セガは、12月11日に発売を予定しているプレイステーション 3用竜と奏でるRPG「シャイニング・レゾナンス」の新情報を公開した。
「シャイニング・レゾナンス」は、竜の力を求める者と竜を守護する「竜奏騎士」の戦いを描いたファンタジーRPG。今回は、物語序盤のストーリーと2人の主要キャラクター情報に加え、新たに公開されたバトルシステムの情報をお届けする。
【序盤の物語】
帝国に捕らえられている「煌竜イルバーン」ことユーマの存在を聞いた、アストリア王国の王女ソニア。帝国侵攻に対抗するため、アストリア王国はドラゴンを味方にすることで戦況を打開しようとしていた。ユーマを救出するために、ソニアが「ゲイルリッツ監獄」にやってくるところから物語は始まる。
僅かな手勢で奇襲をかけたソニアは、囚われのユーマ発見することに成功するが、最深部からの脱出は容易ではない 時を同じくして、竜奏騎士キリカも、ソニアの援護と陽動を兼ねて、単身ゲイルリッツ監獄を強襲する 長い間帝国に捕らえられ、気力を失いかけていたユーマだったが、自らを助けに来た2人の勇敢な少女を前に、帝国と戦うことを決意する 主要キャラクター紹介
■ ~刻印教会のマーダードール~ マリオン・ル・シーラ
クラス:魔砲銃騎士
武器:魔動砲 ディバインカノン
主要魔法:回復&補助魔法
CV:沢城みゆき
「粛清対象者をロックオン……神罰を執行。
その竜の魂……僕に捧げてもらうよ」
刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」に所属する美少年騎士。
教会の秘術によって生み出された生体実験兵器の一体で、任務を冷徹に執行する殺戮専門の狙撃手。左目に竜の魔眼を移植されており、魔力で作動する重火器を自在に操って「竜奏騎士」たちに襲い掛かる。幼い見た目に反して、恐るべき怪力と破壊力を持つ戦闘人形。
ヨアヒムの精神支配を受けている影響か、1つの体にマリオンとエトという2つの人格がせめぎ合っている。主人公ユーマは、研究施設に捕えられていた時に彼らに出会っていた。戦場での再会は、彼らにいかなる運命をもたらすのか。
■ ~断罪の錬金術師~ ヨアヒム・ルーベンス
クラス:暗黒神官
武器:断末魔刃 サイコ・ロプス
主要魔法:暗黒魔法
CV:中井和哉
「アナタの罪深きその身を、このワタシに捧げるのですよヨ
神の御業で素晴らしいモノに生まれ変わらせてあげましょう」
刻印教会特務騎士団「ベイオウルフ」に所属する科学者で、古代魔導研究の第一人者。
生体科学や医術に天才的な能力を持つが、研究実験以外のことにはまったく興味がない変人。マリオンをはじめとする、「竜体力学」を活用した数多くの生体兵器を生み出してきた。研究のためならどんな犠牲もいとわないマッドサイエンティスト。
彼の研究成果の中でも、マリオンは自慢の作品の1つとして、強い執着を持つ。また、ユーマを研究施設に捕らえ、様々な実験をしていた張本人。研究対象として、ユーマの体に異常な興味を示す。
帝国に捕らえられていたユーマは、以前にマリオンと会ったことがあるようだ。その姿を見て声をかけるが…… ヨアヒムによって戦闘マシーンと化したマリオンは、その命に従い、ユーマたちに巨大な砲口を向ける ヨアヒムの暗黒魔法と、マリオンの強力な砲撃がユーマたちを襲う! この戦いの結末は……!? リアルタイムアクションバトル
本作のバトルは、パーティーの中から操作キャラクターを1人選び、そのキャラクターを自由に操りバトルを行なう。コンボ攻撃を基本に、キャラクターごとの個性的な特殊攻撃や必殺技、魔法を使った、アクション性の高いバトルシステムを採用している。
通常攻撃のアタックは、複数回押すことでキャラクターごとに異なるコンボ攻撃が発生する アタックは「AP(アクションポイント)」を消費する。APは数秒で自動回復する キャラクターごとの特殊攻撃である「ブレイクアタック」は、敵に当て続けることで一時的に行動不能状態になる「ブレイク」を引き起こす。ブレイク中は敵の防御力が低下するので、大ダメージを与えるチャンス。ブレイクは下記のフォース技でも引き起こすことができる MPを消費して発動するフォース技は、強力な攻撃や魔法、特殊行動などキャラクターごとに多数用意されている。消費したMPは敵に攻撃を当てると回復するので、惜しまずに使っていける。また、フォース技を使用している間もAPは回復するので、攻撃の手を休まずに攻め続けることもできるという 「B.A.N.D.システム」とは?
「聖印歌(ルーンソング)」を使用するためには、本作の特徴的なバトルシステム「B.A.N.D.システム」を発動する必要がある。「B.A.N.D.」を発動させるには、画面左にあるパーティーゲージをためることから始める。パーティーゲージはアタックやブレイクなどの攻撃を当てるたびにたまっていき、最大3本までためることができる。「B.A.N.D.」を発動するにはパーティーゲージが1本以上が必要になる。
「B.A.N.D.」の効果が発動している間は、パーティーゲージが減少し、ゲージが無くなると「B.A.N.D.」の効果も無くなる。「B.A.N.D.」が発動すると、バトルに参加しているキャラの中から「B.A.N.D.」の中心となる“センター”を選ぶことができ、聖印歌の使用が可能になる。同じ聖印歌でも、選んだセンターによって効果が異なる。まずは効果にこだわらず、いろいろと試してみるといいだろう キリカをセンターにすると、ダメージ軽減と状態異常耐性の効果が得られる レスティなら、状態異常耐性の代わりにガードの効果がアップする アグナムなら、ダメージ軽減の代わりに回避率が上がる キリカをセンターにすると、キリカが歌を唄うが、他の竜奏騎士をセンターにすると「竜刃器(アルモニクス)」による演奏が始まる キリカをセンターから外すと、「龍翼弓 コトノカグラ」で演奏に加わる。センターごとにそれぞれ専用の演出が用意されているので、気に入ったキャラクターをセンターにして楽しむのもアリだろう