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PS3/Xbox 360「KILLER IS DEAD」新情報を公開!

多数の新スクリーンショットと共に、新たなる敵やアクションを紹介!!

2013年夏 発売予定

価格:未定

 角川ゲームスは、2013年夏の発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用アクション「KILLER IS DEAD(キラー イズ デッド)」の最新情報を公開した。価格、CEROレーティングは未定。開発はグラスホッパー・マニファクチュア。

 GDC 2013では須田剛一氏のインタビューもお届けし、いよいよゲームの完成も近くなってきた印象を受ける「KILLER IS DEAD」だが、その全貌はまだまだ明かされていない。今回は、舞台となるブライアン処刑事務所のメンバーの活躍やアクション、いまだ謎に包まれた美女、そして処刑対象となる個性豊かな敵などをご紹介する。

【「KILLER IS DEAD」第2弾プロモーションビデオ】

ブライアン処刑事務所のメンバー達

・モンド・ザッパ(Mondo Zappa)

 本作の主人公にして、ブライアン処刑事務所に入社したばかりの35歳。「処刑」はあくまで仕事として行ない、どのような任務に対しても恐れたり逃げたりはぜず、真正面から処刑を遂行する。

 美女に対しては、惜しげもなく甘いセリフを吐き、狙った獲物は確実に仕留めるといった、ジゴロ的一面も持ち合わせている。

処刑人にしてジゴロ!
CVは置鮎龍太郎

敵から奪った砲台を操るモンド。エリアにはモンドの闘いに役立つ様々なギミックが用意されている。有効に利用してガンガン敵を葬り去りたい

・ブライアン・ローゼス(Bryan Roses)

 ブライアン処刑事務所の創始者であり、数々の修羅場をくぐり抜けてきた腕利きの処刑人。実利よりも自らの気分で仕事を選ぶ側面がある。

 現役からは離れているが、浪漫(ロマン)を感じる依頼には自ら繰り出す場面もあり、モンドの大きな後ろ盾として頼もしい存在となっている。

元世界最高の処刑人
CVは石塚運昇

【ブライアン】
強力な武器となるブライアンブラスター
モンドの特殊改造した左腕と融合することでさらなる火力を生む強力な砲台だ
自ら砲台と合体することで強力強大な「ブライアンブラスター」でモンドをサポートする

・ヴィヴィアン・スコール(Vivienne Squall)

 事務所のマネージメント全般を担当。

 処刑対象のいるエリアまでバイクでモンドを送り届けるなど、サポート役に徹する他、無線を通じ、様々な情報やアドバイスを与えてくれる事務所の頭脳的存在。

 モンドがピンチの時には、いかなる状況においてもバイクで現われ、処刑モード「ヴィヴィアンファントム」による16丁拳銃で援護する。

 同じように改造が施されているブライアンやモンドの腕と違い、ヴィヴィアンの腕が美しい人肌の質感で生成されているのは女性ならではの美容へのこだわりとの噂。

魔性の腕を持つ女
CVは甲斐田裕子

【ヴィヴィアン】
バイクに跨がるヴィヴィアン。モンドのピンチには前輪を上げウィリーで、エンジン音を響かせながら登場する
元処刑人時代に改造した16本の腕にはハンドガンが握られている。これらの銃から放たれる砲弾により、マシンガン以上の火力でモンドを援護する
ヴィヴィアンの援護を受けながら敵を追い詰めるモンド。ヴィヴィアンは冷静沈着な性格だが、攻撃はド派手だ
ヴィヴィアンの援護射撃を背に、目の前に立ちはだかる無数のワイヤーズに立ち向かう

・ミカ・タケカワ(Mika Takekawa)

 ブライアン処刑事務所の採用試験に真っ先に落ちた落第生。後に合格したモンドが、同情から助手として採用する。

 事務所メンバーでは唯一特殊改造が施されておらず、主に救命員として活躍する。現在はボートハウスにモンドと寝食を共にするが、そこに至るまでに理由は謎に包まれている。

破天荒な助手
CVは豊崎愛生

【ミカ】
底抜けに明るい事務所のムードメーカーのミカ
そんなミカが時折見せる物憂げな表情はなにを意味するのか気になるところ
倒れたモンドを助けているようにも見えるが、いったい……

バトル関連の新情報

・チャージガン

 ある事件を境にモンドは特殊生体改造により、左腕に換装武器を仕込むことができるようになっている。ダークマターに侵された悪人の血液を動力とし、戦闘時には様々な能力を発揮する武器となる。

 ワイヤーズから吸収した血液を利用し、強力な波動弾を放つ。エネルギーをチャージすることで、より多くの敵を巻き込む攻撃が可能だが、一方で無防備な隙が生じるため、使い方には注意が必要となる。

狙いを定めてチャージするモンド。チャージ中は移動などのアクションを取ることはできない
エネルギーをチャージすることで凄まじい破壊力を持つ1発となる
しかし、1発発射すると放出したエネルギーにより高熱となった左腕をクールダウンすることになる。どうも連射はできないようだ

・コンボの特徴

コンボを重ねていくと、モンドのアクションはスピードを増していく
効果的な攻撃を続けることで、コンボカウンターを上昇させていく。コンボを繋げることで広範囲かつ強力な攻撃へと変化していく
近接して敵にパンチを食らわすと、敵の体勢を崩すことができる
敵をノックバックさせることで間合いを取ることもできる

謎の美女、スカーレットとは?

 闘いのさなか、モンドの眼前に突如現われる謎の美女「スカーレット」。ポップなカラーの巨大注射器を携えているセクシーナースだ。

 挑発的なポーズと言動で処刑任務にあたるモンドを誘惑する。処刑かそれとも美女とのひと時を選択するか。モンドの苦悩は、そのままプレーヤーの悩みにもなりそうだ。

胸元が大きく開いたセクシーな衣装と、眼鏡が特徴。男を誘惑するすべての要素を兼ね備えている
見つめ合うモンドとスカーレット。モンドと彼女の関係はいかに!?

処刑対象

・ジャイアントヘッド

地球を盗んだ男

 依頼者からの任務先で遭遇した身の丈、約100メートルの巨人。

 寝起きが悪く、機嫌によって所かまわず暴れ回る。依頼者によると、この巨人が奪った地球を取り戻して欲しいということなのだが……。

依頼を受けて現地に向かう3人。緊張感あふれる戦いがこれから繰り広げられるが、その緊張感を解きほぐすかのように交されるプライベートな会話が展開する。こういったシーンから人物関係が読み取れる
巨大なビルをも見下ろす100メートルの巨体を揺るがし、暴れまくるジャイアントヘッド
迫り来るジャイアントヘッドを前に、次々とワイヤーズが現われる。そして敵味方関係なく放たれるレーザー砲。ゆったりとした動作から突如放たれるこのレーザー砲には気をつけなくてはならない。上手く避けのアクションを行ないながら、弱点を探さなければならない

天井を破壊し立ち上がった巨大なジャイアントヘッド。処刑人のモンドはあまりにも小さいが、ジャイアントヘッドにはどのように移っているのだろうか?

・デーモン

狂える予言者

 ブライアン事務所に関わる謎の男。

 体の一部にワイヤーズ化がはじまっている。それにより、人間である均衡が崩れ始め、狂気に満ちた瞳を持つ。

背後から厳しい目つきでデーモンを見つめるモンド。デーモンの目には狂気の色が浮かぶ
闇の世界に魅了されたデーモン。ダークマターに侵され、体の一部がワイヤーズ化しはじめている
ブライアンとホテルの一室で酒を酌み交わす一幕。処刑事務所とデーモンの関係性は?
「処刑人に乾杯……」ブライアンは多くを語らない男。意味深な一言がデーモンに投げかけられる

・ニンジャ

 敵であるワイヤーズの一員で、身のこなしと戦闘スタイルから通称“ニンジャ”と呼ばれている。

 瞬間移動能力を操り、両手に携えた短刀やサイでモンドに襲いかかる。

移動能力に優れていると思われるので、その動きには細心の注意が必要だろう
奥まった眼から妖しい光が漏れるニンジャ。獲物を狙う禍々しい目が光る
高所からモンドを狙うニンジャ。モンドも左腕の武器で攻撃を繰り出そうとする
チャージガンでニンジャを仕留めるモンド
ニンジャが得意とする瞬間移動を使い、モンドの真後ろから攻撃を仕掛けてくる
モンドもすかさず反応し、攻撃を仕掛ける。常に緊張感を持ち、攻撃に転じる隙を狙うことが、処刑人としての成功する秘訣だろう

(船津稔)