「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
みんなで遊ぼう! トラック軍団で練り歩き、はとバスツアーで大喜び!
(2015/4/16 00:00)
「俺たち、大きなトレーラーに乗って、荷物を決められたところまで運ぶって言う、“トラックの運転手ごっこ”をしたことがありますよ」。クルーメンバーのこの一言が俺の心に火をつけた! 何それ面白そう! 「GTA V」には巨大なコンボイトラックがあり、荷台を取り付けて移動できる。重く、巨大なコンテナを引くトラックは運転も難しく、その難しさをテーマにしたミッションだってあるんだ。
よし、みんなでトラックに乗っちゃおう! トラックでレースをやっちゃうのだって良いな……という感じで、俺の想像は大きく膨らんでいった。クルーメンバー限定の「クルーセッション」ならば、楽しい遊びができそうだ。今回はさらに、みんなでバスを乗る遊びもやってみた。1台の乗り物にたくさんのプレーヤーが乗るって、かなり楽しいと思わないかい?
こういった“遊び”をするには、クルーメンバー以外の人が入ってこれない「クルーセッション」を作れば、メンバー以外はこないので、思いっきり遊べる。そんなわけで今回は、クルーセッションでの俺たちの遊びを紹介するぜ。普段のプレイでは出会えない、なかなか面白い場面を作り出せたんだ!
クルー限定セッションならではの遊び、トレーラーを集めてインスタントレース!
みんなで「トレーラーに乗って遊ぼうぜ!」という企画を実現させるため、まず俺は仲間と下見をした。実は島の北側に、トレーラーが“湧く”場所があるという。島の北側「パレトベイ」のガソリンスタンド付近に荷台を牽引する「トレーラーヘッド」が頻繁に出現し、その周辺のニワトリの看板のある工場の駐車場には、荷台が出現するのだ。しかも出現したクルマを動かすと、すぐに同じ車が出現するのである。これを運んでいけば、すぐに人数分集められそうだぜ!
俺は早速週末にイベントをするために、クルー掲示板で呼びかけた。俺の提案に、10人の仲間がやってきてくれた。俺はまずトレーラーを荷台と合体させた形で運び、とにかく人数分、俺も含めて11台のトレーラーをそろえることにした。まず、道をふさぐようにトレーラーを並べるようにしたんだ。
この景色は、圧倒的だった。俺たちが道をふさぐと、あっという間に渋滞が起こった。トレーラーを盗むときに警察に見つかった人もいて、パトカーが彼らを捕まえようと集まってきて、止まっているトレーラーを押しのけようとガンガンぶつかってきた。おまけに警官をNPCが轢いて銃撃戦になったりと、混乱はどんどん大きくなっていった。11台のトラックが並び、それでせき止められた車が大渋滞を作り、そしてパトカーが集まってくるというカオスきわまりない光景は、すさまじかった。
人数分のトラックが集まったときには、もう大混乱だった。しかし巨大なトレーラーならば、渋滞なんて押しのけちまえば良い。「よーし行くぞー」と声をかけ、車列を押しのけたとき、突然仲間の車が大爆発を起こしたんだ! 何だ何だ? といってる間にほかのトレーラーも“誘爆”していく。そうか、道をふさいでるときやパトカーがトレーラーにぶつかってるとき、車体にダメージを受けていたのか! そして渋滞を押しのけたときのダメージで爆発してしまったのか! 悟ったときには時すでに遅し、俺のトラックも爆発しちまった。初回はさんざんな大失敗だったが、メンバー達には大ウケで、俺たちは懲りずにトレーラーをもう1度集め始めた。
今度はトレーラーを道路の路肩に置くようにした。何とか11台そろえ、そこから“レース”のスタート地点になるところへと車を走らせた。このビジュアルがまたカッコ良いんだ! 11台ものトラックが、他の車を押しのけて進んでいく。メンバーからも「何の集団だよ! 」、「殴りこみみたいだ! 」などの笑い声がVCから聞こえてくる。トレーラー集団が爆走する光景はかなりテンションが上がった。
そして目的通り、ザンクード基地手前をスタート地点としてレースを開始することにした。「GTA Online」はジョブで選ぶだけでなく、周囲のプレーヤーとで「インスタントレース」をすることができる。カテゴリーの異なる車で戦える上に、ダンプやバスなどの特殊な車両でレースが遊べるんだぜ。……ところが、スタートにもたついてしまい、やっぱり後ろの車両が爆発しちまった! それでもかまわずレースを強行した。
面白かったのが、荷台が爆発して身軽になったトレーラーヘッドの速度が、荷台のついている車とほとんど変わらなかったことだ。横転あり、追突ありのハチャメチャレースだが、前の連中がかなり有利で、勝負という意味では盛り上がらなかったが、初めてのトラックレースと言うことで、メンバーは大喜びで、俺自身もかなり楽しんだ。このインスタントレースはもっと研究すれば面白そうだ。みんなで大型車両で走るのも、すげー楽しい。まだまだ面白さを追求できると思ったよ。
11人でバスに乗る! 運転手は俺!! 楽しいバス旅行の始まり
「GTA Online」で誰かと車に乗るのは楽しい。2人で敵を追うのもいいし、4人で殴り込むのも楽しい。もっとたくさんの人と乗りたい! 「GTA Online」では、“バス”を使えば、10人以上乗り込むことができるのだ。俺は以前から一度やってみたかったんだ。観光気分でみんなを乗せてみたい。今こそその夢を実現するときだ!
俺はこの日を夢見て、観光バスの外見の「ダッシュハウンド」を購入していた。集まったみんなに乗り込んでもらう。運転席から後ろを見ると、いつも暴れまわってるクルーのメンバーたちが座席に座っておとなしくしている。気分は修学旅行か、社員旅行だ。ゲーム内でこんなことができるなんてと、ちょっと感動しちゃったぜ。
しかし、11人目が乗ろうとすると……「IKEさん、乗れないよ!」。俺のダッシュハウンドは10人乗りだったんである! 車内グラフィックスでは空いてる席があるのにダメなのかよ……。がっかりしてると、周りで起きた交通事故でやってきた消防士のNPCが俺をバスから引きずり下ろして勝手に運転しちまった!
俺も、バスに乗ったみんなも大混乱になったが、そのままバスはふらふらとガードレールにぶつかって、NPCはバスから降りてしまった。いきなり謎の運転手に連れ去られた仲間達は、「こんなことあるのか」、「写真撮っておけばよかった」とすげー盛り上がった。……俺は路上に放り出されたままだったけれども。
俺の落ち込みように、仲間の1人が「バス」を買って持ってきてくれた。これは街中を巡回している路線バスで、16人乗れるという。運転手は俺にさせてもらった。車内は通勤用そのもので、ちょっと趣にかけるところもあるが、これで出発だ!
バスは低速だが、せっかくの観光旅行で事故っては台無しなので、ゆっくりドライブ。それでもNPCの一般車両と比べると十分速度が出るので、迂闊に他の車に突っ込まないように神経を使う。乗ってるみんなは、「歌、歌おうか」、「風景が良いねえ」、「いやー楽しいわ」、「こんなことやったことなかったよなあ」などなどすっかり観光気分。俺1人がちょっと緊張していたが、それでもものすごく楽しかったぜ。
みんなで遊園地。ジェットコースターと観覧車ではしゃぐ
バスの目的地は、ビーチのデルペロ遊園地に決めた。夜に着いたので、観覧車のネオンがすげーきれいだった。みんながバスから一斉に降りる。俺はこの場所にこれだけ人がいるのは見たことがなかった。なんか本当の遊園地みたいだ。
前にも取り上げたけど、遊園地では「観覧車」と、「ジェットコースター」に乗れる。観覧車は1つのゴンドラに2人までしか乗れないので、今回集まったメンバーが全員乗るまでにはかなりの時間がかかっちまったが、ゴンドラ入口にメンバーが我先にと群がっているビジュアルはかなり面白かったぜ。みんな大人なのに、落ち着きなんかありゃしない。観覧車はゆっくり周り、しかも1組ずつ乗り、降りるので、かなりの時間がかかり、1周したころには夜が明けちまったが、雑談してると面白くてたまらない。
観覧車を堪能したら、続いてジェットコースターだ。こちらは11人全員が乗れた。面白いのが、乗っているときに□ボタンでを押すと“手を上げる”ところ。メンバー全員で1台のジェットコースターに乗り込んで、みんなで手を挙げて走り回るビジュアルを見た時にはもう大爆笑しちまった。この手を上げるアクションを入れたロックスターは最高だぜ!
しかも爆笑ポイントはもう1つあった。降りるとき、全員が一斉に同じモーションで降りるんだ。そのあまりのシュールなビジュアルには思わず吹き出しちまった。みんなも機会があったら大人数でジェットコースターに乗ってみるのをおススメするぜ!
もうね、やっぱりみんなで遊ぶのは最高だよ。トラックはもう1回挑戦してみたいし、ほかも色々やってみたい。俺たちへのクルーの参加も大歓迎だし、「こんなことをしてみては?」という提案も大歓迎だ。GAMEWatchへのメールでもTwitterからの書き込みでも、クルーページの掲示板でもどこでもいいので、ネタを大募集だ。面白そうなネタは、うちのクルーメンバーたちと実現してみるぜ! 俺たちのネタが気に入ったら、みんなも仲間とやってみてくれ!
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