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「サイバーパンク2077」、パッチ1.5により物件購入や、キャラクターの外見変化が可能に

パークの調整や、新武器など様々な調整・追加要素も

2月16日 配信

 CD PROJEKT REDは日本時間2月16日0時より公式生放送「REDstreams #2」において、オープンワールドRPG「サイバーパンク2077」のアップデート情報を公開した。

 今回、深夜1時からプレイステーション 5/Xbox Series Xのプレイ、そしてパッチ1.5の適用が行なわれた。本稿ではパッチ1.5の内容をお伝えしたい。なお、パッチの細かい内容は今後公開される予定だ。

パークのリセットや調整、AIの大幅な改善

 パッチ1.5でゲームのバランスや、パークの内容変更が行なわれることとなった。1.5を適用した時点でこれまでのパークはすべてリセットされ、プレーヤーは再び自由にパークを組み立てることができる。

 パークの内容なども変わっているが、ステルスは「忍術」と名前が変わり、調整も入っているという。大きく変わったのが「投げナイフ」のスキル。これまで投げナイフは使うと消えてしまったが、このナイフの回収が可能となった。また回収しなくても一定時間すると投げたナイフが手元に戻ってくるように調整された。これにより投げナイフの実用性が大きく増した。

パークがリセット、内容なども変わるという
投げナイフは使い勝手が大きく向上する
バイクは車輪部分を光らせることが可能
車の一人称視点の視界が良くなり運転しやすく

 AIの改良も大きなポイント。武器を向けられた市民や車などの反応が大きく変わり、よりリアルなものとなった。なお、このAIの改良はPS4/Xbox One版では処理が重いため適用されないとのこと。このほかにもフィクサーの信頼システムが適用され、フィクサーの仕事をこなしていくと依頼がより多くなる。コンプリートすることでの報酬も追加されたという。このほか経済システムも調整が入り、報酬のアップや、購入するアイテムの価格を下げて、よりお金を貯めやすくなったという。

銃を向けると一般民衆は逃げ出すだけでなく様々な反応をするように
反撃してくる市民も
マップはフィルタ機能などを追加。フィクサーの依頼も整理され、追加報酬も

新しい武器や、部屋の模様替えなど新コンテンツを追加

 新コンテンツとしては新地域や新しいクエストではなく、ゲーム内でのVとしてのロールプレイをより楽しめる要素が中心となる。銃器を販売するウィルソンは品揃えを追加、様々な新武器が追加される。銃の反動を抑える「マズルブレーキ」といった要素や、新しい武器、サイトなど多数が追加される。

様々な武器が追加される

 プレーヤーキャラクターの外見の変更が可能となった。鏡を見ることで変更が可能で、髪型、メイク、神の色など細かい変更が可能。要素も増えているという。時々自分の顔ではなく、ジョニーが鏡に映る事もあるという。

鏡を見ることで外見のカスタマイズが可能に

 部屋の模様替えも可能になった。自宅からアクセスできるwebサイトから不動産屋にアクセスできるようになり、部屋の模様替えに加え、ナイトシティの4カ所の物件を購入可能になった。購入できる物件は個性豊かで、それぞれの部屋に様々なギミックがある。

自室をテーマに合わせたカスタマイズができるようになった
新しい不動産を購入できる。各部屋はテーマがしっかり決まっていて固有のアクションも。この部屋ではお香を焚いたりギターが弾ける

 もう1つがジョニー関連のフォトモードだ。プレーヤー自身がジョニーとして行動する際、フォトモードでジョニーに様々なポーズをとらせることが可能となった。ジョニーに様々なポーズをさせ、ナイトシティの様々なロケーションで写真を撮り、遊ぶことが可能だ。

自身がジョニーになっているときフォトモードを起動することで、様々なポーズを撮らせることが可能になった

 今回紹介されたコンテンツは以上になり、細かい調整がメインという印象だ。「サイバーパンク2077」はオンラインでのマルチプレイも含む壮大な構想が発表されているが、今回はそういった要素のアナウンスはなかった。不具合の修正や調整などにより、グッと遊びやすくなりそうだ。パッチは現在すでに配布されているので、まずは新しいナイトシティを見てみてはいかがだろうか?