伝えしたい。弓ではL2と右スティックで照準を合わせ、主にR2ボタンで弓を引くのだが、押し続けると基本的には3段階まで威力を溜めることができる。そこから〇ボタンのアクションで拡散矢を放てる“剛射”をするとさらに1段階威力を高めた射撃を行なえるようになる。攻撃アクションを繋げコンボにすることは、武器の最大火力を引き出すことができ、モンスターを討伐するにあたって重要な役割となる。

 だが、モンスターもじっと止まってはくれない。フィールド上を端から端まで動き回り、様々な攻撃アクションを用いて襲い掛かってくる。そのため、モンスターを攻撃しながら、視点を移動させるのはかなり苦労するのだが、C40 TR Controllerは視点移動をしながら〇ボタンを操作できるようになる。モンスターを目で追いながら確実に射撃を行なえるようになったおかげで、部位破壊なども的確に狙えるようになった。

×ボタンを押す通常の回避も、右スティックでモンスターを見ながら行なえる。攻撃をいかに避けるかが重要なゲームの為、C40 TR Controllerとの相性は抜群といえる!
高さのあるスティックのおかげで、エイムしやすくなり部位破壊も狙いやすくなった

 弓で攻撃する際、威力を溜める動作をいかに行なえるかが重要になってくる。モンスターの攻撃を避ける回避アクションは×ボタンで行なうのだが、弓には回避をしながら射撃の威力を溜めることができる「チャージステップ」(以下、CS)というアクションがある。CSは、L2で照準を合わせたまま×ボタンを押すことで発動する。そのため、DUALSHOCK 4を使用時は右スティックは使わずに×ボタンのみを押してCSしていたのだが、モンスターを常に画面上に捉えることが難しく矢を外してしまうこともしばしば。

 しかし、C40 TR Controllerを使用してみると右スティックでモンスターを画面上にロックオンしながらCSすることができるようになり、的を外さなくなったのだ。せっかく威力を溜めても、的から外してしまったら元も子もなくなるので、確実に攻撃を当てられるようになれば、クエストを効率的に回すことにも一役買ってくれそうだ。

右スティックで視点移動しながら、×ボタンでCSを発動。視点移動で常にモンスターを画面に捉えながら、×ボタンでの回避がとてもしやすい
△+〇ボタンで貫通矢である「竜の一矢」を放てる。ボタンを2個同時に押す武器アクションも多いので、背面ボタンが増えたことで操作が楽に行なえるようになった

 続けて「RAGE2」でゲーム中に登場するチャズカーダービーといった車のレースで試してみた。ここでも背面ボタンが大活躍してくれた。車の操作方法で、速度が加速するブースト機能は×ボタン、サイドブレーキは〇ボタンを押すのだが、「RAGE2」ではブーストを常に押した状態で車を走らせることができる。だが、DUALSHOCK 4使用時はコーナーを曲がる際に使用するサイドブレーキを押すのが遅れ、曲がりきれずによく壁に激突していた。C40 TR Controllerでは、背面ボタンを活用することで、ブーストしながらサイドブレーキを操作しつつ、アナログスティックも微妙な角度調整がしやすくなったため、壁に激突せずコーナーを綺麗に曲がりきることができた。そのお陰で、なんとベストラップを30秒も更新することができた。

コースを2周するタイムアタックで、DUALSHOCK 4を使用していた時のラップタイムは3分41秒
コントローラーを変更してみると、ブーストとサイドブレーキを同時に押せるようになり、コース上のカーブを最短ルートで曲がることができた
1位でゴールできたヒャッハー! ラップタイムは3分11秒。30秒もタイムを縮めることができた!

 便利すぎる背面ボタンに感動した筆者は、普通のコントローラーにはもう戻れないかもしれない……と、最愛のDUALSHOCK 4からC40 TR Controllerへ気持ちが揺らぎつつあったので、「フォートナイト」でもコントローラーを試してみることにした。武器を使用してのアクションに加え、建築といった要素もあるバトルロイヤル。そのため、広大なマップから必要な資源や武器を集めつつ、敵である99人のプレーヤーから身を隠しながら戦うので常にやることがあり、操作する手元も忙しくなる。

 さらに、いつどこから相手に狙われるかわからないので、敵の照準に合わせにくくするため、常にジャンプしながら移動を行なうのもひとつの攻略法となる。周りを見渡す視点変更は右スティックで行なうので、ともに右手を使用する〇×△□ボタンと右スティックを同時に使用するのはなかなか難しい。しかし、C40 TR Controllerの背面ボタンを使用することで、視点移動を行ないながらジャンプで移動といった動作も驚くほど簡単にできるようになった。

周辺を見渡しながらジャンプする動きが楽々できちゃう! 嬉しさのあまり常にピョンピョンしていた
スティックが高くなったことで操作感が変わり、エイムを合わせやすくなった。初弾を外さずに済んだので、撃ち合いになった際に勝利することができた

 また、サウンドでもメリットがあった。筆者はいつも有線タイプのヘッドセットを使用しているのだが、イコライザー設定で低音が強調されるようにしていたため、DUALSHOCK 4での聞こえ方とは明らかに違う音を感じることができた。「フォートナイト」は、標準でも比較的足音が大きく聞こえるが、いつもよりさらに聞こえやすくなり、右後方から足音が近づいてくるといったように方向も判断できるようになったのが驚きだった。FPS/TPSだと、物音は敵の位置を知る重要な要素となるので、コントローラーだけで、音響を変えられるのはとても魅力的だし、ハイスペックと言われる要因でもあるなと実感した。

 また、トリガーの押し込みを浅く設定したことで、敵と遭遇してから銃の弾を当てる速度が向上した。アナログスティックを操作しやすい場所に配置し、指なじみがいい高さのあるキャップに変更したことで、エイムアシスト機能が強化されたような感覚で、DUALSHOCK 4を使用していた時よりも初弾を外さず当てられるようになった。相手に初弾から打ち込めるとその分体力を早く減らせるようになるので、以前よりも撃ち勝てる場面が増えるようになった。

サウンド設定により足音で敵が来る方向がわかるようになった! 相手の位置を予測してジャンプしながら右スティックですぐさまエイムを合わせる
ジャンプしたことで、相手が弾を数発外してくれたので着地と同時に無事敵を倒すことができた

 筆者は主にFPS/TPS、アクションゲームで使用してみたが、カスタマイズ設定もデフォルト以外で2パターン保存できるので、様々なジャンルのゲームで威力を発揮してくれることだろう。劇的な変化に自分のプレーヤースキルが格段に向上したのかと思わず勘違いしそうになったが、そのくらいコントローラでここまで変わるのかと感動し、ハイスペックな機能を視覚、聴覚、触覚をフルに使って体感することができた。例えるなら、レベル1の状態でいきなり最強武器を装備を手に入れた気分だ。そして何より、練習を重ね使いこなしていくことで自身のプレーヤースキルも身に付いていくはずだ。

 ゲームをしていると、もっと上達したい、さらに上を目指したいと思うことがあるが、PvPを行なっているとより強くそう感じるようになる。ゲーム中級者や上級者といったプレーヤースキルも兼ね備えたユーザーなら当たり前の感覚かもしれないが、ゲーム初心者だって上手くなりたいと思っているのだ。ゲーム中のちょっとしたモヤモヤを解決してくれる便利なお助け機能が搭載されている本製品。海外でしか販売されてないため、使ってみたくてもなかなか試すことができないといった人も多いと思うが、プロやコアなゲーマーから見てもC40 TR Controllerは、現状最強のスペックを誇るPS4対応コントローラーと言えるのではないだろうか。これさえ持っていればゲームのジャンル問わず最適なゲーム環境をサポートしてくれ、長く付き合っていける代物であることは間違いないだろう。本製品を使用してゲームをすると今まで体感したことのない体験をすることができるはずだ、少しでも気になっている人はこれを機に手に入れてみるのはいかがだろうか。

筆者がゲームで使用した配置。左上のアナログスティックは高さがあるドーム状のタイプで、右スティックはトップに凹みがあり低いものをチョイス。とにかく使いやすく手放せなくなりそうだ!