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任天堂、Gamescom 2018に「スーパー マリオパーティ」を初プレイアブル出展
5種類のミニゲームで戦う「オンライントライアスロン」は熱くて楽しい!
2018年8月25日 12:28
例年Gamescom 2018にブースを出展している任天堂だが、今年は「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」や「スーパー マリオパーティ」を始め、「マリオテニス エース」、「DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)」、「スターリンク バトル・フォー・アトラス」、「Killer Queen Black」、「ドラゴンボールファイターズ」、「DARK SOULS REMASTERED」など多くのNintendo Switch用タイトルが出展されていた。インディータイトルも10タイトルが展示されており、ブースの中に出展されていたプレイアブルのタイトル数は他のどのブースよりも多かった。
ブース内にはステージやライブストリーミングのスタジオ、「Nintendo Labo」の作品群の展示コーナーもあり、段ボールで作ったスクーターやルーレットなどの力作も並んでいた。また、E3で発表された「スーパー マリオパーティ」は、今回初めてプレイアブルで出展されていた。試遊することができたので、体験したミニゲームを紹介したい。
「オンライントライアスロン」の試遊バージョンをプレイ
「スーパー マリオパーティ」は最大4人で遊べるNintendo Switch用のパーティゲーム。試遊でも、Joy-Conを4台使った4人プレイが体験できた。
今回遊べたのは5種類のミニゲームを連続でプレイし、世界中のプレーヤーと得点を競う「オンライントライアスロン」のオフラインバージョン。ミニゲームはあらかじめ組み合わせが決まった4種類から選べるが、今回はその中の1つしか選べないようになっていた。すべてのミニゲームには、本番前に操作方法の説明と簡単な練習ができるミニゲームのミニゲームとでもいうべきものが用意されている。
第1回戦はタル転がしレース。4分割された画面で、それぞれがタルに乗って、途中にある水たまりや草むらなどの障害物をよけつつ、競争相手にタルをぶつけて邪魔をしつつゴールを目指す。Joy-Conを前に倒すように振ることでタルにスピードをつける。方向はJoy-Conを傾ける角度で調整する。途中にはダッシュ床もあり、上手く使うことで逆転も可能だ。
2回戦目はフライパンの中の四角い肉を焼くゲーム。フライパンの柄に見立てたJoy-Conを振って、フライパンの中の肉をひっくり返し、全ての面を焼けば、皿に盛られたおいしそうなステーキ料理が完成する。あっさり料理を仕上げる人もいれば、なかなか思った面が下に向いてくれず悪戦苦闘している人もいた。激しく降りすぎて肉が落ちてしまうと、また生肉から焼き直しになる。ちなみにこの肉はヨッシーの食事らしい。
3回戦は、ダンジョンのような場所で背後から追いかけてくるグローブをつけたテルテル坊主のような幽霊から逃げるというレース。途中にある穴からも幽霊が続々と現われ、画面半分を埋め尽くすほど大量の幽霊がグローブを振り回してダンジョンの壁や障害物を破壊しながら追いかけてくる。幽霊のグローブに触れると吹っ飛ばされてしまう。逃げ道は定期的に上下2つのルートに分かれるが、片方には障害物があり、どちらのルートを選ぶかが勝敗を決める重要な選択になる。
第4回戦は、三輪車レース。Joy-Conを両手で横に持って、両端をペダルに見立てて回す。画面すら見ずに、ひたすらJoy-Conを回すことだけに集中するレースだ。
最後は、5×5のマス目に分かれたフィールドに、上と左右から突進してくるスラッガーを避ける。最初は1体ずつなのでさほど難しくないが、だんだんと数が増えていき、時間差で攻めてくるなど、避けるのが難しくなっていく。
最後は、獲得した得点によって足場がせりあがっていき、1番高くまで到達したキャラクターが勝利となる。どのミニゲームも簡単かつ熱く遊べるものばかりで、そこは歴代の「マリオパーティ」から変わることがない。だが今作では初めてオンラインモードが入り、まったく知らない相手と一緒に遊ぶことができるようになった。
今回、任天堂のブース内には「Red Cube」というライブストリームスタジオが設けられ、ずっとタイトルの紹介やデモプレイなどの番組を配信していた。「スーパー マリオパーティ」も実況映えするタイトルとして、今後ライブストリームの中で存在感を増していくかもしれない。