「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
ついに「オレのクルー」誕生! 仲間を集めて遊びまくり!
(2015/1/22 00:00)
「GTA Online」にも他のオンラインゲームの「ギルド」にあたるつながりがある。それが「クルー」だ。
クルーに入るとプレーヤーキャラクターは名前の横に4文字のタグがつく。このつながりを持っているプレーヤーは多いが、俺自身は正直これまで1歩踏み出せずにいた。実は俺自身はMMORPGなどでのギルド加入などの経験がなく、ちょっとした苦手意識があったんだ。
しかし、RIAと俺の2人だけではやれるコンテンツも限られてくるし、何よりも「クルー」を体験せずに「GTA Online」を語り続けることはできない。そこで一念発起をして、クルーを立ち上げてみたぜ! 幸いにして、俺たちを応援してくれるメンバーも加入してくれて、1回目の“クルーイベント”を開催することもできた。そこには今までとは違う新たな「GTA Online」の世界が広がっていたんだ! 今回はクルーについて語っていきたい。
【引き続きクルーメンバー募集!】
今回の記事で書いているように、俺とRIAは「Dont Think Steal」、略称「DTTS」というクルーを立ち上げた。18歳以上の、PS4版のプレーヤーに限らせてもらうが、引き続きメンバーを募集したい! 「Dont Think Steal」のページにきてくれれば参加できるぜ! 一言メッセージを入れて参加してくれ!
クルーメンバーはもう25人を超えた! デスマッチや、レースなど「GTA Online」のコンテンツを楽しみたいという人は、特に大歓迎だ。不定期だがみんなでいろんなジョブを遊ぶ「クルーイベント」も開催している。掛け持ちももちろんオッケーだ!
クルー加入で気軽に遊べる仲間を増やそう!
現在のMMORPGなどのオンラインゲームでは、フィールドでみんなに話が聞こえる“オープンチャット”をしている人はほとんどいない。だからといってみんな会話をしていないかというとそうではなく、「ギルドチャット」でいろんな話をしているんだ。
「GTA Online」ではボイスチャットのみということもあって、オープンチャットで話している人は全然いない。だけどひょっとしたらクルーでは密接なコミュニケーションが行なわれているんじゃないか? という気持ちはずっと持っていた。ただ、このゲームはソロでプレイしている人も多いようで、“繋がり”がどこにあるかがわかりかねていたんだ。今回、クルーを立ち上げたのは、やっぱり積極的な繋がりを持ちたいと思ったからなんだ。
今後実装される「強盗ミッション」は役割分担もあり、より強い繋がりが求められる。即席でパーティを作るだけでなく、繋がりのある“仲間”がいよいよ必要になっていたんだ。クルーの立ち上げに、俺とRIAは頭をひねって名前を考えた。その結果俺が出した名前が、「Dont Think Steal」。連載のタイトル「急がば奪え!」をベースに、俺の心の師であるブルース・リーの言葉をもじった名前だ。
クルー作成はWebサービスの「ロックスター・ゲームスSocial Club」で行なう。PS4からでもできるが、PCのブラウザ経由がやりやすいな。ここで「Dont Think Steal」を設定することで手軽に俺たちの「Dont Think Steal(略称:DTTS)」が立ち上がった。ここではクルーの募集や、クルーへの連絡に加え、クルーエンブレムを自分で作成することもできる。自分でデザインしたエンブレムがゲーム内で表示されるのを見た時にはテンションが上がったな。
一方、クルーに参加したい、という人は、Social Clubを使う以外にも「GTA Online」のゲーム内のメニューから直接参加できる。例えばフレンドが加入しているクルーに混ぜてもらうのもいいし、ゲーム内で知り合った面白い人のクルーに混ぜてもらうのも面白いだろう。
クルーはゲーム内で申請する「フレンド」と大きく異なる点がある。クルー専用のコスチュームやエンブレムなど、クルーに入らないと利用できないアイテムやカスタム項目が存在する。そして、「クルーの仲間は知り合いになってくれる」というのが大きいな。「クルーの仲間は、みんな友達」という雰囲気がある。1人1人申請をして友達になるのはハードルが高いところがあるけど、「同じクルーに入っている」というだけで気軽に声がかけやすくなる。これはMMORPGのギルドに入ったことがある人ならすんなりわかる気持ちだろう。クルーのメンバーみんながフレンドみたいなモノで、手軽に大人数の仲間が増やせる感覚なんだ。
今回、この連載を通じてクルーの募集をしたところ15人以上の人が参加を表明してくれた。そして、急遽「クルーイベント」を開催してみたんだ。このとき昼と夜で10人以上の仲間が集まってくれた。特に夜は8人でのレースやデスマッチが体験できたんだ。
正直、今まで8人でのレースは数えるほどしか体験してなかった。やっぱり大人数のレースは楽しいな! 8台もの車が団子状態でスタートすることになるから、3~4台で競うレースとは攻略方法が全然違うし、混乱の中から抜け出した時の爽快感も段違いで、同じコースのレースでも楽しみ方が全然変わってくるんだわ。デスマッチは知らない人に倒されるとへこんだり、ちょっと苦手意識を持っていたんだが、クルーたちと軽口をたたきながら撃ち合うことで、心おきなくバトルを楽しめた。
「GTA Online」は、ランクを上げ、お金を稼ぐのに効率のいいミッションの募集ばかりで、レースやデスマッチをやろうとしても賛同してくれる人はとても少ない。俺はこれが不満だった。でも、クルーだと俺たちの提案に賛同してくれる。レースやデスマッチなど、ミッション以外のコンテンツも一緒に遊んでくれるんだ。やっぱり「仲間」ってのはいいな! 「GTA Online」のコンテンツをじっくり楽しむには一緒に遊んでくれる友達が欠かせない。その友達を得るのに、クルーはかなりいい方法だぜ!
クルーメンバー 、「キャプチャ」や「ラスト・チーム・アライブ」に大興奮!
クルーイベントではこれまで遊べなかった「キャプチャ」と、「ラスト・チーム・アライブ」もじっくり体験できたので、この感触も語っていくぜ。
「キャプチャ」は各チームが“目標物”を奪い合って、その奪った数を競うジョブだ。目標物は互いの陣地の中間地点にある場合もあれば、敵の陣地にある場合もある。参加者はこれを奪い、自分の陣地に持って行くことでポイントを稼いでいくんだ。
実際プレイすると、ボイスチャットを使うことで連携ができるけど、そうじゃないと相手の行動を見てからプレイすることになるというのがよくわかった。やみくもに突っ込む人、乗り物を活用する人、スナイパーライフルで援護に徹する人など、プレーヤーの性格が出るのもおもしろい。
山のマップではバイクが有利だったり、海岸のマップではジェットスキーで速い速度で移動できたり、地形をうまく活用する人の活躍が目立った。目標物が出現するところに近接爆弾を設置する人もいてなるほどと思ったな。移動中乗り物から降りて迎撃したり、いろいろな行動をとるのがおもしろい。6人以上で遊ぶとおもしろい。今回は8人でやったが、もっと大人数でやれるようになりたいぜ。
「ラスト・チーム・アライブ」は基本は銃で撃ち合うデスマッチなんだが、1度死ぬと復活できないというシビアなルールで、敵を全滅させた方が勝ちとなる。市街地で撃ち合うオーソドックスなのから、全員が「ライノ戦車」に乗り込んで戦うハチャメチャなものもあって、このジョブもこれからどんどんやっていきたいぜ。
自分の死はそのまま戦力の低下になるこのルールは、知らない人とやるとかなりギスギスしそうだ。生き残ったときの緊張感もかなりのものだが、クルーの仲間とのプレイなら、死んでもどっちのチームも応援したり、リラックスした気分でバトルが堪能できた。「ラスト・チーム・アライブ」はデスマッチとひと味違うゲームモードだ。
そして、今回つくづく実感したのは、「思ったことをポンポン言い合えるボイスチャットは最高だ」ということだ。PS4は基本セットの中にヘッドセットが同梱されてるので、気軽にボイスチャットできるのがいいな。特に、多人数で遊ぶときにボイスチャットがあるとないとでは楽しさが圧倒的に違ってくる。友達同士で家に集まって、くだらない話をしながらゲームをプレイしていた昔の記憶が甦ってきて、プレイがさらに楽しくなったよ。
今回クルーを立ち上げて、クルーイベントをやってみて、本当によかったと思ってる。俺たち「Dont Think Steal(DTTS)」は引き続きメンバーを募集している。これからもいろんなゲームモードを楽しむクルーイベントも開催したい。「ミッション」や「強盗ミッション」を攻略したいという人も、気軽に遊べる友達がほしい、という人もみんなウェルカムだ。
クルーに加入することで、「GTA Online」の楽しさは大きく広がる。もちろんいつも一緒にいる必要はないし、気が向いたときにきてくれればいい。クルーの掛け持ちもオッケーだ。俺たちはまだまだ「GTA Online」を楽しみたい。一緒にこの世界を満喫してみないか?
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