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「サイバーパンク2077」、無料DLCの配信は延期に
致命的な不具合の修正とアップデートに注力。10日以内に最新パッチを配信予定
2021年1月14日 11:02
- 1月14日 発表
CD PROJEKT REDは1月14日、オープンワールドRPG「サイバーパンク2077」において、同社の共同設立者マーチン・イウィンスキ氏による声明動画「Cyberpunk 2077 - Our Commitment to Quality」を公開した。
「サイバーパンク2077」は、12月10日に発売されたオープンワールドRPGゲーム。幾度の発売延期を経て発売されたにも関わらず、PC版と家庭用ゲーム機版との品質に大きな差が生じ、そのバグやクラッシュの多さのためユーザーからの不満が続出。遂には異例の返金対応、PlayStation Storeでのダウンロード版販売が停止になる事態となっている。
映像では、「サイバーパンク2077」発売に至るまでの開発の様子に関して、そして旧世代機版についてのスタジオの見解を説明。旧世代機版が同社の品質基準を満たすものではなかったと謝罪し、公式にこれを認めている。イウィンスキ氏は「皆様の信頼を取り戻すために最善を尽くすことを約束します」とした上で、PC版と家庭用ゲーム機・旧世代機版との間に生じた差について「PC上で素晴らしいと思えるゲームを作り上げてから旧世代を含む家庭用ゲーム機に落とし込もう」という開発方針や、ハードウェア間の差という問題を過小評価していたことが背景にあったとしている。
さらに映像の最後では、アップデートや改善、無料DLCなどの情報を含む「サイバーパンク2077」の開発ロードマップが公開された。「サイバーパンク2077」では、すでにホットフィックスが3回にわたってリリースされているが、今後は「ゲーマーの皆様が直面している不具合やクラッシュを全プラットフォームで修正すること」を最終目標として、小規模・大規模なパッチを定期的に配信するとしている。最初のアップデートは10日以内に、その後数週間のうちに、さらに大規模なアップデートが配信される予定とのこと。また、致命的な不具合の修正とアップデートに注力するため、当初、発売直後にリリース予定だった無料DLCは延期を発表、次世代機向けのアップデートは2021年下半期中の配信を目指して準備中としている。
なお、「サイバーパンク2077」の今後の取り組みについての詳細は、下記のリンクより確認できる。
ゲーマーの皆様
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP)January 13, 2021
CD PROJEKTの共同設立者より、『#サイバーパンク2077』の発売に至るまでの開発の様子についての見解および、旧世代機版についてのスタジオの見解をご説明しています。pic.twitter.com/fQW11rgqIq
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