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「東京おもちゃショー2015」バンダイブースをレポート!
「DX 超合金魂 グレートマジンガー」ほか、最新おもちゃを紹介
(2015/6/19 00:00)
国内外の最新おもちゃの見本市「東京おもちゃショー2015」が6月18日、東京ビッグサイトにて開幕した。会期は6月18~21日の4日間で、一般公開日は14~15日となっている。入場は無料。
今回も今年の夏から年末にかけて発売予定の新製品を、150以上のメーカーが出展し、当日早朝から多くの来場者が会場に足を運んでいた。本稿ではその中でも大きな注目を集めていたバンダイブースの気になる最新製品をお届けしよう。なお展示内容については、一般公開日には変わる可能性もあるので、ご了承いただきたい。
永井豪氏も登場! 「DX 超合金魂 グレートマジンガー」を大プッシュ!
2012年に発売された「DX超合金魂 マジンガーZ」に続くラインナップとして、「DX超合金魂 グレートマジンガー」が、この「東京おもちゃショー2015」にてお披露目された。全高325mmのビッグスケールの超合金魂で、各関節の可動はもちろん、ブレーンコンドルや胸部グレートブーメランの着脱、両眼やブレストバーンの発光などのさまざまなギミックを備えている。また野田圭一さん演じる剣鉄也のボイスや、3曲の主題歌(インストゥルメンタル)、必殺技の効果音などのサウンドギミックは、付属のリモコンによって発光ギミックとともに再生できる仕様だ。
圧巻なのは内部メカニックの再現で、同シリーズのマジンガーZ同様、外部装甲を取り外すとメカニックディテールが露出。マジンガーZよりも強いことをイメージさせる、密度の濃いメカニックが内蔵されている。もちろんそのまま可動させることもできる構造で、左右分割された装甲により、カットモデルとしても楽しめる仕様だ。飛行用の翼「スクランブルダッシュ」のほか、「ドリルプレッシャーパンチ」などを再現する各種武器も付属し、プレイバリューも非常に高い製品となっている。12月26日発売予定、価格53,784円。
DX 妖怪ウォッチU プロトタイプ
「DX妖怪ウォッチ」の最新作が登場。この「DX 妖怪ウォッチU プロトタイプ」は、従来通りこれまでの全ての「妖怪メダル」と連動するおもちゃだが、メダルをセットしたときの妖怪サウンドや召喚ソングを一新し、点灯するLEDのカラーも増えて、以前のバージョンを持っていても、新たに楽しめる仕様となっている。
また本体にSDカードのスロットが装備され、公式サイトにて配信されるアップデートファイルで、本体の内容を更新すると、新規のサウンドやボイスが再生される仕組みだ。新妖怪メダル「メリケンメダル」の「USAぴょん」、「ピントコーン」2種が付属する。8月上旬発売予定で、価格は4,200円(税別)。
超次元変形 フレームロボ
バンダイホビー事業部のTwitterで公開された謎のパーツのメインビジュアルが一部で話題となっていた製品の正体が、この「超次元変形 フレームロボ」である。PP製の1つの大きなランナーパーツを切り取るとそれがパーツになり、それぞれを折り畳んで組み立てると「ロボフォーム」なるロボット形態や、ウェポンフォームなる武器形態にして遊べるという斬新なプラモデルだ。
面白いのは、ロボフォームやウェポンフォームを分解して特定の形に組むと、最初のランナーパーツの状態に近い「フレームフォーム」となり、箱などにしまっておけるという、プラモデルの概念を覆す製品となっている。
関係者いわく「何度でも作れるプラモデル」で、子供たちが最初に作るプラモデルを想定しているとのこと。本体のカラーリングはシールにて表現するそうだ。「ガイアフレーム」(青)、「マーズフレーム」(赤)、「マーキュリーフレーム」(緑)の3種がラインナップされ、9月発売予定で価格は各500円(税別)。
モンスターハンター スピリッツ 魂石(こんせき)シリーズ
6月25日より可動が開始される、カプコンとマーベラスの共同開発によるアーケードのカードゲーム「モンスターハンター スピリッツ」と連動するおもちゃ「魂石(こんせき)」シリーズが発売となる。ハンターとモンスターがコンビを組んで戦うゲームの最中に、専用のスロットにこの「魂石」をセットして特定のタイミングで「開放」すると、対応のモンスターがランダムで登場し「魂石技」で相手を攻撃してくれるという仕組みだ。
「魂石」自体には電飾やICカード的な機能はなく、本体裏側のバーコードを筐体でスキャンするという比較的単純な構造で、価格も安く抑えられている。第1弾として「MHS-01 リオレウススピリッツ」、「MHS-02 ゴア・マガラスピリッツ」、「MHS-03 セルレギオススピリッツ」の3種が、6月27日発売予定。価格は各980円(税別)。
想造ガレリア「フラップター」
スタジオジブリの作品で、劇中で描かれなかったリアルを想像し、それをデスクトップモデルとして再現する「想造ガレリア」シリーズの第2弾として発売される、「天空の城ラピュタ」の「フラップター」が出展された。海賊ドーラ一家の小型飛行メカで、劇中で印象的だった羽ばたきアクションを電動にて再現。各種計器のやライトの発光ギミックを内蔵し、本体の造形や塗装もリアルに表現されている。トグルスイッチやクランクで装飾され、「ラピュタ」の世界観をイメージしたディスプレイスタンドが付属。また羽根を折り畳んだ格納状態も表現可能だ。
製品はプレミアムバンダイでの限定発売で、現在予約を受付中。発送は2015年11月の予定で、価格は12.960円。また「想造ガレリア」第1弾として発売された「ロボット兵」の青色発光バージョン(2015年11月中旬発送予定、価格3,888円)も同時に予約受付中だ。
ネットdeカプセル
話題のガシャポン新サービス「ネットdeカプセル」も、イメージ展示がされていた。専用アプリ上で、事前に購入したポイントを使ってガシャポンを回すことで、ライブカメラで中継されているガシャポンマシンが遠隔操作で回され、出てきたカプセルトイが後日宅配で届くというものだ。プレイ料金は200~600円で、1商品につき100円の送料が含まれている。なお1度につき9回以上利用した場合は、送料が無料となる仕組みだ。会場ではアプリのボタンを押すと、後方に設置されたマシンのハンドルが自動的に回り、カプセルが出てくるギミックを実演できた。
suna・suna(スナ・スナ)
最近話題の手に付かない砂を使ってカタ遊びができるのがこの「suna・suna」(スナ・スナ)だ。砂500g(「シンデレラセット」のみ1kg)と、数種類のカタがセットになって、砂による立体造形が簡単にできるという製品だ。
砂は少しきつめにカタに押し込むことで、カタから抜いてもかんたんには壊れず、粘土などよりも簡単に、手をあまり汚すことなく楽しめるようになっている。砂粒はシリコンコーティングされているそうで、油などに浸したりしない限りは遊び続けることができるという。
基本的なカタが付属する「ベーシックセット」のほか、「きかんしゃトーマスセット」、「シンデレラセット」、「ニャムニャム妖怪ウォッチセット」などがラインナップ。全て9月下旬発売予定で、価格は3,480~5,980円となっている。また砂単品は500gで、価格は1,780円。