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【テトモン攻略企画】第6回:スキルの取捨選択を徹底解説!

スキルの分類から有効な組み合わせまで、スキルのイロハを大公開!

8月21日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 エレクトロニック・アーツが8月21日にiOS向けに配信を開始した「テトリスモンスター」(以下、「テトモン」)。この新感覚「テトリス」の魅力をお伝えすべく、GAME Watch編集部が攻略連載をお送りする。連載第6回目では、スキルについて詳しくお届け。前半でスキルの基本と種類などのデータ面をザッと紹介し、後半ではスキルの組み合わせでさらなる効果を発揮できるオススメ“スキルコンボ”を紹介している。ぜひ参考にしていただきたい。

スキルの性質

 スキルはモンスターが持つ特殊能力で、攻略する上でも非常に重要なフィーチャーだ。すでに既知の方も多いかもしれないが、本連載でスキルについて詳しく扱うのは初の機会でもあるので、改めて基本から解説していく。

 まず、スキルの使用方法について。フィールドにテトリミノを落とすと、「ドロップ」がカウントされていき、決まった値になるとスキルが装填される。以降、任意のタイミングでスキルが使用可能になる。使うには、画面左に並んだモンスターの顔アイコンをタッチすればオーケー。

 スキル使用後は、再びドロップをカウント。何回でも使えるが、ラインスタックのように、使用後に敵から攻撃を受けることはない。溜まり次第どんどん使えば回転率は上がるが、いざというときに使えないのは避けたい、ある程度温存し、難所やピンチに合わせて臨機応変に使うことをオススメする。これまでの連載にも記載したが、ラストバトルで難易度が急激に上昇する傾向が強いので、ここに合わせてフルに装填しておくようにしたい。

 また、各スキルにはランクがあり、ランクに比例して効果が高くなる。ランクはモンスターごとに固定で、基本的には進化させてレアリティが上がるとランクも上がる仕組みだ。その意味でも、モンスターの合成が重要になる。なお、ランクとは別にスキルにはレベルがあり、これは同名のスキルや同系統のスキルを持つモンスターを強化合成の素材にすると上昇することがある。スキルレベルが上がると、装填までに必要なドロップが少なくなり、スキルの回転率がアップする。

モンスターが白く明滅を始めるのがスキル装填の合図だ
高ランクスキル持ちはコストも高いので、バランスも考慮

スキルの分類

 ここからは具体的に、スキルを系統別に紹介していきたい。所持しているモンスターもピックアップしているので、役立ててほしい。チームのパラメータを考えると、レアリティの高いモンスターが必須なように思えるが、スキルまでを考慮する範囲に含めれば必ずしもそうではない。その時に必要なスキルを見極めることも攻略へと繋がっていく。

スペシャルクエストやレアガチャには、新たなモンスターが続々登場している。これまでになかった強力なスキルを持っていることも!

単体攻撃

 1体の敵を対象に、攻撃力+50~500%の属性攻撃を行なう。初期選択モンスターとゴブリン系が所持している。このうち前者はリーダースキルも攻撃力アップと使いやすく、進化合成で★2から★5まで強化が可能。そこまで育てば後半のクエストでも活躍できる頼もしい味方になるので、優先的に育てていきたい。

【代表的なスキル】
・アースバースト/敵単体に自分の攻撃力+50~250%UPの地属性攻撃
・アクアバースト/敵単体に自分の攻撃力+50~250%UPの水属性攻撃
・ファイアバースト/敵単体に自分の攻撃力+50~250%UPの火属性攻撃
・ウインドバースト/敵単体に自分の攻撃力+50~250%UPの風属性攻撃
・シャドウバースト、ブラックホール/敵単体に自分の攻撃力+50~350%UPの闇属性攻撃
・ライトバースト、レイジングブラスト/敵単体に自分の攻撃力+50~350%UPの光属性攻撃

【ドロップ数】
115

【所持モンスターの一例】
ゴブリン系、ホブゴブリン系、ゴーレム系、ウィザード系、エルフ系、スノージャイアント系、ヴァンパイア系、リチャード系、イルシオン系、レイ系

全体攻撃

 敵全体に属性攻撃でダメージを与えるスキル。単体攻撃よりも攻撃力補正は低いが、最大5体を同時攻撃できるのが利点。敵が多いステージや、基本的に1しかダメージを与えられないテトリミノ(敵)などが複数出現するステージでは非常に有効だ。

【代表的なスキル】
・アースブレス/敵全体に自分の攻撃力+10~30%の地属性攻撃
・アクアブレス/敵全体に自分の攻撃力+10~30%の水属性攻撃
・ファイアーブレス/敵全体に自分の攻撃力+10~30%の火属性攻撃
・ウインドブレス/敵全体に自分の攻撃力+10~30%の風属性攻撃
・ダークブレス/敵全体に自分の攻撃力+10~30%の闇属性攻撃
・ライトブレス/敵全体に自分の攻撃力+10~30%の光属性攻撃

【ドロップ】
130

【所持モンスター例】
ドラゴン系

攻撃サポート

 特定の条件を満たすと爆発的なダメージを与えられるスキルや、敵の防御力に関係なく固定ダメージを与えるスキルなど、特殊な攻撃スキルも多彩。先述したような防御力の高い敵に対しては、単体攻撃や全体攻撃よりも役立つ。

【代表的なスキル】
・いかりのばくはつ/最大HPの50%超ダメージを受けると、全ての敵にダメージを与える30,000~50,000ダメージを与える

【ドロップ】
120

【所持モンスター例】
バルカン系

【代表的なスキル2】
・のろい/3ターンの間、2,000~5,000の毒ダメージを与える

【ドロップ】
123

【所持モンスター例】
デビデビ系

パラメータ上昇

 チーム全体のステータスを一時的に上昇させる頼もしいスキルだが、効果は1ターンのみ。攻撃力上昇+攻撃スキルや防御力上昇+回復など、ほかのスキルと組み合わせることで相乗効果を狙っていきたい。

【代表的なスキル】
・つちのちから/地属性の攻撃力が1,000~5,000アップする
・あおのちから/水属性の攻撃力が1,000~5,000アップする
・あかのちから/火属性の攻撃力が1,000~5,000アップする
・かぜのちから/風属性の攻撃力が1,000~5,000アップする
・くろのちから/闇属性の攻撃力が1,000~5,000アップする
・しろのちから/光属性の攻撃力が1,000~5,000アップする

【ドロップ】
120

【所持モンスター例】
バウ系、ルーク系

【代表的なスキル2】
・つちのまもり、だいちのまもり/地属性の防御力が1,000~7,000アップする
・あおのまもり/水属性の防御力が1,000~4,000アップする
・あかのまもり/火属性の防御力が1,000~4,000アップする
・かぜのまもり、しっぷうのまもり/風属性の防御力が1,000~7,000アップする
・くろのまもり/闇属性の防御力が1,000~4,000アップする
・しろのまもり/光属性の防御力が1,000~4,000アップする

【ドロップ】
120

【所持モンスター例】
ペンペン系、ウー系、マクマ系、フェール系、フィーゴ系

HP回復

 チームのHPを回復する必携スキル。スタックラインを消した際、1回で敵を倒せない限りは必ず敵から攻撃を受ける。ノーダメージで勝ち進むのはほぼ不可能なため、必要不可欠なスキルと言える。「ヒール」の回復量はスキルランクに比例し、回復率は表記されていないがランク1では総HPの20%程の回復となる。以降、1ランクにつき少量ずつアップしているようだ。より高ランクのモンスターを確保すること以上に、HPの総量を高めることのほうが重要だ。

 「ヒーリングタイム」の回復率は「ヒール」よりも低めだが、3ターン効果が持続するのが魅力。効率よくスタックしていけば、途切れることなく唱え続けることができる。なお、闇属性のセリオンは、敵からHPを吸い取る「きゅうけつ」を持つ。これも一種の回復スキルだ。

【代表的なスキル】
・ヒール/HPを回復する

【ドロップ】
50

【所持モンスター例】
アルッカ系、ミィ系、コーラル系、パピヨン系、リリム系

【代表的なスキル2】
・ヒーリングタイム/HPを3ターンの間一定量回復する

【ドロップ】
53

【所持モンスター例】
マリン系、ミィーナ系、ハルディン系、ヴィーヴル系、アスカ系

パズルサポート

 攻撃や回復ばかりではなく、「テトリス」ならではのスキルも多数用意されている。具体的にはテトリミノを消したり、移動させたり、隙間を塞いでくれたりと、パズルを有利にするものだ。「テトリス」に自信があれば必要ないスキルとも言えるが、Iミノ(水色)を待ちすぎて高い塔ができてしまうこともある。

 また、隙間が多い状態で高く積んでしまうと、なかなか復活できずにジリ貧になってしまいやすい。そんなときに、このタイプのスキルがあれば心強い。逆転の一打になってくれるだろう。

【代表的なスキル】
・クリアトップ/積まれたミノの上から5~10個消す
・クリアボトム/積まれたミノを下から2~3ライン消す
・シフトレフト/右側のミノを6個、左側に移動する

【ドロップ】
34

【所持モンスター例】
クリアトップ:テトリミノ系、エレメンタル系、ピヨ系
クリアボトム:ウィスプ系、女神系、サボン系、マッシュ系
シフトレフト:マンドラ系など

【代表的なスキル2】
・フィックスホール/ランダムで5~7ブロック分の隙間を塞ぐ

【ドロップ】
35

【所持モンスター例】
ゼリー系など

【代表的なスキル3】
・ミノレイン/1×1の重いミノを5個低い列に降らす

【ドロップ】
37

【所持モンスター例】
エーギル系

敵モンスターのみが使うスキル

 一部のスキルは、敵モンスターのみが使用する。使用頻度はそれほど高くはないが、使われると厄介な場合も。後半のストーリークエストで、ボスが使ってくることがある。

【代表的なスキル】
・ダークネス/パズルエリアが1~10ターン暗くなる
・ハイドネクスト/NEXTが表示されなくなる
・ブロックホールド/HOLDが使用できなくなる

組み合わせることで真価を発揮! スキルコンボ解説

 スキルは単体で見るよりも、複数のスキルを組み合わせることで、相乗効果が発揮できる。これら有効なスキルの組み合わせをピックアップしていく。もし紹介したスキルを持つモンスターがいない場合でも、フレンド枠を活用するなどして実現は可能。知っておいて損はない。

・攻撃力アップ+攻撃スキル

 攻撃力を高めてダメージをアップする、シンプルでわかりやすい組み合わせ。高難度のクエストになると、普通に攻撃してもほとんどダメージを与えられないケースが増える。そんなときにはこのコンボを試してみてほしい。さらに属性強化のリーダースキル、ボーナスフィーチャーによる攻撃力アップも考慮して効率よくダメージを与えていきたい。

攻撃力アップの能力を徹底的に集め、一点集中で突破せよ!

・ヒーリングタイム+ヒール

 必要にして十分な回復手段。正確にはコンボではないが、ヒーリングタイムを常にかけ続けるように意識して粘り、大ダメージを受けたときだけヒールを使う方針が安全確実。これらのスキルを持つモンスターを1体ずつ入れれば、回復面はほぼ磐石だ。それでも足りない場合はヒール持ちを増やすのも手だが、回復に特化するほど攻撃力が損なわれる。チーム全体のステータスを底上げしたい。

ヒーリングタイム持ちは、ノーマルクエストでも手に入る

・のろい+全体攻撃

 防御力が極めて高い敵と戦う際に有効な組み合わせ。好例としては、日替わりクエストの「進化素材チャンス!」の「テトリミノ(むずい)」が挙げられる。このクエストに出現するテトリミノは非常に頑丈で、ほとんどの場合与えるダメージは1。

 そこで固定ダメージを与える「のろい」を持つデビデビ系が有効な対策になる。全体攻撃も敵モンスターの数に比例したダメージを与えられるので強力だ。のろいの装填時間までをカバーするように使っていきたい。モンスターの攻撃力はいくら低くても問題なし。

「のろい」でテトリミノなどの強敵も一撃で吹き飛ばせる。爽快!

・コンプレッサーEX+クリアトップorクリアボトム

 「コンプレッサーEX」は、9月26日のガチャで配信されたサターン系が持つスキルで、ラインスタックの見た目を6~7ライン圧縮するという優れモノのスキル。見た目は1ラインでも、消すと6~7ラインが隠れているという状態になり、トップアウトになりにくい。クリア系スキルと組み合わせることで、さらに長時間積み続けることが可能になる。

 それによって、高いボーナス値をたたき出すことが可能になり、大ダメージが期待できる。欠点は、コンプレッサーEXを持つサターンのレアリティが高く、手に入れにくいこと。

サターンは土属性。「つちのちから」などの攻撃力アップ系と組み合わせるのもいい

 さて、今回はここまで。次回はもう1つのスキルである「リーダースキル」について詳しく扱う予定。リーダースキルは自動的に2つを使うことになるので、組み合わせは自然に考えることになるはず。攻撃力アップなど、1つのスキルを重ねるか、広く構えて対応力を持たせるかはアナタ次第! 余談だが、助っ人モンスターは図鑑に登録されていくので、見慣れないモンスターがいたら積極的に起用するのがオススメだ。

(氏家雅紀)