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【Square Enix LIVE】野村哲也氏と、北瀬佳範氏が紹介する「FINAL FANTASY VII REMAKE」! アクション製と戦略性を兼ね備えた、新しい「FF」がここに!
2019年6月11日 15:21
「Square Enix LIVE E3 2019」で最も熱量を込めて紹介されたのが「FINAL FANTASY VII REMAKE」だろう。このイベントにはプロデューサーの北瀬佳範氏と浜口直樹氏と共に共同ディレクターを務める野村哲也氏が登壇。本作を紹介し、込めた想いを語った。
北瀬氏は最初に、「22年の時を経てキャラクター達が非常に美しく、さらに魅力的になって帰ってきました」と語った。本作は「FFVII」の世界やキャラクターをより深いており、「FINAL FANTASY VII REMAKEプロジェクト」の最初の作品であり、“ミッドガル”のストーリーを広大、かつ緻密に描いている。具体的に「どこまで」という言及はなかったが、本作は大きな構想のプロジェクトの始まりである、ということのようだ。それでもブルーレイ2枚組相当という、非常にボリュームたっぷりな、独立した作品として楽しめる作品になるという。
今作は「皆さんのよく知っている『FFVII』」だと北瀬氏は語った。そうでありつつ前作を知らない人にとっては、全く新しい作品となるという。ここからはゲームシステムの紹介となる。「FINAL FANTASY VII REMAKE」はリアルタイムアクションとコマンド入力式のハイブリットのシステムを持つ。攻撃、回避、ブロックなど、全てリアルタイムで、直感的な操作が可能だ。
しかしアクションだけでなく“戦略性”が求められる。攻撃し、敵を倒すとATBゲージがたまり、コマンド入力が可能となる。このとき時の流れがゆっくりとなる「タクティカルモード」に移行する。このとき様々なアビリティが使用できる、ATBゲージを使用しアビリティや装備しているマテリアを使える。
もちろん他のキャラも使える。クラウドは接近戦だが、バレットはガトリングで遠距離攻撃ができる。もちろん使用するアビリティも全く異なる。ボタン1つで操作するキャラを切り替え、戦いを展開していく。操作しないキャラクターも戦い続けるが、時には回復などのフォローも求められる。
キャラの切り替えと「タクティカルモード」への移行で、高い戦略性を持って戦いを行なうことができるという。また敵には「フォーカスゲージ」が設定されており、これを上げることでより大きなダメージを与えることができるという。アビリティをショートカットに設定することで、アクションゲームとしてより特化した戦い方ができるとのこと。続いて行われた戦闘では、部位攻撃や敵のスキル、弱点攻撃、スタン攻撃など、非常に凝った要素が紹介された。
そして野村哲也氏の登壇である。野村氏はファンに向かい、「今までずっと応援していただき、お待たせしてしまいましたが、本当にありがとうございました。今回初めてプレイ画面を長めに見ていただけたと思いますが、おそらく想像していたものとはちょっと違っていたのではないでしょうか?」と語りかけた。そしてE3会場で、本作を触ることができることを明らかにした。
今回公開された「FINAL FANTASY VII REMAKE for E3 2019」で注目なのが、「ティファ」の姿である。女性でありながら格闘技で敵を倒す強く美しいティファは非常に人気で、彼女が画面に出た瞬間、そして攻撃を行なう度に大きな歓声が上がった。
改めて北米ユーザーの「FFVII」への期待、そしてティファへの人気を実感させられた発表会だった。E3会期中、会場の様子など「FFVII」の追加情報も取り上げる予定なので、お楽しみに!