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【年末特別企画】プレイせずには年が越せないぜ! オススメ洋ゲー10選
忘れてないよね? 2013年前半に話題を集めた2本
(2013/12/28 00:00)
忘れてないよね? 2013年前半に話題を集めた2本
ビルが生え、人や車がめまぐるしく動く。“生きている街”が楽しい「シムシティ」
「シムシティ」
メーカー:エレクトロニック・アーツ
プラットフォーム:Windows/Mac
4月25日 発売(Windows版)
8月30日 発売(Mac版)
価格: 6,980円
6,800円 [ダウンロード版]
何もない荒野に道路が引かれ、家が建ち、様々な施設が生まれ人口が増加していく。人間の営みを大きな視点で描く「シムシティ」の最新作は視覚的にとても魅力的な描写を実現した。街全体の風景から、視点を拡大するとシームレスに人が1人1人確認できるほどになるのだ。ゲームの詳細はレビューで。
シリーズ最新作である「シムシティ」はより手軽に直感的に街作りが楽しめる作品となった。しかしオンライン専用タイトルであるが故に、スタート時にサーバートラブルで大きくつまづいてしまいマイナスイメージに繋がってしまった。道路の渋滞などシミュレーション部分でもが不具合を感じさせるところが多く、高い評価を得られなかった。
しかし、そういったマイナス部分を差し引いても本作のグラフィックスと雰囲気、そして“街作り”は楽しい。「シムシティ」では隣の街と役割分担することでより有機的な広範囲の開発を可能としており、プレイを重ねることでテーマのはっきりした街を作る楽しさを味わうことができる。現在もアップデートが行なわれている。
12月13日には、未来のテクノロジーが実用化されたという設定の元、SF映画のような未来都市が設計可能となる拡張パック「シムシティ シティーズ オブ トゥモロー 拡張パック」をセットにした「シムシティ プラスエディション」が発売されている。これから始める人はこちらがオススメだ。
ステージの作り込みにより生まれる自由度「ヒットマン アブソリューション」
「ヒットマン アブソリューション」
メーカー:スクウェア・エニックス
プラットフォーム:PS3/Xbox 360/Windows
1月24日発売予定
価格: 7,980円(パッケージ版)
79.99ドル(Steam版)
CEROレーティング:Z(18歳以上対象)
筆者が2013年のゲームで特に印象に残っている作品である。天才的な暗殺者47の活躍を描くステルスアクションで、詳しい情報はレビューを参照して欲しいが、やはり本作はステージの作り込みが素晴らしい。
ミッションをクリアする1番スマートなルートはどこか? どう動くと劇的な場面が作り出せるか? プレーヤーのアプローチ次第で主人公47をより格好良くできるのが良い。広大なマップ内にいる複数のターゲットをスムーズに倒していく。ここへ行き、次はここ、ここでアイテムを使い、ここに罠を仕掛ける……アプローチが全てうまくいけば、47が建物の中を通り過ぎていく後ろでばたばたと人が倒されていく。誰も暗殺者がいたことに気づかない。まさに「サイレントアサシン」となれるのだ。
スナイパーライフルや、後ろに忍び寄っての一撃といった方法だけでなく、屋台でつまみ食いする食べ物に毒を仕込むといった凝った方法での暗殺もできる。逆に目撃者が多くいる中で堂々と暗殺を行ない、別人になりすまして逃走というのもドキドキできて面白い。
そしてステージの作り込みをさらに楽しくさせてくれるのが「コントラクトモード」だ。これはオンラインで他のプレーヤーが提示したターゲットを、決められた方法で暗殺するというモードなのだが、チャレンジの設定方法が実際にプレイした結果であるところが面白い。「どうやってプレイしたのか」を解析するのが楽しいモードであるし、自分からチャレンジを作り出すことも可能だ。