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【テトモン攻略企画】第7回:スキル解説編パート2! リーダースキル大全
リーダー&助っ人のみが発動するリーダースキル、選択は慎重に
(2013/10/10 00:00)
エレクトロニック・アーツが8月21日にiOS向けに配信を開始した「テトリスモンスター」(以下、「テトモン」)。この新感覚「テトリス」の魅力をお伝えすべく、GAME Watch編集部が攻略連載をお送りする。7回目を迎える今回の連載では、リーダースキルについて詳しく解説する。
リーダースキルをチェック!
リーダースキルは、一部のモンスターが持っている常設型の能力だ。そのモンスターをリーダーにした場合、もしくは助っ人にした場合にのみ発動し、クエストをプレイ中は常に効果が発揮される。通常のスキルとは異なり、「ドロップ」を待つ必要はなく、レベルアップの概念もない。
ちなみに、リーダースキルを持っているのは「一部の」モンスターと書いたが、原則としてレア度★3以上のモンスターが所持している。ただし例外があり、初期選択モンスターに代表される、「進化の原点になっているモンスター」は★2でも持っている。また、同系統のリーダースキルでも、モンスターのレア度に比例して補正が高くなるようになっている。
こうした要因から、当然ながらチームリーダーは★3以上で、なるべくレア度の高いモンスターにするのが鉄則。リーダーと助っ人で同時に2つのスキルを発動させられるため、組み合わせもしっかり考えたい。ここではまず、代表的なリーダースキルを詳しく見ていく。
癒しの呪い
【効果】
ダメージを与えるとHPを小回復する
【所持モンスターの例】
デビデビ系、セリオン系
攻撃のたび、与えたダメージの一部をHPに還元する。つまり、毎ターン自動的に回復してくれるという有用なスキルだ。ただし、回復量が極めて微量なことがネック。強敵ほど防御力が高いため回復量が下がる傾向があり、与ダメージが高ければ1,000以上回復することもあるが、これを回復手段として当てにするのはリスキーだ。ヒーリングタイムなどのメイン回復手段を用意した上で、サブ回復として使っていきたい。
地/水/火/風/闇/光の生命力
【効果】
地/水/火/風/闇/光属性の最大HPが50~125%アップする
【所持モンスターの例】
ユニコーン系、ペガサス系、ハルディン系、コーラル系、ヴィーヴル系、パピヨン系、リリム系、アスカ系
HPの最大値が増加するリーダースキルで、これを持つモンスターは防御力アップか、HP回復の通常スキルを持つ。その中でも、HP総量の一定率を回復する「ヒーリングタイム」を持つモンスターとは好相性で、自己完結するコンボを内包している。具体的にはハルディン系、ヴィーヴル系、アスカ系が該当。
地/水/火/風/闇/光の活力
【効果】
地/水/火/風/闇/光の攻撃力が25~100%アップする
【所持モンスターの例】
ヘルハウンド系、ゴーレム系、スノージャイアント系、ウィザード系、エルフ系、リトルヴァンパイア系、リチャード系、イグニス系、
チーム内にいる、特定属性のモンスターの攻撃力を高めるリーダースキル。初期モンスターも所持しており、多くのユーザーにとって最も馴染みのあるリーダースキルかもしれない。メンバーを同じ属性で固めれば、最大で5体までその効果が及ぶため、リーダーに採用するならば、単属性かそれに近い形でチームを編成するのがセオリーだ。
地/水/火/風/闇/光の加護
【効果】
地/水/火/風/闇/光属性の防御力が25~150%アップする
【所持モンスターの例】
ドラコ系、ドラゴン系、フェール系
活力系とは正反対に当たる、防御力を高めるリーダースキル。★2のドラコ系の補正は25%と低めだが、進化させると最終的に★5の覚醒ドラゴン系になり、防御力が100%アップする。これは事実上防御力2倍ということで、ここまで育てばかなり頼れるリーダースキルになる。また、フェールは例外的に★6の地属性モンスターで、補正は125%。進化させると★7の鋼鉄の壁フェールになり、防御力は150%アップする。被ダメージを激減させる、非常に強力なスキルだ。
Oの癒し
【効果】
OミノをドロップするとHPが小回復する
【所持モンスターの例】
ヘルミィ系、マリン系、ミィーナ系、レイ系
O型テトリミノ(黄)をドロップさせると、HPが回復するリーダースキル。回復量は1,000前後。ヒーリングタイムやヒールにはやはり及ばないものの、癒しの呪いと違ってこちらは固定値なのが大きい。攻撃を行なう(=受ける)ことなく回復できるのも強みで、回復のサポートとしては役立ってくれるだろう。特にマリン系とミィーナ系は、通常のスキルがヒーリングタイムとなっている。リーダーに設定すれば、1体で2つの回復手段を持つことになるので、ほかに回復要員がいない場合はオススメだ。
無傷の加護
【効果】
HPが100%の時、受けるダメージを軽減する
【所持モンスターの例】
バルカン系
ダメージを受けていない状態だと、被ダメージが減少するスキル。1度崩れるとそのまま追い込まれやすい欠点があるが、回復スキルでHPを満タン状態にうまく調整しておくことができれば、安定したゲーム展開が望める。レア度の高いモンスターなら、約50%のダメージをカットできるようになる。
負傷の加護
【効果】
HPが50%以下の時、受けるダメージを軽減する
【所持モンスターの例】
マクマ系、フィーゴ系
無傷の加護とは逆に、HPが減少しているときに発動するダメージカットスキル。軽減率は無償の加護とまったく同じで、HPの調整が難しいものの、1回の攻撃で崩れてしまうような恐れは少ない。HP50%以下で進めることが前提ならば、回復スキル持ちは少なめでもかまわない。無償の加護と組み合わせて、広く対応するのも手だ。
無傷の舞
【効果】
HPが100%の時、与えるダメージがアップする
【所持モンスターの例】
イルシオン系
HPが満タンのときに、与ダメージがアップするリーダースキル。補正値は優秀で、およそ2倍のダメージを与えられる。所持しているモンスターは希少だが、入手できたら無償の加護を持つモンスターと一緒に使うと効果的。
有効なリーダースキルの組み合わせ
一通りのリーダースキルをチェックしたところで、効果的なリーダースキルの組み合わせを紹介する。相乗効果を発揮するようにリーダーと助っ人をセッティングして、高難度のクエストを乗り切ろう!
・活力系+活力系
同じ属性攻撃力がアップするリーダースキルをダブルで重ね、高い攻撃力を実現するコンボ。例えば、攻撃力100%アップを2体入れれば3倍になり、単属性で固めれば攻撃面は申し分なし。★5まで育った初期モンスターをリーダーにして、同じモンスターをフレンドからレンタルするのが鉄板。通常スキルの単体攻撃も有効に使える。
・生命力系+加護系
HPを高める生命力系スキルと、防御力を高める加護系スキルを組み合わせて、二重に打たれ強くするリーダースキル例。生命力系はユニコーン系とペガサス系を除いてレア度が高めだが、回復系スキルを持つ優秀なモンスターが揃っている。加護系は全体攻撃のドラゴン系よりも、防御力アップのフェール系にしたほうがより防御面に特化した編成になる。
・無傷の加護+無傷の舞
バルカン系+イルシオン系など、モンスターの組み合わせは限定されるものの、ノーダメージ状態を維持できれば高い戦力を維持できる。ランク5以上のヒール持ち+ヒーリングタイム持ちを投入して臨むのが安全確実だ。
プチプレイ日記:リーダースキルを考慮した編成例
最後に、筆者のチームをスキル面から考察したい。チーム自体は前々回で軽く触れたが、あれから強化された部分もあり、ここではリーダースキルという観点から解説したい。現在のパーティは以下の編成となっている。
【現在のパーティ編成】
花の弓使い・アーティラリー(レベル65/65)
花の弓使い・アーティラリー(レベル65/65)
庭園の精霊・ハルディン(レベル17/75)
風雲の盾 フィーゴ(レベル40/99)
このパーティーでは、ヒーリングタイムを持っているものの唯一地属性の「庭園の精霊・ハルディン」が混じっているのが少し引っかかっているため、並行して同じくヒーリングタイム持ちの「旋風の猫又・ミィーナ」も育成中だ。
ただし、こちらはレアリティは1段階低く、HPと防御力はさほど高くはない。その代わり、「風の活力」や「風の生命力」の対象になることと、コストが軽いためサブ編成により高いコストを避ける長所がある。
なお必要になる助っ人は、筆者の場合は、目的に応じてほぼ決まっている。
ケース(1):ガチで挑む場合→パピヨンor花園の妖精パピヨン
ケース(2):それ以外→花の弓使い・アーティラリー
基本的に最新のストーリーや高難度のスペシャルは(1)で、それ以外は(2)を選んでいる。パピヨン系の利点は高ランクのヒールが使えることと、風の生命力を持っていること。これによって回復要員を兼ねつつ、総HPが激増してヒーリングタイムの効果も相対的にアップする! まさに一石二鳥だ。
しかし、パピヨン系をリーダーにしているユーザーが少なく、必ずしもリストアップされないのが悩みの種。逆説的に、パピヨン系(水属性ならコーラル系、闇属性ならリリム系)は助っ人に採用されやすい(冒険ポイントを稼ぎやすい)モンスターとも言えそうだ。
現在はほぼこの2パターンで事足りているが、日替わりの「進化素材チャンス!」をプレイする場合はドラゴン系やデビデビ系を拝借することもある。なお、ストーリークエストは現在は24話が進行中。長期戦にはなるが何とかなっているので、このまま一気に進んでしまいたいところだ。
今回はここまで。次回はルールがわかるようでちょっとわかりづらい、「T-Spin Mini」についてさらに突っ込んで解説する。