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「ゆみみみっくす」を作ったスタッフによる竹本泉氏のスマホ向けADV「人魚Days」配信スタート

6月10日発売

【前編】

価格:無料

【後編】

価格:490円(税込)

 未来検索ブラジルは、Android/iOS向けアドベンチャーゲーム「人魚Days」を6月10日より配信している。「前編」、「後編」で構成されており、前編は無料、後編は490円(税込)。

 「人魚Days」は、漫画家・竹本泉氏のコミックそのままのゆるくて明るいストーリーが楽しめるアドベンチャーゲーム。独特の世界観、雰囲気、キャラクターで、物語が展開していく。竹本氏の作品の魅力は「かわいらしいのだけどちょっとヘンで不思議なノリ」。本作はそのノリそのものを楽しめる。そして途中で現われる選択肢で物語は分岐していく。

ゆるくて明るく、ちょっと不思議なノリが楽しめる

 「竹本氏のコミックをそののままゲームにした作品」と言えば、コアなファンは「ゆみみみっくす」の名が浮かぶだろう。「ゆみみみっくす」は1993年にメガドライブのCD-ROM、"メガCD"向けにゲームアーツが開発したアドベンチャーで、主人公・弓美に起こる不思議な物語が描かれた。竹本氏のコミックのノリをそのまま再現したテンポやセリフ回しは、CGをリアルタイムで書き換えるコマ割りアニメーションで展開され、好評を博し「ゆみみみっくす」は他のハードにも移植された。同じ手法を使った竹本泉氏の作品として「だいなあいらん」がある。

 「人魚Days」のプログラムを担当するのは岡部博明氏。「ゆみみみっくす」、「だいなあいらん」を手がけた人物で、「人魚Days」では23年振りに竹本氏とタッグを組む。本作は「ゆみみみっくす」などと異なり音声や音楽は収録されておらず、コミック感覚で物語を楽しめる。物語やキャラクターの独特のノリは大きな魅力だ。かつての「ゆみみみっくす」ファンはもとより、竹本氏を知らなかった、という人もぜひこのユニークなノリに触れて欲しい。

物語は選択肢で分岐する