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「FFXIV」のシナリオや世界観を担当している織田万里氏、Xに自作小説「神なき世界の放浪者」ペーパーバッグ版を準備中とポスト
2025年2月12日 13:32
- 【神なき世界の放浪者 ペーパーバッグ版】
- 予価:2,000円
「ファイナルファンタジーXIV」の世界設定、シナリオ、企画原案などを担当している織田万里氏は、2月12日、自身のXアカウントで自作小説「神なき世界の放浪者」のペーパーバッグ版を、Amazonパブリッシングのペーパーバッグとして発売する準備を進めている旨を投稿した。
この小説は、織田氏が個人的な趣味で書いたもの。昨年12月にkindle版が発売されているが、紙で読みたいという要望が多かったため、ペーパーバッグ版を準備しているということだ。予価は2,000円。現在は審査中で、発売後はまたXでお知らせするということなので、続報を待ちたい。
印刷品質が気になったので、校正刷り(右)を依頼し、自費印刷版(左)と比較してみました。
— 織田 万里 (@sashikae)February 11, 2025
相違点は、カバーではなく表紙への直接印刷であること、色味がやや薄い、通常の文庫サイズより数ミリ縦長であること。厚みはほぼ同じ。
なお、再販禁止の帯は、校正用のものなので普通に買えば付きません。pic.twitter.com/BaDSGkiNsl
大変申し訳ありませんが、ペーパーバック版は価格を2000円に上げさせていただきました。
— 織田 万里 (@sashikae)February 11, 2025
素人の文庫小説にこの値段は正直どうかと思いますが、それでも次のイベントなどを待たずに紙で読みたいという奇特な方がいらっしゃいましたら……。
現在審査中なので販売開始しましたら、改めてお報せします。
かつて神々が自然を管理し、人間たちの前に姿を現して直接的に支配していた世界。
神の使徒に選ばれ、魔術の行使を許された神民たちが、それ以外の人間である下民たちを統治して暮らしていた。
しかし百年前に突如として神々が姿を消したことで、あらゆる魔術が制御を喪失。神民たちは<影>と呼ばれる化け物へと変異してしまう。この壊れた神なき世界を放浪することになる一人の男と、一体の人形の時代を超えた、ひとつでふたつの物語。