レビュー
「ELEX II」レビュー
掴めるとだんだんハマる独特のオープンワールドシステム。ステ振りや会話選択に大いに悩む!
2022年3月1日 01:00
- 【ELEX II エレックス2】
- 3月1日 発売予定(Steam版は3月2日発売)
- 価格:
- PS5/PS4版 7,590円(税込)
- Steam版 6,550円(税込)
- Xbox Series X|S/Xbox One版 7,600円(税込)
THQ Nordic JapanはSFファンタジーオープンワールド「ELEX II(エレックス2)」を2022年3月1日に発売する。開発はPiranha Bytes。「ELEX II」はその名の通り、2017年に発売された「ELEX」の続編だ。前作「ELEX」は国内未発売、日本語非対応だったため、続編となる本作で初めて同シリーズを知った、という人も多いだろう。
本作のアクション面での魅力は空を飛べる「ジェットパック」を標準装備していること。無制限ではないものの、主人公のジャックスは空を飛んだり、高いところからの転落を防ぐことができ、序盤からでも様々なところに行き来できる。
また、SFファンタジーの名の通り、主人公のジャックスは剣や斧、弓矢といった武器以外にも、手りゅう弾や散弾銃などの近代兵器、そしてレーザー銃やプラズマキャノンといったSF武器を使う事もできるほか、魔法を習得して使う事も可能となっており、ロールプレイの幅が非常に広いのも本作の魅力の1つとなっている。
その他、かなりケレン味のあるクセの強いNPCが多く登場し、会話の雰囲気も非常に個性的なため、プレイしていると少し前のMMORPGをソロプレイしているような感覚が味わえる。また、ガラクタや花など、フィールドで拾って再利用できるアイテムが非常に多く、「Fallout」シリーズのようなジャンク集めのテイストもある。できることが豊富に揃っており、じっくりと腰を据えてプレイが楽しめる。
今回は、そんな「ELEX II」のプレイ感などを紹介していきたい。なお、今回試したのはレビュー版のため、実際の製品版とは異なる可能性がある。
ちなみにPC版「ELEX」は、現在でもSteamにて購入可能。非公式ながら有志による日本語化パッチも用意されており、気になる人はこちらもプレイしてみることをオススメしたい。なお、前作をプレイしなくても、別のストーリーが展開する本作のプレイにはあまり支障はない。「ELEX II」のみでも十分に楽しめる作りとなっている。
謎の外敵との戦いのために個性的な組織をまとめ上げる!
「ELEX」シリーズの舞台となるのは166年前に彗星が落ちたことで1度文明が崩壊し、そこから再興を果たした惑星「マガラン」。前作では元アルブの戦士、ジャックスが組織を追い出され、マガランで暮らす他の組織の仲間と共にアルブの暴走を食い止める物語が描かれた。
本作では宇宙からやってきた未知の外敵「アウェア」に対して再びジャックスが立ち上がり、前作でも登場した組織の仲間たちと協力してこれに立ち向かうという物語になっている。
組織は全部で5つあり、これら組織はどれも非常に個性的だ。まず、魔法を使い、農業を主とする「バーサーカー」。サイボーグを開発するなど技術に特化したテクノロジー集団の「クレリック」。彗星が落下した際に地下に潜り、ラーバックと呼ばれる神を信仰し、地下で暮らしてきた独特の世界観を持つ「モーコン」。前作でジャックスが属していた「アルブ」。そして名前からすぐに分かる、文字通りのならず者集団「アウトロー」だ。
ジャックスは、組織が暮らすそれぞれのエリアに直接足を運ぶことになる。ただし、組織内で信頼を勝ち得て仲間になっていくのはとてもハードルが高い。どの組織もジャックスに対していきなり親切にはしてくれない。
例え前作での知り合いだったとしても、なかなか心を開いてくれないため、彼らの困っている問題を解決するなど、役に立つところを示していくことで信頼されていき、仲間として認められていく。
また、本作において非常に象徴的な存在として登場するのが「エレックス」と呼ばれる青白い光を放つ不思議な水晶のような物体だ。エレックスは166年前に彗星とともにマガランにやってきた未知の物質だが、これを活用する事で、マガランの人々の技術や能力は飛躍的に進化を遂げた。
活用方法は5つの組織によりそれぞれ異なり、バーサーカーはエレックスを活用して魔法が使えるようにする技術に長け、クレリックはエレックスを元にこれまでの技術を超越した更なるテクノロジーを獲得した。一方でアウトローはエレックスをドラッグとして使っているなど、エレックスが世界に与えた影響は非常に大きい。本シリーズにおいては、このエレックスを中心にストーリーが動いていく。
エレックスの使い方からもわかるように、どの組織でも独特のエピソードが楽しめる。組織を気に入れば、正式に仲間となって属することもできるが、それは他の組織には属せなくなることも意味する。ただ組織変更は可能なので、最終的にどこの組織に属するのかを決めておいてもいいし、次々と色々な組織に属していくのもおもしろいだろう。
ジェットパックが気持ちいいフィールド移動
ゲームとしては、フィールドを歩き回り、色々な組織を訪ね、組織内の問題を解消して信頼を得て、共に戦う仲間として協力できるようにしていくのが主なストーリー展開だ。道中に様々な問題にぶち当たるジャックスは都度与えられた選択を選んでいくことで、「創造的」か「破壊的」かのステータスがどちらかに偏っていく。ポイントは、このパラメーターの変化がNPCとの関係や会話の選択肢に影響することだ。
例えば無抵抗な人や生物をむやみに殺していると「破壊」のステータスが上がっていく。この破壊のステータスが高いと敵対してしまう相手が出てきたり、一部の仲間から信頼されなくなるなどのデメリットがある反面、組織の1つ、モーコンのリーダーになるためには逆にこの破壊のステータスを上げておく必要があったりする。ロールプレイ次第で、ストーリー展開なども大きく変わっていく仕掛けとなっている。
操作方法は多くのオープンワールド作品と同じようにシンプルなキー割り当てとなっていて、慣れやすく扱いやすいように感じた。個人的に感心したのは倒した敵の痕跡がマップ上にバツ印でマーカー表示されること。「レッド・デッド・リデンプション2」などでも見られた便利機能だが、倒した敵からアイテムなどを回収する際に取りこぼしが少なくて済む。
本作において特徴的な操作としてはやはりジェットパック操作が上げられる。ジェット噴射を制御することで、ジャンプとは異なるふんわりとした挙動で空を飛ぶことができる。ただ、ジェットパックには燃料が設定されており、これを使い切ってしまうと一切の浮力を失い、落下してしまう。
ただこの燃料は地面に降りると僅かの時間ですぐに回復するため、中継地点が明確な山や建物なら簡単に頂上にいくこともできるのは面白い。また、普通に落下したら死亡確定の山の上などから一気に地上まで落下し、直前でジェットパックを使って衝撃を和らげる使い方をすることで、無傷で急降下できるのも気持ちがいい。ジェットパックによる爽快な移動は本作の大きな魅力の1つと言えるだろう。
フィールド内の敵を倒したり、組織の依頼をクリアしていくと経験値を獲得し、レベルが上がっていく。レベルが上がるとジャックスの基本ステータス「筋力」、「体格」、「敏捷」、「知恵」、「狡猾」を上げるためのAPポイントが獲得できる。これを使って自由にステータスを上げられるのだが、本作において特に注意が必要なのが、このステータスの割り振り方だ。
本作ではステータスが足らないとスキルや武器の利用に制限が発生する。例えばハンマーや斧といった近接武器を使う場合、筋力だけ上げても殆どの武器は利用できず、筋力とともに体格も同時に上げる必要がある。また剣や弓を使いたい場合は筋力と敏捷が必要、ブラスターなどのエネルギー兵器を使用するには敏捷と知恵が必要、魔法を使う場合は知恵だけではなく、体格が必要となるなど、使用する武器に応じて必要になるステータスの組み合わせが異なるため、上げ方に工夫が必要になる。
本作にはスキルも用意されているが、スキルの取得はさらに厳しい。レベルアップ時などに得られるLPポイントが必要で、さらに前述の通り複数のステータスを上げておく必要があるほか、シャード(本作における通貨)もかかるし、それを指導するNPCの教師が必要になるのだ。NPCの教師については、特定のNPCが対象。会話をして教師になってくれたら、マップ上にマーカー表示して探す事も可能だ。
また、組織毎にそれぞれの仲間でないと獲得できないスキルもある。例えばバーサーカーなら炎の魔法を獲得できるほか、アルブなら氷の魔法、モーコンは自身の能力を強化できる儀式のスキル、アウトローは特殊な薬を調合するレシピが得られ、クレリックは自身の防御を高めるスキルが得られる。
本作ではフィールド内に落ちている様々な物を拾うことができる。武器や素材、ポーションなど用途の想像がつく物もあれば、単なるガラクタも色々と拾って持ち歩ける。その種類も量もかなり膨大だが、一方で重量の制限が存在しない。何をどれだけ持っていても移動に制約などはないため、獲得したアイテムは常に所有し続け、持ち歩けるのは非常に楽だ。こうしたアイテムを持ち歩き、フィールドを旅する行商人や街などで商売する人たちと取引してシャードを稼いだり、後述のクラフトで使用する。
かき集めたアイテムはそのまま行商人に売ってシャードを儲けるために使ってもいいが、これらは街中などにある作業場にて武器を修理して強化したり、ポーションを生成したり、弾薬を製造するなどのクラフトに活用できる。
例えば本作にて登場する武器は「壊れた」状態になっていることが多い。本来のものよりも低いステータスになっているのだが、壊れた状態の同じ武器をいくつかとクラフト素材を組み合わせると、「修理」できてステータスを上昇させられる。武器製造のスキルは必要になるものの、重要な要素だ。他にも、ポーションなどの生成には、スキルや複数の素材の組み合わせのほかに、レシピなどが必要な場合もある。
なお、ジェットパックの強化についてはスキルと同じ扱いとなっており、強化の際にステータスやAPが必要になっている。いずれにせよ作業台でこれらが不足していると強化や生成ができない点には注意が必要だ。素材以外にもステータス、設計図、シャード、スキルなど複雑なクラフトを使いこなせるようにするのも本作の魅力の1つと言える。
筋力だけじゃ斧は振れない? ステータス振りは慎重に
より具体的にプレイ感覚をお伝えするため、実際に指針を立ててプレイしてみた話を紹介したい。初見のプレイ感覚としては、廃墟の中を旅し、ガラクタを拾って活用するなど雰囲気はかなり「Fallout」シリーズのそれに近い。他人の家などを物色した時にアイテムを盗むと敵対して組織の護衛などから狙われるなどの要素もある。
当初はジャックスをバトル系の武器振り回し系のキャラクターとして育成しようと決めてプレイし始めた。そのため、最初のうちはあまり深く考えず、レベルが上がるたびに筋力を強化してきた。ところが比較的早い段階で異変に気が付く。折角入手した武器が装備できないのだ。そこで武器の項目をよく見ると、体力の欄が赤く表示されていた。
前述の通り、斧やハンマーと言った近接武器の装備には筋力の他に「体格」のステータスが必要なのだが、体格のステータスを上げるのを失念していたためだ。そのため、急遽方針を転換し、途中から体格についてもバランスよく上げるようにして、強力な武器を使えるようにしていった。
また、強敵を遠方から狙撃したり、空中の敵と戦うために遠距離武器として弓を入手したが、これを使うようにするためには筋力以外に敏捷のステータスが必要になる。試しに敏捷のステータスが低くても使える低ランクの弓を試してみたが、ダメージが全然与えられず、手持ちの矢があっという間になくなってしまうため、コスパが非常に悪かった。
やはり武器として使うなら強力な弓が必要なため、次は敏捷も上げなければと頭を抱えた。ステータス1つでかなり考えさせられるが、システムを理解するとこれが「ELEX II」ならではの味として面白くなってくる。
さらにはストーリーを進めていくと、ジェットパックを活かして色々な場所に行くのが楽しくなってきたので、ジェットパックを強化してさらに使えるようにしようと考えた。特にほしかった機能はジェットパックを使用しながら空中戦ができるようになる「浮遊」の機能と、エネルギー切れで落下した際にダメージを受けるのを防げる「レトロロケット」の機能だ。
デフォルトのジェットパックでは、飛行中は武器が使用できない。これを使えるようにするのが「浮遊」の機能なのだが、有効にしようとジェットパック改造用の作業台でメニューを開くと、知恵のステータスが足らないと出る。知恵はそれまでまったくノーマークだったので、また頭を抱えることに……(笑)。戦闘以外のアクションで必要なスキルやステータスを事前にチェックしておくなどの対策をしつつ、悩みながら強化していくのが本作を楽しむポイントの1つと言える。
もうひとつ個人的に方針を固めたのは戦闘方法だ。近接武器で戦闘する場合は、敵の動きを読み、それに合わせてBボタンを使った回避でしっかり攻撃をかわしていくのが効率のいい戦い方だと感じている。というのも、本作の敵の攻撃は非常に痛い。特にフィールドで出会う敵はレベル相応の敵もいるが、突然やたらと強力な敵と出くわす場合もある。そこで、有効となった戦術がヒットアンドアウェイだ。
特にミッションの指示で倒すことになる敵などは非常に強力なヤツが多く、強い場合は2回ほど攻撃をくらうと死んでしまう。そのような相手にはとにかく時間をかけつつ、攻撃を当てては敵の攻撃パターンを読んで回避を繰り返す。体力がヤバイ時は少し距離を置いて、ポーションなどで回復も有効だ。
他にも有効なのは、仲間と共に冒険する事だ。道中では様々な組織のNPCが仲間として冒険を共にしてくれる場合があり、これが活用できる。
筆者の場合、序盤で仲間となった元嫁のカジャを仲間に加えて共に冒険をしていたが、各所で非常に助けられた。というのも戦闘時、敵のターゲットは近い相手に切り替わっていくため、カジャがより敵に近くなるとターゲットが移ってこちらは背後から反撃を気にせず攻めまくれる。また、カジャはバーサーカーの魔法使いなので、炎の魔法で援護してくれるのだが、これが強力で道中何度も助けてもらえた。
仲間のNPCは無敵ではないため、一定のダメージを受けると気絶してしまうし、場合によっては死んでしまう場合もある。死んでしまうとストーリーに影響が出るため、うまく活かして道中のフォローをしてもらうのがいいだろう。
仲間のNPCは同行中はミッションなどで発生する会話の選択肢を常に聞いており、こちらの回答が好みであれば好感度が上がり、気に入らないと下がる。まだ全貌は明らかにできていないが、好感度はストーリーに影響を与えそうだ。他の人との会話は、仲間の性格も意識して選択していきたい。
ただし、仲間は常に1人しか同行できず、新たな仲間を追加したい場合は入れ替えが必要になる。入れ替え自体は道中に仲間に声を掛けるだけで手軽に切り替えが可能なので、行く場所などに応じて切り替えていくのがいい。
なお、特定のミッションでは依頼主が同行するような場合もあり、このような場合は例外的に3人パーティのような形で旅することになる。自分以外の仲間が敵を倒した場合も、経験値はきちんと獲得できるため、仲間が多い時ほど多くの敵を倒しておくと経験値が稼ぎやすい。
体力がなくなると即死となり、直近でセーブしたポイントからの再開となる。本作ではいつでもどこでもセーブができるようになっているので、最後の手段としては敵との戦闘中でもベストな立ち回りができた時に小刻みにセーブをしていくことで、かなりの難敵であっても時間をかけて撃退できる。ポーションは有限なため、最後の手段的な感じではあるが、このスタイルでプレイすれば冒険はかなり楽に進められるようになるだろう。
また、本作では街や野宿の際にベッドや寝袋など特定のポイントで寝る事ができる。時間経過はゲームプレイ中には発生せず、睡眠を取る際に朝、昼、夜など起きる時間を設定可能だ。
夜にしか発生しないような特定のミッションに挑む際には覚えておきたい。また、睡眠を取る事で、体力は全快となる。なお、ベッドや寝袋には所有権がないため、全く知らない他人の家に上がり、ベッドだけ使う分にはなぜか怒られることなく寝る事ができるのも気楽に活用できてありがたいポイントだ。
ミッション発生時はメニューの「ログ」から引き受けた依頼内容などを再確認できるほか、マップにマーキングすることで、あまり迷うことなく目的地に向かえるようになっている。ミッションクリア時は通常の戦闘よりも多く経験値が稼げるため、細かい御用聞きでも面倒くさがらずに引き受けて数をこなすことで、経験値も稼げてシャードも稼げて効率よく強化できる。
そのほかに大事なのは「テレポーター」の発見。マップ上で選択する事であっという間にそこに移動できるファストトラベルの機能だが、使うためには1度触れて有効にしておく必要がある。見かけた際には忘れずに有効にしておきたい。
前作以上の快適な操作感とビジュアル! 慣れればハマるクセの強いシステム
筆者は、現段階ではまだ冒険の途中だ。何しろ本作では、組織1つのシナリオをクリアするだけでもかなりの時間がかかる。今回のプレイではバーサーカーを半分コンプリートし、モーコンも最後までクリア、現在はアウトローの組織内のミッションをプレイしている。その途中ではアルブにもいけるようになったので、現在はアルブの組織を制覇しようと目論んでいる。
アルブの施設内だけを見ていると、建物全体が近未来的なビジュアルな上に、フィールド内は金属製のメカニックな鎧に身を包んだNPCが徘徊し、たまにドローンや巨大ロボットが動き回る、序盤のイメージとはまったく異なった、まさにSF的なビジュアルでテンションが上がる。
ビジュアル面においては、実際のところ洗練のなさを感じる人も多いだろう。キャラクターの表情の作り込みなどは、他のAAA最新作と比べるとやや弱い印象を受けるのは事実だ。だが前作「ELEX」を試しにプレイしてみたが、それと比較すると飛躍的な進化を遂げているのがわかる。
特にジェットパックの操作感はかなり改善されていて、本作ではLTボタンを単体で割り当てたことでわかりやすく操作しやすい作りになっている。
自由度がかなり高く、かなり広域のエリアを自由に旅できるので、どこかのミッションで煮詰まった時には、放浪の旅に出てレベリングしてみるといった楽しみ方も有効だ。そこでまさかの発見があるかもしれないし、テレポーターを有効にしておけばいつでも手軽に戻ってこられるので放浪の旅が無駄にならない。
さきほど本作の敵の強さについて書いたが、本作にはイージーモードよりもさらに簡単なストーリーモードが用意されている。敵が強すぎることにストレスを感じ過ぎたり、壮大な物語をよりスムーズに進めるならストーリーモードをプレイしてみるのもありだろう。
全体的には、システム含めて本作は非常に味のあるオープンワールドだと感じる。そのため、最初のうちはとっつきにくい面もあるかもしれないが、掴めてくるとだんだんとハマっていくスルメのような魅力がある。ぜひ、ジャックスとなって個性的な5つの組織の物語を楽しんでいただきたい。
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