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ソニー、ゲーム分野は「良質なサードパーティーゲーム」牽引で増収増益

PS5販売台数はPS4と同水準に。2024年度第3四半期決算発表

【2024年度第3四半期決算】

2月13日 発表

 ソニーグループは2月13日、2024年度第3四半期の決算において、ゲーム分野が大幅な増収増益となったことを発表した。

 2024年度第3四半期では、売上高は前年同期比16%増となる2,379億円、営業利益では前年同期比37%増となる319億円となった。これに伴って、通期での見通しは売上高、営業利益ともに上方修正となった。

 増収増益な主な要因は、PS5の販売台数増加によるハードウェアの増収や、具体的なタイトル名は出なかったものの「良質なサードパーティーゲーム」の販売数増加など。ヒット作となった2023年10月発売「Marvel's Spider-Man 2」のようなファーストパーティタイトルはなかったものの、それを上回る売り上げがあったとした。

 またPS5の販売台数は2024年12月末で7,490万台に達している。発売後4年経過の販売台数としてはPS4の7,660万台と同水準であり、月間アクティブユーザー数に関しては現在も増加している状況にあるとした。2024年度第3四半期については、PS5購入ユーザーのうち、新規ユーザーは42%だったとした。