(2013/4/24 13:05)
4月18日、セガからPSP用RPG「セブンスドラゴン2020-II」が発売された。価格はUMD版が6,279円、ダウンロード版が5,600円。プレイ人数は1人。開発は前作「セブンスドラゴン2020-II」と同様、イメージエポックが担当している。
データインストールに対応しており、利用するには950MB以上の空き容量が必要となる。また、前作のプレイ特典として、メモリースティック内にシステムデータがあると、いくつかアイテムをもらうことができる。中でも「ガトウのバンダナ」(ATK・DEF・MAT・MDF+5)はストーリー序盤でかなり使えるアイテムなので、前作をプレイしているならシステムデータを用意しておくといいだろう。
前作から1年が経過した西暦2021年――新たなる脅威が世界を襲う!
【プロローグ】
ドラゴンを撃退して1年。
東京に集結した生存者たちは復興へ向かって歩み始めていた。
復興政府は東京都庁から国会議事堂へ場所を移し、日々討議が行なわれていた。
ムラクモ機関はその主導権をイヌヅカ総理以下復興政府に返上。
本来の職務であるマモノ狩りや東京復興の支援活動に日々勤しんでいた。
どのように復興を進めるかで議会はたびたび紛糾したものの、
「東京スカイタワー」の復旧をひとつの目標として、人々は力を合わせていた。
世界で唯一現存する超高層建築である東京スカイタワー。
この巨大な塔を再び稼働させることで、国内全域の電子ネットワークが回復し、
復興のスピードは一気に加速する。日本復興計画の象徴ともいえるプロジェクトだった。
だが、人々の希望は、またしても踏みにじられる。
東京スカイタワー復旧当日、突如として空を覆うおびただしい数の……ドラゴン。
そして新たなる真竜。その名は――
フォーマルハウト。
すべてを焼き尽くす、黒き炎。
前作から1年後となる西暦2021年。生存者たちは復興に向け順調に歩みを進めていた。だが、東京スカイタワーを復旧させることで国内の電子ネットワークを回復させる一大復興プロジェクトの当日、空を覆うほどのドラゴンと共に新たなる真竜フォーマルハウトが出現し、プロジェクトは頓挫。1年前と同様にたった3日で世界は壊滅状態となってしまう。プレーヤーは前作で世界を救った“ムラクモ13班”となり、人類の敵であるドラゴンを討伐する。
前作からの続きとなる物語だが、トップメニューには「BEFORE STORY」という前作の物語を読むことができるコンテンツが用意されているし、前作を知らずとも楽しめるように作られている。しかしながら、細かな人間関係などを知ればより物語が楽しめることは間違いない。前作はPSP the Best版が発売されており、パッケージ版だけでなく、DL版(2,600円)もあるため、家にいながらすぐにダウンロードすることが可能だ。
好評のキャラクターメイクはもちろん健在! 選択できるボイスは40名に大幅増加!
プレーヤーの操作する“ムラクモ13班”を構成するメンバーを作成するキャラクターメイクは本作でも健在。外見(全14種)→カラー(各3色)→職業(全6職)→ボイス(全40名)を組み合わせて作成する。前作との大きいな違いは、新職業アイドルの登場と選択できるボイス数、外見のカラーが増加した点だ。キャラクターデザインは前作と同様に三輪士郎氏が担当。
ボイスを担当するキャストは、阿部敦、石田彰、江川央生、大塚明夫、岡本信彦、小野大輔、梶裕貴、神谷浩史、木村良平、黒田崇矢、櫻井孝宏、下野紘、杉田智和、竹内良太、中井和哉、中村悠一、平田広明、福山潤、三木眞一郎、宮野真守、伊藤かな恵、加藤英美里、桑島法子、斎藤千和、佐藤利奈、沢城みゆき、竹達彩奈、田中敦子、田中理恵、田村ゆかり、丹下桜、茅原実里、豊口めぐみ、豊崎愛生、花澤香菜、日笠陽子、堀江由衣、水樹奈々、悠木碧、ゆかな(以上男女別50音順。敬称略)の全40名。前作の30名から10名も増えている。なお、新職業アイドルについては後述とさせていただく。