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「DEATH STRANDING」、A24による実写映画化を発表

コジプロとA24が国際共同製作契約を締結

【「DEATH STRANDING」実写映画化】

12月14日 発表

 コジマプロダクションは12月14日、アクションゲーム「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」の実写映画について、映画制作製作・配給会社「A24」へ映画化権を独占的にライセンスし、国際共同製作契約を締結したことを発表した。

 A24は、アカデミー受賞作の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」や「ミッドサマー」などで知られる映画制作製作・配給会社。コジマプロダクションとA24が正式にコラボレーションし、「DEATH STRANDING」の実写映画製作が共同で進められることとなる。

 「DEATH STRANDING」を手掛けるゲームクリエイターの小島秀夫氏は、A24との共同製作について「ゲームのファンだけが満足するのではなく、映画ファンも唸るようなものになるはず」とコメント。さらに「A24とのコラボは、映画業界だけではなく、ゲーム業界や“デジタルのエンタメ”の未来を大きく変えるだろう」としている。

小島秀夫氏のコメント

A24――およそ10年前に誕生した瞬間から、「A24でしかありえない」独自性と存在感を放っている稀有な存在。彼らが贈りとどけるものはどれも素晴らしく、ぼくは、ずっと注目し、共感していた。どこかコジマプロダクションにも通じる姿勢を感じていた。そんな彼らとDSの映画を創る。すでに世の中には「ゲームの映像化作品」は溢れている。しかし、ぼくら(A24とKJP)が創造するのは、ゲームを映画に置き換えた、ただのトランスレーションではない。ゲームのファンだけが満足するのではなく、映画ファンも唸るようなものになるはずだ。映画であることの意味に満ちた、映画にしかできない、誰もみたことのないDEATH STRANDINGの世界が生まれる。A24とのコラボは、映画業界だけではなく、ゲーム業界や“デジタルのエンタメ”の未来を大きく変えるだろう