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タミヤ、「ミニ四駆ジャパンカップ2018」コースレイアウトを公開

原点回帰をコンセプトにした高速サーキット「クラシックサーキット2018」

6月16日より開催

 タミヤは6月16日からスタートするミニ四駆の全国大会「ミニ四駆ジャパンカップ2018」のコースレイアウトを公式ページで発表した。

 今年のサーキットは「クラシックサーキット2018」。2018年はジャパンカップ開催から30年を迎える記念の年となる。これを記念した今回のコースは、“原点回帰”をコンセプトに1988年のジャパンカップ・第1回公式コース「ウルトラ グレート ダッシュサーキット」をベースに現代仕様にアレンジした高速サーキットとなるという。全長169.8mのコースには、数々のセクションが配置されている。

 スタートして見えるのは内周の車を外周に送る「ボルテックスチェンジャー」。登り勾配にアプローチにはひねりが加わり、90°ターン、下りアプローチもまたひねり、グライドバンクの上を通過して降りる渦を巻くようなイメージのチェンジャーとなっており、ここでのタイムロスは勝敗に大きく関わってきそうだ。

 続く「ロッキングストレート」はコースフェンスに突起物が設置され、マシンが左右に振られる。側面への衝突の対応、安定性が求められる。その先に待つのが「デジタルコーナー」。ここでも車体は左右に振られる。今回は「安定性」が大きなポイントとなりそうである。

 マシンが高速に駆け抜けていく「ニューエラ ターン」からバンクで車体を激しく揺さぶるのが「サマーウェーブ2045」。このセクションはグライドバンクをカーブで繋ぐという構成になっており、車体の重心が上下左右に揺すられることとなる。コースから飛び出さないためにどういったセッティングが考えられるだろうか。

 最後に待ち受けるのがドラゴンバック、モヒカンストレートという難所が続く「富士通クライマックスロード」。安定性を求めつつ、速度をどこまで求められるか? 今年もミニ四駆レーサー達を悩ます、歯ごたえのあるコースとなりそうだ。例年通り静岡ホビーショーで一部が先行公開するので、選手達はここで実物の感触を確かめるのも良いだろう。

 「ミニ四駆ジャパンカップ2018」は、6月16日ジャパンカップ東京を皮切りに10月開催のチャンピオン決定戦まで、日本全国15会場を巡回していく。熱心なファンは複数の会場を回っていく。この熱い戦いは一見の価値がある。興味のある人は是非会場に足を運んで欲しい。