「RDR2」短期集中連載「大悪党放浪記」

「RDR2」短期集中連載「大悪党放浪記」

第2回:これこそが狩りの極意! 最良の毛皮を得る狩りの道に目覚めた悪党

 いよぉみんな、「レッド・デッド・リデンプション2(以下、「RDR2」)」はエンディングまでやっちまったかい? `俺はまだクリアしてないからネタバレ厳禁だぜ! というのも発売から結構な月日が経ったけど「RDR2」の場合、まだクリアしていないって人がかなり多いんだ。理由はシンプルで、とにかくやれる事が多いし、ストーリーを殆ど進めなくても、殆どの地域に顔が出せるから、メインのストーリーはそこそこに、世界中を旅してまわってる人も多いんじゃないか?

 「RDR2」は俺の「GTAオンライン」の仲間「DTTS」のメンバーの多くが来るべき「RDRオンライン」のために日々一緒にプレイして遊んでいるんだが、みんなで集まって会話していても、本当に俺たちは同じゲームを遊んでいるのか? と思うくらい、聞いたことがない話が次々と出てくるんだ。みんながそれぞれ思い思いのスタイルでプレイしているからなんだが、そのくらい「RDR2」ではストーリーを進める以外にもやれる事が山のようにあるんだな。

 そんなメンバーの1人がストーリーは殆ど進めずに、日夜挑戦しているのが「狩り」と「釣り」だ。正直、俺だって「RDR1」の頃から狩りはやっていたし、今回も人間を狩る合間にちょいちょい野生動物をハントしていたが、普通に狩っていると、動物の肉と“粗悪”な皮が手に入るので、それを売ってて金にしたり、焼いた肉を非常食にしていた。

 ところがよくよく話を聞くと、コツをちょっと掴めば単なる金以外にも様々な装備を作成する事が可能な“最良”の皮が手に入れられるっていうんだ。確かに「RDR2」の狩りは色々奥が深いと聞いたことがあったが、ちょっとしたコツでよりおいしい思いができるなら試してみるかと狩りにも手を伸ばしてみたら、これがまた本当にちょっとしたコツさえわかれば、あとは根気次第でかなり色んな獲物の“最良”の皮が入手できる可能性が見えてきた。こりゃ夢中になるヤツが多いわけだ。

 ということで今回は狩りの面白さについて語っていくことにするぜ。もちろん今でも悪徳プレイは健在なので、その結果、悪党ならではの狩りの苦労や、逆に得したところも教えるぜ。

今回は悪いことは控えめに、狩りを中心に紹介するぜ。もちろん悪徳プレイならではの狩りの様子もお伝えしていくからな。この画像は俺が仕留めたはずのコヨーテを横取りしようとしてきた猟師の怒号だ。当然、この後猟師は俺に狩られる事になった

様々な顔を見せる世界、リアルな生態系に裏打ちされた“最良”の獲物を狩れ!

 「RDR2」をプレイしてまず驚かされるのはその世界の広さだ。もちろん意図して地図の端まで馬を駆れば、これ以上いけない場所はすぐに到達できる。だが、そういうのを意識せずにうろついていると、この世界はどこまで続くのかと錯覚するほどに世界は広く、しかもかなり細かく作りこまれているのがわかる。

 「RDR2」で用意されている動物の種類はかなり豊富だ。そのため、世界中を旅して回らないと全ての動物に出会うことはできない。たとえばストロベリーの町から北に向かった北西地域はクロクマやエルクが多く、雪の中をウサギが走り回る。バレンタインからローズに向かう途中の中央の草原地帯はシカが多く、時折バイソンの群れも見かける事がある。さらに南下したサンドニの方まで行くと湿地帯で、ここらにはワニやカメが多く生息している。

 他にもそれぞれの地域ごとに生息する鳥が異なり、ワシやカラス、カモメなどが宙を舞い、水辺にはザリガニやカニがうろつき、人の住んでいないような離れ小島にはイグアナがいたり、川や沼にナマズや紅鮭など、地域の気候によって生息する動物の種類が異なっており、生態系についてもかなり意識して配置されているのには驚かされる。

闇夜にワニに襲われるほどビビる事はない。泥まみれのワニは闇夜に紛れるため、近づくまで気が付かない事も多く1度噛みつかれると逃げ場もなく食い殺されてしまう
人が住んでいないような離れた小島でグリーンイグアナを発見! 至る所に野生の生物がおり、草食の小動物から凶暴な肉食動物まで様々な動物が生息して生態系を構築しているのがわかる

 この驚きは狩りを始めてみるとより鮮明に浮き彫りになってくるんだ。何しろターゲットの動物を追っていると、その仕草や行動パターンが動物ごとに丁寧に作りこまれているのがわかる。草食動物たちは何もない時はのんびりと草を食み、集団で行動しているが、他の獣の存在や物音など、何かしら危険を感じると、まず1度頭を上げて周囲を観察し、その後四方に散らばって走り去る。

 一方で肉食動物は、常に周囲を警戒しながら行動しており、獲物を見つけるとこちらの死角から襲い掛かってくる。また、死肉を漁るタイプの動物たちは死骸が放置されていたり、獲物を担いで歩いている俺を狙ってくるなど、動物たちごとに行動や習性をかなり細かく作りこんでいるのがわかる。

 こうした行動をウォッチしつつ、狩りを仕掛けていくわけだが、狩りの基本はまずはヘッドショットだ。そしてもう1つ、動物ごとに最適な武器を使用することだ。最適な武器については、図鑑が超重要で、当初は単なるコレクションの確認くらいに思っていたのだが、この図鑑に書かれた情報がほぼ正解で、狩りの際にはここで指定された武器を使うことで、品質を損なう事なく、皮を得ることができる。なお、ライフルなど武器の種類しか書いてない時はその中でもいっちゃんいいやつを使い、「ヴァーミントライフル」など具体的な名前がある場合はズバリその物を使うのが重要だ。

野生動物の大事な事は全て図鑑が教えてくれる。ここに書かれた武器を使わずに無理に別の武器で仕留めようとすると、ヘッドショットを決めても1撃で死なずに最良の獲物が粗悪になってしまう場合もあるから初めての獲物は撃つ前に観察、そして図鑑でチェックは必須事項だな

 そしてこの狩りを奥深くしてくれるのが素材の「ランク」である。「粗悪」、「良」、「最良」の3段階があって、最良はアーサーが物を持てる量を増やしてくれるバックや、クマやアライグマの毛皮をそのまま使った装備が作れるんだ。バックにはものがたくさん持てるようになるし、特殊装備はいつもの格好とは一味違った姿になれるのが魅力だ。俺の仲間にはこれらのレア装備をコンプリートした猛者もいる。

 そういう話を聞いて、俺も最良の素材を求めて狩りをしたんだ。俺は当初は「獲物に傷をつけない、“弓と矢”を使ってれば優良な素材が手に入るんだろ? 」と安直に考えてとにかく弓で色々な動物を狩ったんだが、何度狩っても「粗悪な皮」しか手に入らなかった。その後、武器の説明などを読んでいたら狩りに使用するのはヴァーミントライフルと書いてあるのを見かけたので、じゃあこれさえ使っとけばいいかと思い、同じ武器をずっと使っていた。ところが仲間たちに話を聞くと狩りの前には図鑑チェックは基本中の基本、と思いっきり手厳しい指導を頂いたんだ。

狩りの基本はヘッドショット。最適な銃を使ってヘッドショットを決めれば大抵の獲物は一撃で仕留められる
双眼鏡などで調べることで、最良の獲物は事前に確認することができる。獲物を確認したら後は狙いを定めて引き金を引くだけだ

 そしてもう1つ重要なのが“観察”だ。いきなり撃ち殺すのではなく、事前にターゲットの動物を双眼鏡やスナイパーライフルのスコープなどを使用してそっと覗き見る。すると「R1」を押すことで動物の詳細情報を調査できるので、これを行なうことで、動物の情報が得られるほか、狙った動物が粗悪な状態かそうでないか、念願の最良な獲物かが事前に判断できるんだ。ここで得た最良の獲物にターゲットを絞り込んで狙いを定めて撃ち殺すことで、最良の素材は手に入れられる。

 事前に調査して最良の獲物を発見したらあとはバレずに忍び寄り、気が付かれる前にヘッドショットで一撃で仕留めるだけ。だけなんだが、この一撃で仕留めるというのがこれまた至難の業なんだ。というか複数いる群れの中からターゲットを絞ったうえに、他の仲間に気が付かれないようにターゲットを撃ち抜くのはホントに難しい。

 こちらの存在が気が付かれないギリギリまで忍び寄って距離感を掴み、そして銃を構えて、時間をゆっくりにさせる「デッドアイ」を使って急所を打ち抜く。引き金を引くときの緊張感は相当なもので、俺はリアルで狩りなんてした事ないけど、実際の狩りもこんな感じなんだろうな、と考えると、猟師という職業の人たちはすごいな、と素直に感心してしまう。

 そして最後に驚かされるのは、こちらが撃とうとしたまさにその瞬間に、獲物たちはちょいと顔を動かしたり、位置を変えたりする事がとても多いんだ。野生の勘とでもいうのだろうか。そんなわけで撃つ瞬間に狙いが外されてしまうと、リロードの間に獲物は逃亡してしまう。そんなこんなで最良の獲物を選別できるようになってからも実際に獲物をしとめられるようになるまでにかなり時間がかかってしまった。

野生の勘かロックスターの陰謀か、いざ撃とうとした瞬間にプイっと別方向を向いて銃をかわす事があるのには驚きだ
デッドアイを使うことで時間がゆっくりになり、敵の弱点も表示される。赤いところをスプリングフィールドライフルで撃ち抜けば1発で倒せる
最良の毛皮はアイテムをより多く持てるバッグの材料などになる

 こうして得た最良の皮については、なるべく早くキャンプに持ち帰るか、フィールド内に点在する「罠師」の元に売りにいくのが鉄則だ。キャンプに備蓄したり、罠師に売った最良の皮は、作成するアイテムの素材として利用できるからだ。動物の皮や死骸を馬に積んだままの状態で死んだ場合、肉以外の馬に積まれた収穫物はロストしてしまう。常に賞金首に狙われる俺は、ロストした事が数えきれないほどあるので、最近は狩りの際にはこの鉄則を守って行動するようにしている。友人はゲームをセーブしてとにかく材料の確保に注意を払ってるとのことだ。

 実際、“最良”の獲物の選別ができ、得られる方法がわかると、狩りがめちゃくちゃ楽しくなってくる。動物の出現率は実際に意識してプレイしていると、かなり多い事がわかる。特に鹿などの草食動物はちょっと草原を移動しているとかなり頻繁に数匹の群れが確認できるし、最良の獲物も選別さえ行なえばそれなりの頻度で遭遇することができたので、獲物を求めて彷徨うほど見つけにくいような事はないから、安心して狩りを楽しめる。この辺はリアルにしすぎず、ゲームらしいバランスの取り方がしてあって好感触だったな。……ただ、アナグマやアライグマは数が少ない上に小さく、おまけにすばしっこいので、本当にやっかいだ。今後の課題だな。

多彩な自然と、その地に住む生き物、その生態系の多様さ、リアルさは他のゲームの追随を許さない

“伝説”の動物は狩りの初心者向け

 フィールド内をあちこち移動していると、たまに「伝説の動物の領域に入った」といったメッセージが表示される事がある。伝説と呼ばれるような動物といえば、昔よく制作されていた「赤カブト」や「ノロイ」など動物が主役のアニメや漫画などでラスボス的な扱いで登場するかなりの強敵たちが思い浮かぶので、“伝説”のワードを聞くだけで俺は心が躍り、テンションが上がる。

 「RDR2」における伝説の動物は特定エリアにしか出没せず、なおかつ伝説の動物は1匹しかいないいわば孤高の存在だ。見事にゲットして罠師に売っておけばそれらを活かした強力なアイテムが手に入るなど扱いも“伝説”級ってわけだ。

 “伝説”の動物はいずれも一筋縄ではいかない強敵だ。その理由は獲物としてみた場合、シンプルにタフで強いからだ。特に熊やオオカミなどの肉食動物だと、こちらに反撃してくるため、強力な武器でヘッドショットを連発しないとこちらが返り討ちにあってしまう。見た目も“伝説”の名に恥じぬ威厳を感じさせる、普通の動物とは一線を画した神々しさを持った見た目をしており、見かけた瞬間に緊張が走る。

伝説のヘラジカを発見! 発光しているような白い身体と同じ色の巨大な角が神々しい。だが伝説を撃ち取って俺が伝説になるんだ! (謎の妄想)
長距離スコープを装備したローリングブロック式ライフルを使って遠方から伝説のヘラジカを狙い撃ち! ヘッドショット一撃では死なず、最終的に4発の弾丸を撃ちこんでようやく仕留められた
罠師に売りさばくと、以降伝説のヘラジカの素材を使った装備やアクセサリーが作れるようになる

 その一方で狩りの手順を考えた場合、伝説の動物は実はかなり初心者向けの獲物とも言える。というのも「R3+L3」同時押しで発動する主人公の特殊スキル「イーグルアイ」を使って伝説の動物の痕跡をたどっていく事でその位置を探し出すのだが、伝説の動物の残した痕跡は他の動物の痕跡とは異なり、黄金色に輝いて見えるため、とてもわかりやすい。

 この痕跡を何回かたどるとその先にもう伝説の動物の本体がいたりするので、あとは獲物の存在を確認したら、なるべく強力な武器を用意して挑むだけだ。伝説の動物は前述のとおり、各種固定で1匹しか存在しないため、得られる皮の品質も特になく、選別も不要だし、武器の縛りも存在しない。タフでヘッドショット1発では倒れないため、とにかく強力な武器を用意してあとは挑むだけだ。

 伝説の動物が面白いのは、固定された決められたエリア内にいるため、どのエリアにどんな動物がいるかを調べなくても、世界中を旅している間に偶然、伝説の動物のエリアを発見できるってことだ。俺は狩りを開始する前に、1度世界中を旅して回っていた。そんな時に何度も伝説の動物のエリアを発見することができたんだ。狩りを意識せずにエリアを発見したら、痕跡を捜して仕留めるだけ。ある程度強力な武器を常備しておく必要はあるが、それ以外の準備が不要で挑めるという点も伝説の動物の面白いところだ。、

 とはいえ、俺が実際に倒せた伝説の動物はまだ1体のみ。というのも伝説のオオカミと遭遇した時は痕跡をたどって本体を発見した時には、相手との距離が本当に目と鼻の先で、武器を構えて挑む前に返り討ちにあってしまったんだ。とにかく実際の戦いはかなり苦戦するが、最良の獲物を狙う狩りとはまた違った緊張感はあるが、事前に心構えをして武器などを揃えておけば伝説の動物、恐るるに足らずってわけだ。

 武器としておススメなのはとにかく強力なライフル、または毒矢もおススメだ。毒矢については店などでは購入できず、レシピを購入して自分で作成しておく必要がある。ちなみに余談になるが、こうした特殊な矢じりについては、普通に店などに行っても購入することができない。盗品商に行なった際にレシピを買っておいて、それを読んでからキャンプなどで自作する必要がある点には注意が必要だ。俺はウサギなどを狩るのに最適といわれる「小動物用の矢」を購入しようとあちことの店を探し回ったが、一向に見つからず途方に暮れちまった事があった。キャンプ内の作成メニューもしっかりチェックが重要ってことだな。

伝説の動物が住むテリトリーに入ると画面上で知らせてくれる
通常の狩りとは異なり、伝説の動物の痕跡をたどっていく事で最終的に伝説の動物の居場所にたどりつける。痕跡は黄金色に輝いていてとてもわかりやすい
特殊な矢については盗品商が販売しているパンフレットを購入して読んで知識にすることで、キャンプで自作できるようになる

悪党の狩りは苦労がいっぱい! もう賞金稼ぎは本当に死んでくれ!

 こんな感じで狩りを楽しんでいる俺だが、実は悪党ならではの苦労が1つある。それが賞金稼ぎたちの存在だ。前回語ってからも俺はあちらこちらで悪の限りを尽くしている。その結果、どのエリアにいっても賞金がかかっているため、油断していると賞金稼ぎに狙われるので、姿が見えたら一目散に逃げているわけだが、狩りの最中に出現されると、狩り場を放棄せざるを得ないため、これが非常に悔しいんだ。

 特に伝説の動物をを狩ろうとして痕跡を探っている最中に賞金稼ぎたちが接近してきた時の撤退ほど悔しいものはない。この間も、伝説のビーバーを狩るために痕跡をたどっていたら画面の端から賞金稼ぎたちが近づいてきやがったんだ! せっかく途中までたどっていたのに、ここでエリアを離れると痕跡が追えなくなっちまう。しかも1度逃げてから戻ってもしばらくはエリア内から伝説の動物が姿を消してしまい、しばらく伝説の動物が追えなくなってしまうんだ。

 また伝説の動物のエリアを発見した時に、賞金稼ぎに追われている最中だったり、指名手配中だったりすると、残念ながらそのエリア内で伝説の動物を探すことはできなくなってしまうため、このような時は時間を空けてから再度エリアにやってくる必要がある。このせいで結構な数の伝説の動物のエリアを捜索できていなかったりするんだ。

指名手配中や賞金首に追われている場合は、伝説の動物が住むテリトリーに入っても探索することができない。追跡中に賞金首が近づいてきた場合も強制中断されてしまうので、本当にくやしい
単独でキャンプを建ててで肉を焼いている場合などは、マップ画面が表示されないため、賞金首が近づいてきても気が付かないのは本当にヤバい
悪徳ならではの狩りは猟師狩りだ! 猟師がキャンプを立てて獲物を吊るして作業しているところを襲撃したら一気に2匹の最良の獲物がゲットできた。これはおいしい。ただしこれまでにキャンプには1度しか遭遇した事がないから、遭遇すること自体がかなりのレアだけどな

 結局、迂闊に戦いを挑んでも伝説の動物は戻ってこないし、挑んで返り討ちに合うのも間抜けな話だし、結局こういう時はやむなく撤退するのが無難なんだよな。せめて伝説の動物の追跡中くらいは賞金稼ぎたちも諦めてくれねぇかなぁと思うが、こればっかりは悪党の道を選んだ俺の責任だから仕方ない。悪の道はつらいよ。

 一方で悪党ならではのうれしい獲物もある。それが猟師狩りだ。山の中などを移動していると、ほとんど人と出くわすことはないんだが、たまに猟師が呑気に1人で馬を走らせていることがある。こういうヤツは後ろから狙い撃ちして殺してみると、馬の上に獲れたての獲物を積んでいる事があるんだ。プロの猟師の仕事だからきちんと最良の獲物を積んでおり、いい思いをさせてもらった。

 また、キャンプを張って獲物を調理している場面にも遭遇したことがある。気が付かれる前に殺してキャンプ内を漁ってみると、獲物をバラシた後の最良の皮や肉が転がっていておいしい思いをした事もある。猟師をターゲットにできるなんてのは正に悪党ならではの役得だな。もちろん猟師が狙った獲物を横取りするだけなので、獲物の内容が選べないのが難点だが、贅沢言ってる場合でもないんだけどな。

 以上、今回は狩りについてあれこれ語ってみたぜ。今まで人間ばかり狩っていたが、野生動物たちとの勝負もなかなか熱い事がわかってますます「RDR2」の奥深さが実感できた。草食動物を相手にこんなに苦戦するとは思っていなかったが、最良の獲物を狩る時の緊張感と見事にゲットした時の達成感は1度味わうと病みつきになる魅力がある。ストーリーを進めてからでも進める前でも1度狩りにチャレンジして最良の獲物をゲットしてみようぜ。

今回は狩りが中心の内容となったが、魚釣りはもう少しシンプルで魚の好みに応じて餌を使うか、ルアーを使うかを選択。あとは目的の川や沼などに釣り糸を垂らすだけ。沼や川など場所によって生息する魚が異なるので、いろんな場所で何が釣れるのか楽しめる。ストーリーでも2度ほど挑戦する事になる
釣りの醍醐味は魚の動きに合わせて、竿を動かし疲れさせ、スティックをぐるぐる回して、リールを回すアクションが気持ちいい。うまくいくと巨大な魚を釣り上げることができるし、魚にも伝説がいるので、こちらもチャレンジだ!