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【テトモン攻略企画】最終回:特選! 攻略情報こぼれ話

意外に役立つ回転入れ、サブメンバー選択のセオリーなどを紹介

8月21日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 エレクトロニック・アーツが8月21日に配信を開始したiOS用「テトリスモンスター」(以下、「テトモン」)。この新感覚「テトリス」の魅力をお伝えすべく、GAME Watch編集部では、これまで8回に渡って攻略連載をお送りしてきた。最終回となる今回は、T型以外のテトリミノで可能な回転入れや、サブメンバー選びに役立つデータなど、これまでお伝えできなかった小ネタ要素をご紹介する。

知っておくと意外に役立つ? T-Spinだけじゃない回転入れ

 本作を含め、現在の「テトリス」作品全般で採用されている「ワールドルール」では、T型テトリミノ(水色)を使ったT-Spinのみが回転入れの役として認められている。しかし、回転を使った特殊な入れ方は、ほかのテトリミノにも多数存在している。さまざまな回転法則を知っておくことは攻略面でも有利に働くので、T型以外の回転入れをゴースト表示の画面写真で紹介しておきたい。普通に考えると絶対に入らないような隙間に置ける場合もあるので、じっくり形を見て参考にしていただきたい。

【J型、L型テトリミノ】

J型(青)とL型(橙)のテトリミノは、3つのミノが並んだ中央が回転軸となっている。しかし、周囲に壁やテトリミノがあると、そこに引っかかって回転軸がずれることがある。この現象を利用して、本来の回転法則では入らない隙間に入れることが可能になる。

【S型、Z型テトリミノ】

 S型(緑)、Z型(緑)も、J型やL型と同様に、回転軸のずれを利用して回転入れを行なえる。T-Spin(Triple)のように、S型とZ型でも3ラインを同時消しできるケースがある。ただし、当然ながら役はなく、3ラインがスタックされるのみだ。

サブメンバー向きのモンスターとは何か?

何を入れるべきか、なんとなくで決めがちなサブメンバー

 続いてはサブメンバーの編成について。チーム編成は、ランクとともに上昇していく「コスト」に収まるようにメンバーを決定する。このとき、直接戦闘に参加するメイン4体でコストが余った場合、サブメンバーも最大4体まで編成可能となっている。

 サブメンバーはスキルの使用はできず、リーダースキルや属性も適用されない。反映されるのは攻撃力、防御力、HPの3つのパラメータで、チーム全体の強さを底上げできる。しかし、攻撃力は個々のモンスターの攻撃力で与ダメージが決まるため、実質的には影響なし。適用されるのは防御力とHPになるが、比較的少量でも効果がはっきりわかるのはHPのほうだ。

 なぜならば、総HPはヒールやヒーリングタイムなどの回復スキルの回復量に直結していることがまず1つ。参考までに記しておくと、ヒールはランク1で総HPの20%を回復し、以降はランクが1上がるごとに2%ずつアップしていく。HPが50,000なら、ランク1で10,000回復する計算だ。一方のヒーリングタイムは、ランク2で1回につき12%、それ以降はヒールと同様で、ランク1につき2%ずつ回復量がアップする。

 そして、HPが重要な理由はもう1つある。生命力系のリーダースキルがあるならば、その量が実質的に倍化するからだ。実際のところ、高難度のクエストには生命力系リーダースキルでのHP底上げはほぼ必須。そうであるならば、HPというパラメータは額面の2倍の価値があると考えることができる。

 このような理由から、サブメンバーはHPを重視して選択したい。だが、どのモンスターのHPが高いのか、計りかねる部分もあるだろう。そこで、ここでは比較的入手が容易なモンスターについて、HPのデータを掲載した。コスト比も併せて掲載しているので、サブメンバー選びの参考にしてほしい。色分けされたものは、コスト比が1コストあたりHP600を超えているモンスターだ。その中でも、コストが10を超えるペガサス系、バトルマシーン Type-S、皇帝・リチャード王、(覚醒)ドラゴン系あたりはサブメンバー向きのモンスターと言える。

サブメンバーはメインと同じく5体まで。コスト比がよくても、コスト自体が低いモンスターは5体入れても総コストに余剰ができる可能性がある。コスト帯に分けて、やや多めにサブ候補を育成しておくのがオススメだ。

プチプレイ日記:「烈風の猫夜叉・ミィーナ」ゲットで悲願達成!?

「烈風の猫夜叉・ミィーナ」をゲット!

 当サイトでの「テトモン」連載は最終回を迎えるが、今回も筆者のデッキには大きな変化があったので紹介しておきたい。個人的にうれしかったのは、ミィーナ系に★×6の「烈風の猫夜叉・ミィーナ」が加わったこと。さらに、レアガチャで「花園の妖精 パピヨン」も引けたので光の速さで投入! これで回復は万全と思われるが、パピヨン系はリーダーにしないとHP総量が増えず、ヒールとヒーリングタイムの効果が芳しくない。そこで高難度のクエストでは、結局は助っ人にもパピヨン系を採用し、ダブルヒール体制で臨むことが多かった。

 その甲斐もあってか、現在開放されている最終話のストーリー26話をクリア。有終の美……とまではいかずとも、何とか面目を保つことができた。26話のクリアにここまで苦戦した大きな理由は、ステージ3「情報は使うものです」のボスが火属性であったことに尽きる。

 火属性は風属性に強いため、与えるダメージが大幅にカットされてしまい、基本的に「風雲の盾 フィーゴ」以外は1ダメージしか与えられない。1~2時間のプレイではボスのライフを大して減らせず、まったく終わる気配がない。ほかのメンバーも攻撃ボーナスが150%を超えるあたりからダメージ1を脱却できるが、せいぜい数千ダメージが関の山。そのおかげで、風属性で戦うならば超長期戦の構えが必要だ。

 そんなわけで休日を利用し、なおかつ休憩を挟みながら1日に数回に分けてプレイを敢行。何とかクリアまでこぎつけることができた。最終ステージの敵はさらに強力だと思われたが、水属性だったためステージ3よりは圧倒的に短い時間で倒すことができた。

【現在の筆者のパーティ編成】
風雲の盾 フィーゴ(レベル71/99)
花の弓使い・アーティラリー(レベル65/65)
花園の妖精 パピヨン(レベル38/75)
烈風の猫夜叉・ミィーナ(レベル38/75)

 当連載はこれで一区切りとなるが、「テトモン」自体は新モンスターや新クエストがどんどん実装されている。バージョンアップもこまめに開催され、ますます盛り上がりを見せている。これからも末永く遊び続けていきたい。

高レアリティのモンスターは、レベル上げがとにかく大変! 27話以降の開放を待ちながら、レベル上げのために女神クエストを回す日々がこれからも続きそうだ

(氏家雅紀)