インタビュー
賑やかすぎる箱庭&育成ゲーム「ぷちココ」インタビュー
ユーザー投稿の“擬人化イラスト”に本家も反応?! キャラクターのかわいさも人気
(2013/5/31 15:22)
ユーザー投稿の“擬人化イラスト”に本家も反応?! キャラクターのかわいさも人気
――キャラクターについても、色々と種類があってかわいいですよね。
久田氏: キャラクターでは、女性がターゲットという意識を持ちつつも、男性から見てもくどくないものにこだわりました。男性が育ててもかっこいい、かわいいと感じてもらえるようなキャラクターも入れることで、みんなが楽しめるような世界になったと思います。
――生まれたてはかわいらしかったのに、進化させると見た目が大きく変わって驚くこともありました。
久田氏: そのような声も非常に多くあるのですが、ただ、たくさんキャラクターがいる中でかわいいキャラクターの割合は多くなっているので、ぜひ自分のお気に入りを見つけていただけたらと思います。
村下氏: 進化するにつれてサイズが大きくなるキャラクターなどもいて、これは男性ユーザーに向けた部分もあります。男性も嫌がらない、男性も遊べるというところで、かっこいいキャラクターも入れています。
久田氏: いつとは言えませんが、キャラクターの進化過程を好きな状態にさせておくという機能を検討中です。キャラクターについては、それぞれの種類、それぞれの進化過程で1つとして同じ動きがないという状況ができているので、そういった細かい表情や動きを楽しんでいただけたらなと思います。
またお気に入りを作って終わりではなくて、そのお気に入りのココを使って交配をさせて、新しいココの育成を楽しんでもらえます。「ぷちココ」では自分で作ったものや育てたものが勝手に消えるということはなくて、交配をさせても元のココは残ります。次の新しいココをどんどん生み出していけるというのが、他のタイトルとは違うところですね。
――ココの動きで言えば、炎をまとった狐「フェネル」が最終進化形態になると自らの炎で焦げ続けていて、とても気になります(笑)。
久田氏: あれはフェネル君も火傷してしまっているかもしれませんね(笑)。将来的には、他のアニメーションが入ったりして、変化が起きるかもしれませんよ。神ココになった「フェネル」のアニメーションも非常に面白いものになっていますので、期待していてください。
――キャラクターごとに本当に動きが違いますが、どのように制作されているのですか?
久田氏: 企画からコンセプトが出たり、デザイナーからイラストが上がってきた段階で、アニメーションを付けるフラッシャーの方にお任せしています。その後ブラッシュアップを経てから実際に育ててみて、他のココたちとの動きのバランスを調整していきます。
――ユーザーからのキャラクターの反応はいかがですか?
久田氏: 最も人気があるのは、羊型のココ「メェベ」です。グッズ化してくれという問い合わせが非常に多いですね。是非ともグッズ化は目指したいですね。
村下氏: すでにユーザーさんの手作りぬいぐるみが公式サークルでアップされたりしていますよね。
久田氏: 他にもイラストが上がっていたり、「ココがもし人だったら……?」という擬人化シリーズなども人気があります。それぞれのクオリティも高く、愛されてるなと非常に嬉しく思っています。
公式サークルは、必ず見させていただいております。弊社にはイラストレーターの公式ブログがあるのですが、擬人化シリーズに触発され、本家のイラストレーターが擬人化イラストを掲載しています(笑)。これはイラストレーターの遊び心なので公式のキャラクターではないのですが、今後も相互的に盛り上がっていければと思います。
――ということは反響も予想以上にあると。
久田氏: 反響は予想以上に多くいただけています。まずは、現在プレイしているユーザーの皆さまにもっと楽しんでいただきたいて、将来的にはさらに多くの方々にプレイして頂けるところまでいけたらなと思います
Mobageプラットフォームではここまでの育成ものは他にないので、若干不安ではあったのですが、それが受け入れられているので、よかったです。
――今後の取り組みはいかがですか?
久田氏: より多くの人に知ってもらうという意味で、招待の部分をもう少し強化して、招待する側もされる側もハッピーになれる施策を行なっていきます。まだ具体的に決まっているわけではないのですが、リアルの場とのコラボも考えています。
また6月3日までは、「サプライズ大作戦!」というイベントを開催しています。メェベが失くしたリボンを全ユーザーで探し出すといったもので、ココ友(フレンド)と協力するとより楽しめる仕組みになっています。ダークサイドに落ちてしまった青い色の「メェベ」も登場するので、こちらもよろしくお願いします。
――では最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
久田氏: 通常のタイトルではターゲット層が明確というのが当たり前ではありますが、「ぷちココ」の場合は誰がやっても楽しめるものです。やれることをやった分だけプレイできる幅が広がりますし、プレイすればするほど味が出ます。まったりとプレイしながら、お気に入りのココやデコを探していただきたいと思います。
運営としては、ユーザーの皆さまのご要望は真摯に受け止め、できるところから改善、拡張していきます。また仕組みを踏まえた「遊びのカケラ」を提供していきたいと思います。Mobageプラットフォームの中では新しいジャンルですし、流行にとらわれるタイトルではないので、誰がいつ初めても出遅れるということはありません。まずはプレイしてみてください。
村下氏: 老若男女問わず、絵を見て直感的に誰でも進めていけるようになっているので、触っていただけたらと思います。今後もちょっとした小ワザや裏技を提供していきますし、何かしらの変化があるので、いつでも来て楽しんで欲しいですね。ユーザーの皆さまからの声は随時募集しています。厳しい言葉も受け止めますし、嬉しい言葉もたくさんいただければと思います。
――ありがとうございました。