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「MHF-G」、「G3」アップデートインタビュー
「G4」で実装される新武器種をチラ見せ!
(2013/10/11 15:00)
「G4」で実装される新武器種をチラ見せ!
――あと「G4」以降についても少し教えてください。今後のアップデートスケジュールはどうなりますか?
杉浦氏: 「G4」以降も今年と同じペースになると思います。春の「G4」に続いて、夏、秋という感じです。
――以前、アップデートは年2回にするという話をされていましたよね?
杉浦氏: 「G1」の失敗を取り戻すために「G2」、「G3」を頑張ったおかげで、あまりコンテンツの貯金がないのです。「G4」のボリュームが薄くなるわけではないですが、2014年春のアップデートだけでは秋まで持たせられないという気がします。ですので2014年夏にもアップデートを行なう予定です。
――「G4」に関しては新武器という大きな要素が発表されています。1つイラストが発表されましたが、見た感じだと両手で使う武器なのかな、と想像しました。そこについて今言えることはありますか?
杉浦氏: 読み通りです(笑)。あと1つお話しできるとすれば、G級から使える武器となっています。歌姫と絡んでいて、それをトリガーにしています。
――G級になって歌姫を登場させて、初めて新武器を使えるフラグが立つ、という感じになるわけですか。
杉浦氏: そうですね。歌姫については毎週ストーリーを追加していくのですが、それを全部クリアしろというわけではありません。ただ、全く触っていない人は手に入れられないので、やっておいた方がいいです。
――ということは、かなり上級者向けの武器という位置付けになりますよね。
杉浦氏: そうですね、それもあります。G級に実装するもう1つの理由としては、もしHRから実装するとなると、バランス調整に加えて、無数の武器を実装する必要が出てきます。それを考えると、数を絞って作れるG級限定で入れさせていただくほうがいいと考えています。SRでは天ノ型・嵐ノ型など、既存の武器で独自進化を遂げているところがあるので、G級で新武器種というのは、そんなに悪い流れではないと思っています。
――他に何か「G4」で予定されているものはありますか?
杉浦氏: 歌姫のストーリークエスト以外に、レジェンドラスタを絡ませたストーリークエストをやろうと考えてはいます。あとは新しいコンテンツを追加するより、古いコンテンツの再構成をしたいと思っています。
――では最後に、プレーヤーの方へのメッセージをお願いします。
木本氏: 「G1」で多くの課題を抱えてしまった分、今必死に取り戻そうと頑張っているところです。「G3」でやっと7割返せそうかな、という感じで進めています。もちろん当初の課題を克服する以外の部分で、歌姫やパートナーといったプラスの要素もありますので、それも含めて楽しんでいただければと思います。
杉浦氏: 「G3」ではG級ならではの魅力を追加するため、今回は歌姫やパートナーを用意していて、その先の「G4」を最後の仕上げとしています。「G4」になったら戻ってきても損はないんじゃないかという感じに持っていきたいところで、そのための最大の前哨戦が「G3」だと考えています。「G3」がうまくいかなければ、翌月、翌々月の新プラットフォーム展開にも影響が出ますので、気合を入れなければと思っています。また「G3」が面白いと言っていただければ、PC版とXbox 360版のたくさんのハンターの方がまたやってみようかという気持ちになると思います。
「G2」は、あまりに酷かった「G1」の応急処置的なアップデートでした。ただ応急処置とはいえ、それで息を吹き返さないならもう終わりなので、失敗は許されないというプレッシャーがありました。そこはうまくできて、数字の下げ止まりも見えているので、ここからは失った信頼を取り戻していきます。「G3」で入るコンテンツの評価はすごく大事で、それが全然ダメでは「G4」で新武器種を入れてもうまくいくわけがないという思いもあります。真の「G1」に向けて、最後の最後の追い込みとして頑張りたいと思います。
あとこれは余談なのですが……ネットカフェのイベントでお話ししたお客様に達観した方がいらっしゃいまして。「杉浦さん、僕は『G1』がこうなるとわかっていたんですよ。いつものパターンだと『G3』か『G4』辺りでクオリティ的に納得できる内容になると思うので、それまではプレイしながら待っています」と言われたんです。
――それは優しいのか優しくないのか、悩ましいですね(笑)。
杉浦氏: お客様が私以上に達観しているというのは、いろんな意味でカルチャーショックでしたね(笑)。でもポジティブに考えれば、そこまで愛していただけるゲームは他にはないかもしれないと思ったんです。そういう意味でも「G3」、そして「G4」では、「この1年遊んできてよかった」と言っていただけるように頑張ろうと思います。
――ありがとうございました。
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