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「MHF-G」、「G3」アップデートインタビュー
杉浦氏一押しコンテンツ、「歌姫」が登場!
(2013/10/11 15:00)
杉浦氏一押しコンテンツ、「歌姫」が登場!
――では注目コンテンツの1つ、歌姫について教えてください。ストーリー型ということですが、どういう形で進行するのでしょうか?
杉浦氏: 歌姫御付きのネコのお題を受けて、クエストに出て帰ってくる、という流れですね。ちょっと意地悪な設定で、最初はこの御付きのネコだけが出てきて、お題をクリアしていくと歌姫が出てきます。普通にやれば1週間程度で出てくるはずです。ただし、歌姫を見られるのはG級ハンターだけです。HR帯からも依頼を受けることはできますが、歌姫は先々にお預けとなります。
ストーリーが見えるコンテンツとしてはシリーズクエストがありますが、テキストを眺めるだけというのがとても不満だったんです。今回はお芝居風に作っていて、キャラクターに動きも付けています。
――ちなみに以前、歌姫的なキャラクターがいたと思いますが。
杉浦氏: ……記憶にないですね(笑)。
――そんなことをおっしゃる(笑)。彼女とは別人ということですね。
杉浦氏: もっと人間味がある存在です。歌姫の過去にあった生い立ちから、ハンターがそれを助けながら追体験するようなストーリーになっています。歌姫の歌は坂本真綾さんに歌っていただきました。
――ゲーム内で聞けるわけですね。では日本語の歌ではないということですか?
木本氏: ゲーム内では日本語ではないです。
――ゲーム内では、というのが意味深ですね(笑)。
杉浦氏: 歌姫コンテンツの評価がよければ、歌を何パターンか作ろうという話はしています。
――歌姫を進めることで何か恩恵はあるのですか?
木本氏: 極限征伐戦で少しだけ恩恵がありますし、狩人祭にもあります。歌姫には友好度のパラメーターがありまして、それを上げることで恩恵が強くなるシステムになっています。
――狩人祭が絡むのは大きいですね。
杉浦氏: 私からは、あまり恩恵が強すぎると攻略に必須のコンテンツになるので、そうならないよう気を付けて欲しいと言いました。恩恵がメインになると、歌姫の場所に出入りするのが作業になってしまいますから。歌姫はそういうものを求めているのではなく、ストーリーを楽しむゾーンとして作っていきます。ストーリーのボリュームも相当な量を用意しています。恩恵よりもストーリーの面白さに8割、9割が寄ったコンテンツです。
――それは本作にとってはかなり挑戦的な取り組みですね。
杉浦氏: クエストに行く前にあちこち行ってから出発しろというのは、面倒なのであまり評判がよくありません。面倒がる人と面倒がらない人の間で「何でお前はやってこないんだ」と揉める原因にもなるので、そういう方向には持っていきたくなかったのです。
木本氏: 猟団プーギーと同じように、基本的に自分にしか恩恵がない効果になります。あとはオリジナルの武器防具が手に入るという特典もあります。
杉浦氏: これも最強の武具が入るわけではありません。歌姫が入った記念の武具という感じです。
相棒・恋人も思いのまま? 自分で使えるパートナー
――年末に入る予定のパートナーはどんなものでしょうか?
木本氏: ラスタは他人に使ってもらうものでしたが、自分で連れて行ける存在として新たに用意するものです。NPCと仲良くなれるというもので、最近は使い道がなくなっていたギルド貢献ポイントを使って育成します。また自分の装備をプレゼントできます。武具の性能は武器の状態異常属性などごく一部だけが影響し、それ以外はあくまで見た目だけの変化です。能力的にはレベルを上げてパラメーターを育てていくというものです。また友好度のようなものもありまして、それによって添い寝や一緒に食事ができたりという副次的な楽しみもあります。
――これが動画レポートに出ていた添い寝コンテンツですね(笑)。
杉浦氏: これは私の一押しで、私個人のセンスがかなり入っていると思います。歌姫とパートナーは、元々は「G3」の実装項目にはなかったんですが、どうしても入れて欲しくてチームにお願いしました。モンスターを狩って強い武器を作るという部分はあまりいじると危険なので、今回は脇で楽しめるものを用意した方がいいのではないかと考えました。
パートナーは育てて楽しむという、RPG要素に近いと思います。アクション以外の部分に楽しさを求めているお客様も相当いらっしゃるので、こういうものは相性がいいんじゃないかと思っています。ハンターをロールプレイした時に、自分の相棒にどういうキャラクターがふさわしいんだろうと考え、それをとことん突き詰められるという楽しみのあるコンテンツにしていきたいと思っています。
――では今のラスタのように、自分の分身ではなく、外見も全て選べるということですね。
杉浦氏: はい。相棒や恋人のようなイメージですね。
――男性キャラクターならパートナーは女性、と決まっているわけでもないのですか?
杉浦氏: それをすると女性プレーヤーから「両方イケメンにしたかった!」という声もありそうですし。そこは自由度を高くと考えています。
――ということは、添い寝も……?
杉浦氏: そうですね(笑)。
――ありがとうございます(笑)。
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