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「プロジェクトセカイ」初のリアルライブ「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st - Link -」が大盛上がり!

全メンバー勢揃いの豪華なライブに!

1月28日~1月30日 開催

 セガとColorful Palleteは1月28日から30日まで、幕張メッセにて「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 1st - Link -」を開催した。イベントでは、協賛各社の物品が展示されたほか、物販ブースでは30種類以上にも及ぶファンアイテムを発売。会場を訪れていた人たちが、さまざまなグッズを買い求めていた。

 そんななかで開催されたリアルライブには、数多くのファンが来場。さまざまな制約があった中、大いに盛り上がりを見せていた。ここでは、その模様をお伝えしよう。

Colorful Pallete
セガ
カルチュア・エンタテインメント
ワーナー・ミュージック・ジャパン
ブシロード&ブシロードミュージック
YAMAHA

 今回のライブには、「プロジェクトセカイ」に出演している6組のユニットがフル参戦した。Leo/needからは星乃一歌、天馬咲希、望月穂波、日野森志歩。MORE MORE JUMP!からは花里みのり、桐谷 遥、桃井愛莉、日野森 雫。Vivid BAD SQUADからは小豆沢こはね、白石 杏、東雲彰人、青柳冬弥。ワンダーランズ×ショウタイムからは天馬 司、鳳 えむ、草薙寧々、神代 類。25時、ナイトコードで。からは宵崎 奏、朝比奈まふゆ、東雲絵名、暁山瑞希の4人。そして、バーチャル・シンガーから初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOの6人だ。

 口火を切ったのは、Leo/needのメンバーとゲストにミクさんを加えた5人で、最初の曲は「needLe(作詞/作曲:DECO*27)」。続けて、「フロムトーキョー(作詞:夏代孝明/作曲:夏代孝明、渡辺拓也)」を披露。

記念すべき1曲目となった「needLe」と、続けて歌われた「フロムトーキョー」

 ここまでの演奏を終えると舞台が切り替わり、新たにMORE MORE JUMP!がミクさんをゲストに迎え5人で登場。その流れで「アイドル新鋭隊(作詞/作曲:Mitchie M)」を歌うと、いったんミクさんが退場し、新たなゲストとしてリンちゃんが加わった。そして、この5人で「天使のクローバー(作詞/作曲:DIVELA)」を披露すると、会場のペンライトもますます盛り上がりを見せていった。

MORE MORE JUMP!の持ち歌からは、「アイドル親鋭隊」と「天使のクローバー」がお披露目

 この2曲が終わると、次に舞台に現われたのはミクさんをゲストに迎えたVivid BAD SQUADのメンバーたち。演奏した曲は、彼ららしさが詰まった「Ready Steady(作詞:q*Left/作曲:Giga)だ。これまでと違い男女混合のユニットで沸かせてくれた。そして2曲目には、KAITOをゲストに招いての「シネマ(作詞/作曲:Ayase)」を披露し会場もよりいっそう盛り上がった。

KAITOがメンバーと同じたぐいの衣装で登場し、バッチリ決めていた「シネマ」

 続いて、ステージに登壇したのはワンダーランズ×ショウタイムの面々。ゲストとして参加したミクさんは、ワンダーランドのセカイのミクさんだ。披露した楽曲は、1曲目が「セカイはまだ始まってすらいない(作詞/作曲:ピノキオピー)」。これが終わると、今度はどこからかステッキが現われ、それを巧みにパフォーマンスに取り入れた「potatoになっていく(作詞/作曲:Neru)を歌ってくれた。こちらも男性2人女性2人のユニットではあるものの、Vivid BAD SQUADとはまた違った、ほどよいバランスで聞こえてきたのが印象的だ。

いかにもワンダーランズ×ショウタイムらしい衣装で「セカイはまだ始まってすらいない」と「potatoになっていく」を披露

 そして、5組目のユニットとしてステージに出現したのは、25時、ナイトコードで。の4人と誰もいないセカイのミクさん。ゲームではお馴染みの髪型ではあるものの、ステージ上で見るといつも以上に高貴な感じを受けてしまう。

 まず歌ってくれたのは、「悔やむと書いてミライ(作詞/作曲:まふまふ)」。続けて「まだまだ聴き足りないよね!」との発言と共にミクさんが退場し、入れ替わりに制服姿のMEIKOが入ると、披露されたのは「アイディスマイル(作詞/作曲:とあ)」。この2曲を演奏し、絵名が「もっと聴きたい?」と観客に尋ね、大勢がサイリウムを振って返事をしてくれた……のだが、奏が「ちょっと休みたい」と言ったことを受けて、いったん小休止タイムを設けることに。

 ここではステージにスチルが表示され、各ユニットメンバーがいつものように会話を交わしていった。25時、ナイトコードで。の面々は、奏と絵名の運動不足を話題に出し、Leo/needでは一歌が「成長した私たちを見てもらいたいから、あまり演奏したことのない曲を演奏しよう」とまとめていた。

 Vivid BAD SQUADの4人は、次の曲のために2人ずつに分かれて練習するぞ! と言っていたのが次の曲の伏線になっていたり、ワンダーランズ×ショウタイムのメンバーは「みんな次も来てくれるかな?」と心配するえむに、司が「もちろんだ、未来のスターである俺がいうのだから間違いない」と自信たっぷりに宣言。

 MORE MORE JUMP!では愛莉が提案として、「あのかけ声をやらない?」とメンバーに尋ねる。勘のいい人ならば、この時点で次のタイミングで披露される曲がわかったのかもしれない。

 こうして小休止を挟んで始まった後半戦では、まずはゲストにミクさんを迎えたMORE MORE JUMP!が登場。1曲目に「メルティランドナイトメア(作詞/作曲:はるまきごはん)」を披露すると、即座に2曲目として「ビバビバ(作詞/作曲:Mitchie M)」を歌い、小休止でのフラグをしっかり回収していた。

小休止開けての1発目は、MORE MORE JUMP!の「メルティランドナイトメア」からスタート

 次にステージに現われたのは、25時、ナイトコードで。から宵崎奏と朝比奈まふゆ、そしてミクさんの3人。ここで演奏されたのは、しっとりした楽曲の「カトラリー(作詞/作曲:有機酸)」。これが終わると3人は姿を消し、絵名と瑞希が登壇。打って変わってアップテンポな「ベノム(作詞/作曲:かいりきベア)」を歌い、会場の空気を一気に暖めていった。

ゲストのミクさんを交えて、ここでは「カトラリー」と「ベノム」の2曲を披露してくれた

 その流れを受け継ぐ形で登場したのは、ワンダーランズ×ショウタイムの4人にレンを加えた5人。司の大声でのアピールに、寧々が類に「(声が大きすぎるから)司の音量のつまみを作ってくれない?」と提案し、司がたじたじになる一場面も。そんなシーンの後に、類の「めくるめくショーの世界に、共に行こうじゃないか!」とのかけ声と共に始まったのは「テレキャスタービーボーイ(作詞/作曲:すりぃ)」。ステージを盛りあげた後、レンが退場し入れ替わりにミクさんが入ると、間髪入れずに「ミラクルペイント(作詞/作曲:OSTER project)」が演奏され、ステージ上はより一層賑やかになっていった。

歌が始まる前に、司の声が大きすぎることで盛り上がりを見せる場面も。写真は、「テレキャスタービーボーイ」

 次のメンバーは、Vivid BAD SQUADのこはねと杏に、ゲストとしてルカさんが加わっての歌となった。楽曲は「Just Be Friends(作詞/作曲:Dixie Flatline)」。演奏が終わったのち、3人が消えてステージが暗転、そこに彰人と冬弥が登場! ここで披露されたのは「フラジール(作詞/作曲:ぬゆり)」で、2人のダンスパフォーマンスに酔いしれた人もいたことだろう。

ルカさんを交えた3人での演奏となった「Just Be Friends」と、彰人と冬弥の2人が目立ちまくりだった「フラジール」

 そろそろ終盤にさしかかってきたこのタイミングでステージに姿を見せたのは、Leo/needのメンバーにミクさんを交えた5人。ここで一歌が、みんなに伝えたいことがあるといって話し始めた。それは、自分たちがプロを目指して演奏をしているものの、まだまだ経験も浅いしバンドとしても走り始めたばかりということ。でも、このメンバーでずっと同じ夢を見続けたいから、ぜひ応援してくれたら嬉しいという内容だった。メンバーからだけでなく、会場からも賛同のサイリウムをもらった彼女たちがここで歌ったのは「ヒバナ -Reloaded-(作詞/作曲:DECO*27)」と「ドラマツルギー(作詞/作曲:Eve)」。

メンバーたちの思いを乗せて歌われた楽曲は、「ヒバナ -Reloaded-」

 そしてトリを務めたのは、バーチャル・シンガーの6人。いつもの衣装に身を包み、彼女たちがその思いを歌で伝えるべく選んだ楽曲は「千本桜(作詞/作曲:黒うさ)」ということで、会場に来ていた人は大盛り上がりだっただろう。

今ではミクさんの人気曲のひとつとして知られている「千本桜」が、バーチャル・シンガー6人での歌となった

 リアルライブは、これで終わりではなかった。アンコールを誘うサイリウムと手拍子に、再びミクさんがステージ上に登場! 「みんながもう1度、あの子たちに会いたいと思う気持ちが伝わってきたよ」と言うと、Leo/needから一歌、MORE MORE JUMP!からはみのり、Vivid BAD SQUADからこはね、ワンダーランズ×ショウタイムより司、25時、ナイトコードで。からは奏と、各ユニットメンバーから1人ずつが現われる。そして、全員で一緒に曲を披露することに。1曲目はミクさんと一歌、司、奏でおくる「セカイ(作詞:DECO*27/作曲:堀江晶太(kemu))」、そして2曲目はみのりとこはね、そしてミクさんの3人で歌った「ワーワーワールド(作詞:Mitchie M/作曲:Giga & Mitchie M)」と続き、大いに盛り上がった。

アンコール1曲目と2曲目は「セカイ」と「ワーワーワールド」。これまで以上に客席のサイリウムの動きも激しくなった

 ここでミクさんが少々寂しそうな表情をしながら、「セカイの旅が終わる時間」を告げ、「なので最後にもう1曲歌おう」と提案すると、奏が「何の曲を歌うの?」と、不安そうに聞いてくる。それに対しての答えは、「新しい門出の曲だよ! これから沢山の希望と後悔が待っているかもしれないけれど、それでも一歩ずつ前に進もうという思いが詰まった、この楽曲『群青讃歌(作詞/作曲:Eve)』を」。

 歌が始まった瞬間に6人の衣装が替わり、女性は上半身が群青色の空でスカート部分が雲のあるセーラー衣装、司は群青色のパンツに群青色と雲が描かれたジャケットと、全員おそろいの服を纏っての1曲となった。

大トリは、「群青讃歌」。全員が特別な衣装にチェンジして披露し、楽曲中にはクラッカーが飛び出る演出も行なわれた

 これで演奏曲目はすべて終わり、大きな盛り上がりを見せた「プロジェクトセカイ」のリアルライブは幕を閉じた。

【セットリスト】

曲順曲名作詞/作曲パフォーマー
1needLe作詞:作曲:DECO*27Leo/need&初音ミク
2フロムトーキョー作詞:夏代孝明、作曲:夏代孝明・渡辺拓也Leo/need&初音ミク
-MCMORE MORE JUMP!
3アイドル新鋭隊作詞・作曲:Mitchie MMORE MORE JUMP!&初音ミク
4天使のクローバー作詞・作曲:DIVELAMORE MORE JUMP!&鏡音リン
5Ready Steady作詞:q*Left、作曲:GigaVivid BAD SQUAD&初音ミク
6シネマ作詞・作曲:AyaseVivid BAD SQUAD&KAITO
7セカイはまだ始まってすらいない作詞・作曲:ピノキオピーワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク
8potatoになっていく作詞・作曲:Neruワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク
-MC25時、ナイトコードで。
9悔やむと書いてミライ作詞・作曲:まふまふ25時、ナイトコードで。&初音ミク
10アイディスマイル作詞・作曲:とあ25時、ナイトコードで。&MEIKO
11メルティランドナイトメア作詞・作曲:はるまきごはんMORE MORE JUMP!&初音ミク
12ビバハピ作詞・作曲:Mitchie MMORE MORE JUMP!&初音ミク
13カトラリー作詞・作曲:有機酸作詞・作曲:有機酸宵崎奏&朝比奈まふゆ&初音ミク宵崎奏&朝比奈まふゆ&初音ミク
14ベノム作詞・作曲:かいりきベア東雲絵名&暁山瑞希
15テレキャスタービーボーイ作詞・作曲:すりぃワンダーランズ×ショウタイム&鏡音レン
16ミラクルペイント作詞・作曲:OSTER projectワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク
17Just Be Friends作詞・作曲:Dixie Flatline小豆沢こはね&白石杏&巡音ルカ
-MCVivid BAD SQUAD
18フラジール作詞・作曲:ぬゆり東雲彰人&青柳冬弥
19ヒバナ -Reloaded-作詞・作曲:DECO*27Leo/need&初音ミク
20ドラマツルギー作詞・作曲:EveLeo/need&初音ミク
21千本桜作詞・作曲:黒うさ初音ミク&鏡音リン&鏡音レン&巡音ルカ&MEIKO&KAITO
<アンコール>
22セカイ作詞:DECO*27、作曲:堀江晶太(kemu)初音ミク&星乃一歌&天馬司&宵崎奏
23ワーワーワールド作詞:Mitchie M、作曲:Giga & Mitchie M初音ミク&花里みのり&小豆沢こはね
24群青讃歌作詞・作曲:Eve初音ミク&星乃一歌&花里みのり&小豆沢こはね&天馬司&宵崎奏