イベントレポート

「FFXIV: 新生エオルゼア」プロデューサーレターLIVEレポート

ひろゆきとの対談レポもお届け! フェーズ3は6月上旬開始、5月下旬から予約もスタート!

4月28日 開催

会場:幕張メッセ

 幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2」の2日目。マイクロソフトとスクウェアエニックスのコラボブースでは、今日も計2回の「プロデューサーレターLIVE」ステージイベントが開催された。イベントでは昨日に引き続いて「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏と、コミュニティチームの室内俊夫氏が視聴者からの質問に答えていった。発売日や男性新キャラ情報が発表された前日のトークショウについてはこちら
を参照して欲しい。

 本日は他にも声優の田中理恵さんを招いたトークショウや、ひろゆき氏と吉田氏の対談コーナー「ひろゆき&吉田P対談をまたやってみた」などが開催され、たくさんの未公開情報が飛び出した。その中でも懸念のフェーズ3開始日については、吉田氏から6月上旬になるという発表があった。1か月以上待つことになるが、その間には発売についての詳細発表や大量の新トレーラー、コレクターズエディションの予約開始などがあるそうなので、これから発売に向けてどんどん新情報が出てきそうな雰囲気だ。このレポートでは、2回の「プロデューサーレターLIVE」の質疑応答とひろゆき氏との対談をまとめて紹介したい。

コレクターズエディションで「FFI」の光の戦士ヘルムがもらえる

2日目の1回目「プロデューサーレターLIVE」の吉田直樹氏。「魔界からの使者ダリー」風の衣装で登場した
コメントをチェックする吉田氏と、コミュニティチームの室内俊夫氏

 本日1回目の「プロデューサーレターLIVE」はイベントの冒頭10時35分から40分間、開催された。5月1日が誕生日だと言う吉田氏は、前日の打ち上げでもらったという40をかたどった眼鏡と赤いマラボーを付けた姿で登場。会場から手拍子で出迎えられた。

 質疑の最中には、「決戦」というタイトルのBGMも初紹介された。コーラスが入った荘厳な雰囲気の曲で、強ボスと戦う緊迫感にあふれる曲だった。

―― リムサ・ロミンサのNPCが銃を使っていましたが、プレーヤーも使えるようになりますか?

吉田氏: いつかやらねばなるまいですね。最近、バトルチームと顔を合わせるたびに、お互い「銃」って言って絶句みたいな。「どうしよう……」と。検討はしています。

―― 水田直志さんは音楽に参加しないのですか?

吉田氏: 水田さんに参加して欲しいというコメントが昨日から多いですよね。ローンチした後には色々な作曲家さんにどんどん「FF」のテーマを書いてもらおうと思っています。祖堅からいま伝達がありましたが、水田さんの曲はローンチに2、3曲入っているかもね、らしいです。

―― キャラクターの身長近くある大盾が欲しいです。

吉田氏: アートを見ましたね。ローンチのアイテムじゃないかな。アップデートか何かのコンテンツででかい盾を見ました。ただまあ刺さらない、でかいやつはモデルに刺さったりするので難しいのですよね。どこまで皆さんのイメージ通りになるかわからないですが、でかいのはありました。

―― SLI対応はしますか?

吉田氏: SLIは製品までにはちゃんと対応します。クロスファイアもですね。

―― 「ドラゴンクエストX」の齊藤陽介さんと藤澤仁氏と吉田さんではどっちが年上ですか?

吉田氏: 昨日閉幕する直前にそこにいたのですよ。皆さんと写真を撮っているところを、微妙に離れたところでニヤニヤしながらこっちを見ていて、むかつくわーと思ってみていたらこっちに来て「応援します、写真撮ってもらってもいいですか?」って。最後藤沢さんなんて「応援します、がんばってくださいね」なんて。斉藤さんは即Twitterであげてましたね「ミコッテ発見」って。「それヨシッテだろ」って突っ込まれてましたけど。えーっと、2人のほうがちょっと年上です。すごく仲がいいです。

―― 天気予報はどうなったのですか?

吉田氏: 開発からこんな仕様はどうですかと上がってきたのですが、確認したら、ローンチには難しくないですかと言われたので、じゃあ仕様だけはちゃんと作ったうえで、できるだけ早く入れようと言う話をしています。システマチックにスラッシュコマンドなんかで出てくるのは嫌なので、ちゃんとNPCにしてねと言ってます。ただNPCだと毎回聞きかないといけないので、利便性を考えるとある程度の数は置かないといけないし、やるならちゃんとやってねと言ってます。釣りのアビリティに追加しようという話もあったのですが、それだけのために釣りというのもねという話もありました。まあちゃんとキャラにしようかということで進んでいます。

―― 松田新社長は和田さんのように「プロデューサーレターLIVE」に出てくれますか?

吉田氏: 先週水曜日に夜に一緒に食事に行ったのです。ワインをがぶ飲みさせて、出てくださいよと言ったら微妙に嬉しそうな顔をして「いいの?」と言っていたので大丈夫じゃないかと思います。たぶん次の次くらいには出るのではないでしょうか。ヘッドショットが好きだけど、めちゃくちゃいい人ですよ。

蛮神戦は、これまでのイメージを大切にしつつ、新蛮神に関しては新しい曲が追加されていく

―― 蛮神バトルやダンジョンなどのバトルコンテンツでクリアタイムを競うようなタイムアタック的なものをやる予定はあるのでしょうか?

吉田氏: タイムアタックはコンテンツファインダーが浸透するまでは基本なしにしようという話になっています。マッチングでプレイを初めてまだ間もない人と組んだ時に、タイムが出なかったら、誰のせいだと言う話になってしまうので、あまりやりたくないのです。代わりに、フリーカンパニーにかなりランキングを用意しています。

 フリーカンパニーポイントを今週もっとも稼いだランキングとか。個人ランキングでは、例えばグランドカンパニーに貢献した上位何人まで出すべきかと言う話を開発としていて、500か1000か300かという。僕は正直言うとすごいコアゲーマーなので、500位以降でランキングされてもあまりモチベーションが上がらないのですが、自分の名前が載っているだけでこつこつやれる方もいるので、いろいろ開発の中でもヒアリングをかけようということで、まだ数字は決めていません。Loadstoneでチェックをするつもりです。コンテンツの中でクリアタイムを競うのはゲーマーの中での遊びとしてはいいのですが、そうじゃない場合もあるので慎重に考えています。

―― ミンフィリアさんは服を着ますか?

吉田氏: 下着で出すなよって話なので、ちゃんとオリジナルコスチュームで登場します。昨日「暁の血盟」が出ていましたが、かなりの重要キャラになっているので、かなりセクシー衣装ですがいい活躍をします。楽しみにしてください。

―― 蛮神バトルの曲は変わりますか?

吉田氏: イメージを崩さないようにすでにいる蛮神のテーマ曲は踏襲します。それに合わせてということであんなに頑張って作ったので、今以上の曲はないですから。新しい蛮神に関しては新しいテーマ曲が入ります。

―― マテリアシステムに関して、武器にマテリアを付ける時に、アイテムレベルは変動するのですか?

吉田氏: アイテムレベルは絶対に超えないです。あくまでも幅の中で。アイテムレベルを超えられるのは、コンテンツだけです。要は、クリスタルタワーの報酬と大迷宮バハムートの報酬は完全にアイテムレベルが違うのです。ここを超えられるのはアタックするコンテンツだけです。コンテンツが変わることによって、レベルも変ります。この間をマテリアで詰めてもらうと言う考え方なので、超えられないです。段階的な幅は内部的には数値で持っていますが、見えないようにしています。ドライになりすぎてしまうので。

―― モンクはどんな感じですか?

吉田氏: モンクは、格闘もそうですが、連撃をひたすら回し続けるみたいなクラスです。ミスせずにひたすらコンボをし続けるとDPSがどんどん上がっていくけれど、リスクもどんどん高くなると。ミスるとまた最低ランクからやり直しですから。かなり早い動きになりますから、今グローバルクールダウンがちょっと長いと言ってますが、言ってられなくなるくらい忙しいクラスです。後は黒もかなり変っています。使っている魔法を連続して使うことで、系統が偏ってダメージは出まくるけれどMPはめちゃくちゃ使うとか、ダメージは抑えるけどMP効率がよくなるとか使っているアクションでだんだん系統が寄るので結構面白いですよ。これはフェーズ3から試せると思います。

―― ワールド名はどうなりますか?

吉田氏: 今までアイテム名をワールド名にしていましたが、βの応募が多くて、もうグローバル共通のアイテム名では賄いきれないのは間違いなくなってしまったので、モンスター名とか「FF」を感じられるキーワードでワールド名を作っていこうと思っています。レガシーに関しては思い入れがあるところもあると思うので、そのまま残すかどうかはいま検討しています。

―― 海外ワールドにも移動できますか?

吉田氏: ワールドに関しては、データセンターを置いてある場所が違うだけです。日本の皆さんが海外のプレーヤーと遊びたいとか、逆に日本にお住まいだけど、出身国の人たちが多いワールドで遊びたいと言う場合はそちらのデータセンターにつなぎに行けばいいだけで、どちらでも行けます。なので言語別と言う考え方ではないです。ただ海外データセンターの中にUS推奨ですよ、ヨーロッパ推奨ですよというのがワールドの上に書いてありますけど、言語で分かれて欲しいと思っているわけではないのです。逆に海外で反対している人も多くて、「FF」に愛を持ってくれている海外の方からは、日本の「FF」ファンと遊びたいのになぜ分けるのだ、という声もあります。せっかく世界のファンと遊べるゲームでもあるので、言語で区切ることはしたくないなと思っています。だからみなさんが選択してください。

―― チョコボ以外にもバディにできる予定のキャラクターはいるのでしょうか?

吉田氏: 増やしていきます。まずはチョコボ。そのシステムを使って他のものもできると思うので。でもなじみがあるのはチョコボと魔導アーマーかなと言う気がしているので、チョコボのタイプをまずは増やしていくのがいいのかなと。魔導アーマーはコンテンツ化して欲しいと言う意見がたくさんありました。乗るだけじゃ、やはりつまらないと思うので。「時代の終焉」トレーラーでレーザーぶっ放しまくっておいて、俺が乗っらさっぱりかというのは悲しいですし。

―― 2012年にもらった耐熱装備はまたもらえますか?

吉田氏: やろうと思っています。昨日もプレーヤーの方から、あの水着(耐熱装備)のスクリーンショットを見て、これはとゲームを買ってきて始めたらイベントが終わっていたと。でもそれ以降も遊んでくれて、あれだけ手に入ってないのですと言う話でした。昨日、新生は夏の暑い時期に発売しますと言うお話をしたので、そのタイミングで灼熱の紅蓮祭をやりながら水着でスタートしようかなと思っていますのでご期待ください。

―― トナカイも欲しいです

吉田氏: アイテムと季節イベント担当者に言っておきます。

―― 上司としての吉田さんは尊敬できますか?

室内氏: 尊敬できますよ。何を聞いても即答してくれるので大変やりやすいです。ダメなものはダメ、いいものはいいと言ってくれるので。

―― 吉Pイチオシのコンテンツがあれば教えてください。

吉田氏: 全部おすすめです。たぶん楽しみのとらえ方は人によって違っていて、従来の「FF」みたいにカットシーンをすごく楽しみにされている方もいれば、自分のキャラクターのグラフィックスにこだわりを持ってそれこそ「FFXIV」の楽しみだろうと思ってプレイされる方もいるだろうと思います。僕自身は、MMORPGってたくさんのプレーヤーが生活をしていることを感じられることで、ゲームのテンションが上がると思っています。あれだけのグラフィックス水準でミドルクラスのPCでもクオリティを維持しながらキャラクターが表示して、あの雰囲気でゲームができることと、それが国産だということで、ゲームに入って最初に「すごいな〜」と思ってもらえるのが一番だと思っています。だからたくさんお客さんを集めていきたいです。

―― 新生にPKはありますか?

吉田氏: PKはありません。PvPのみです。

―― レベルシンクの詳細は?

吉田氏: レベルシンクはフェーズ3から入ります。F.A.T.E.の場合だと、推奨レベルとは違うエリアのF.A.T.E.にジョインしようとした時に、右上の目的リストに「レベルシンクしますか?」というメッセージが出ます。自動的にレベルシンクはしないです。例えば、たまたまクエストで通りかかっただけということもあるので、エリアに入った瞬間勝手にシンクされると辛いですから。かといって毎回ダイアログが出るとうざい。だから目的リストに入れました。レベルシンクされる方って、そのレベル帯よりも当然高くなっているのでレベルシンクされるので、一段上の遊びとしてそんな風になっています。11と基本的には同じです。装備は切り替えなくても、そのままパラメータが調整されます。ただ調整された値は、例えばレベル35に調整された場合は、ちょうどレベル35に適したアイテムレベルのアイテムを付けている方が強くなるようになっています。シンクされたキャラクターの方が強いと、どうしてあいつらの方がってなっちゃうので。

―― デブチョコボは出てきますか?

吉田氏: パッチになります。いずれはやりたいです。

―― ダークライト装備は新生にもありますか?

吉田氏: あります。

―― 耐熱装備以外の風呂装備はありますか?

吉田氏: まだ作ってないです。

―― バトルレジメンはどうなりましたか?

吉田氏: バトルレジメンはなくなって、リミットブレイクになりました。

―― 公式ガイドブックはいつごろ出ますか?

吉田氏 スターターはたぶん出ると思います。(宣伝から、いろいろ調整中ですとのコメント)

―― 竜騎士のリミットブレイクはどんなものですか?

吉田氏: それは言えません。もうちょっとPVが出たらわかります。ただただロールによって変わるので、竜騎士というわけではないです。

―― 過去のオマージュネタはどんなものがありますか?

室内氏: 昨日、セフィロスの炎のシーンがオマージュされてますよと言ってましたね。

吉田氏: 曲では祖堅も過去作のオマージュを仕込んでくれたりしていますし、でももうだいぶ過去作ネタは言ったので、これ以上だとパッチのだいぶ先のネタになったりするので。コレクターズエディションのインゲームアイテムに「FFI」の光の戦士のヘルムがついていて、あれの全身も今作っていてそのうち全身が揃います。インゲームアイテムはたくさんあるので、6個か7個か。だから楽しみにしていてください。旧コレクターズエディションを持っていた方は、そのままのアカウントを引き継いでもらえればモグレターで送られてくることになります。

室内氏: コレクターズエディションについているリアルアイテムが欲しい場合は、購入していただく必要があります。サントラの他にもいろいろついてますので。

吉田氏: 5月下旬くらいには全容がサイトに出るのではないでしょうか。来月中には予約開始も含めて情報が出ると思います。

―― 新生にもネールのようにしゃべるボスはいるのでしょうか?

吉田氏: います。ガイウス単独でシナリオを引っ張るのは難しいので当然帝国の新しいキャラが出ます。昨日アルフィノの名前がでましたが、これはプレーヤーサイドのキャラクターですが、当然帝国サイドにも皆さんの前に立ちふさがるキャラがいます。今後のライブなんかで出てくるのではないでしょうか。

―― ハウジングですが、壁紙とか床も変更できるのでしょうか? どのくらい細かいところまでいじれるのでしょうか?

吉田氏: 結構変えられますよ。屋根とか壁もだし、屋内は変えやすいですね。外はプレーヤーの皆さんが共有なので、周りが見えるからある程度メモリ配分に気を付けないといけないのですが、かなり形も違います。プログラマが怒ってます。きっつよこれ、いくつ管理するのとぷんぷん丸だったので、まあまあと。そしたら落ち着いてくれました。

―― Windows 8のタッチパネル対応予定は?

吉田氏: カメラコントロールとか、前にひろゆきさんとの対談の時にお見せしたように、あんなことくらいはできちゃうのではないかと。でも僕はゲーマーだからちゃんと使いこなせないと面白くないと思うので、あれでゲームのフルボリュームが全部操作できるかというとすごく難しいと思います。ただやはりスマートフォンも含めて、ハードの垣根がなくなってハードと言うよりデバイスになってきているので、その新しいデバイスに合わせた入力形態って絶対に必要です。それをすることでお客様が広がったりするので。「FFXIV」に関しては10年やると言っているので、そういう局面も絶対に出てくると思います。間違いなく。

―― スマホのアプリはいつからですか?

吉田氏: まず新生Loadstoneのテストがフェーズ3の途中から始まります。スマホはフェーズ4のタイミングでテストをするかもしれませんが、アップルさんのチェックの関係で体験版が難しいのでもしかしたら一発ローンチになるかもしれません。なので新生のローンチタイミングでは使える予定です。すごく優秀なチームなので、まったくスケジュールの遅れなく進んでいて、安心して任せています。

―― 皆川さんは元気ですか?

吉田氏: 元気です。最近僕、皆川に勤務時間で少し負けているかもというくらいです。開発機上ではUIは全部差し替わりました。いま触ってもらっているUIはすべてなくなって、新UIにすべて積み替えられました。基礎動作は超高速になったので快適です。そこは触った瞬間、こんなに早くなるのと。「旧FFXIV」から比べると十分だなと思ったかもしれませんが、僕はまだ引っかかりが凄く気になっていたので。それが全部なくなりました。これはフェーズ3から入ります。皆さんにずいぶん怒られてへこんでいましたが、マップの透過とかも全部入っています。ただみなさん確かにUIっておっしゃいますが、1人1人好みも違うものなのですよ。じゃあ全部オプションにすればいいのかというと、それはまた少し違うと思うのです。あそこまで全部選べるローンチのMMOって本当にないですよ。UIって運営しながら磨かれていくものではあるのですが、その高い壁に負けず、ちょっと冗談で言ってたんですがこれフェーズ3でユーザーオプションが世界一多いゲームになったのではないかというくらい多くなっているので、楽しみにしていてください。ぜひ皆川さんに声援を送ってあげてください。本当に死力を尽くして仕事をしていただいているので。

(石井聡)