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【年末特集】2023年こそ行ってみたい! 「ジブリパーク」までの“道のり”攻略ガイド

名古屋駅から電車で50分! 郊外にある「ジブリパーク」は公共交通機関で向かおう

 「ジブリパーク」へ向かう日が近づいてくると、気になってくるのがアクセス方法だ。先ほども述べたように、ジブリパークは名古屋駅から50分ほどの郊外にある。だが、パーク専用の駐車場は用意されておらず、パークには“公共交通機関”にて訪れるようアナウンスされている。ここからは“愛知県外”から行くことを想定して、名古屋駅からジブリパークまでのルートを見ていこう。

名古屋駅からジブリパークまでのGoogleマップ。画像では車でのルートとなっているが、専用の駐車場が用意されていないため、車での移動は避けたい

 東京から福岡・博多までを結ぶ「東海道・山陽新幹線」を利用した場合は「名古屋駅」で下車。その後は「地下鉄 東山線」へ乗るため、まずは新大阪方面にあるエスカレーターより“新幹線北乗換口”を目指そう。

 “新幹線北乗換口”へたどり着くと、新幹線のチケットを改札に通す。ここでは一旦チケットが戻ってくるため、そのチケットを受け取った後は「北通路」をただひたすらに歩く。数々の在来線の出入り口を尻目に、まっすぐ歩くと「桜通口」に辿り着くだろう。そこでもう一度新幹線のチケットを通すと、JR名古屋駅を抜けたことになり、もう少しまっすぐ歩けば「地下鉄 東山線」のホームにつながるエスカレーターがある。

JR名古屋駅の構内図。画像手前・青色の新幹線ホームより左の「北通路」を歩き、画像奥・ライトグレーの「地下鉄 東山線」を目指す

 「地下鉄 東山線」は、名古屋市交通局が運営する地下鉄。現在地点となる「名古屋駅」から、次は「藤が丘駅」に向かうため「1番線・藤が丘行き」に乗車しよう。乗車時間は28分と長めだが、料金は310円と比較的リーズナブル。現金で乗車券を購入できるほか、SuicaやICOCAといった一部の“交通系ICカード”もそのまま利用できる。

 藤が丘駅にて下車すると、次は「リニモ」を目指し改札口へと降りてゆく。南改札口からは向かって左、北改札口からは向かって右に行くと、「リニモ・藤が丘駅」へと下るエスカレーターがある。

名古屋市交通局にて利用できる交通系ICカード。SuicaやICOCAも利用できる
「東山線・藤が丘駅」の構内図。ホームから改札口へ降り、画像手前の「リニモ」を目指す

 「リニモ」は愛知高速交通が運営する“磁気浮上式(リニアモーターカー)鉄道”。現在地点となる「藤が丘駅」から、ジブリパークが併設されている「愛・地球博記念公園駅」へ向かっていく。「藤が丘駅」はリニモの始発点であるため、ホームで迷うことはないだろう。乗車時間は13分で、料金は360円となっている。現金にて乗車券を購入できるほか、ここでもICOCAやSuicaといった交通系ICカードが使用できる。

 ここまで来ると、迷うことはもうない。「愛・地球博記念公園駅」へ到着次第、改札口へと向かい、「ジブリパーク」に近い“2番出口”を降りると、左手が「ジブリパーク」の正面玄関だ。なお、名古屋駅から「ジブリパーク」へは、2回の乗り換えが必要となった。名古屋駅からの移動時間は、最短でも50分、長いと1時間以上かかるだろう。余裕を持ったスケジュールで「ジブリパーク」に臨むのが吉だ。

 あとは思い切り「ジブリパーク」を楽しむだけ。次項では、3つのエリアにわかれる「ジブリパーク」の見どころを紹介していく。どの作品の世界を回るか、トトロは一体どこにいるのかも含め、これからチケットを取る際の参考になれば幸いだ。

「リニモ 愛・地球博記念公園駅」では、改札口へと降り、“2番出口”を目指す