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【静岡ホビーショー】ミニ四駆、21年ぶりのフロントモーターシャーシ「FM-A」登場!

3分割された組み替え可能な「クロスシステム」の最新ボディもお披露目

5月11~14日開催(11.12は業者日)



会場:ツインメッセ静岡

 静岡ホビーショーのタミヤブースにて、ミニ四駆の新型シャーシが披露された。「FM-A(Front Midship Aero)」と名付けられたこのシャーシは、最新のエアロ仕様のフロントミッドシップ(FM)モーター(車体の前方にモーターを配置)のシャーシで、同タイプでは「スーパーFMシャーシ」以来21年ぶりの新型となる。

タミヤブースのミニ四駆コーナー。新型シャーシ公開ということで、多く業者が注目していた

 これまでエアロ系のシャーシは、ARシャーシ(リアモーター)、MAシャーシ(ミッドシップモーター)が順にリリースされ、その第3の存在となるのがこのFM-Aシャーシだ。前述のスーパーFMシャーシは21年前からのロングセラーで、現在も人気のあるシャーシながら、FM仕様のシャーシはこれしか選択肢がなかった。このFM-AシャーシはARシャーシやMRシャーシの設計ノウハウが投入されていて、レースに新たな風を巻き起こしそうな予感がする。

 なお今回はシャーシのみのお披露目で、発売日や価格、また同梱されるボディなどはまだ未定。スーパーFMシャーシといえば、「ブロッケンギガント」や「ダッシュ02号・新太陽(ネオ・バーニング・サン)」、「ストラトベクター」などの人気ボディがあったが、これらのFM-A用ボディとしての復活も期待できそうだ。

【FM-Aシャーシ】
サンプルが初披露された「FM-Aシャーシ」。スーパーFMシャーシと異なり、モーターは露出していない
モーターはボトムカバーを外して下面から交換可能。アンダーガードやリヤステーも取り外せる

 新たなコンセプトのボディが搭載されたミニ四駆PROシリーズとして5月27日に発売されるのがこの「DCR-01(デクロス-01)」だ。独特の薄いボディはフロントカウル、キャノピー、リヤカウルの3つのパーツに分割されていて、別売りのボディパーツに交換可能だ。これは「クロスシステム」と名付けられ、組み替えるだけで簡単にカラーコーディネートが可能で、これを利用した改造なども楽しくなりそうだ。

【DCR-01(デクロス-01)】
「クロスシステム」で構成されたボディを搭載した「DCR-01」。ホワイトのMAシャーシと新デザインホイール&タイヤを同梱
ボディパーツを色分けしておけば、このように自由に組み替えてコーディネートを楽しめる
マシンに同梱されるパールレッドのボディに対し、同時発売のボディパーツセットはガンメタルカラーだ
「DCR-01」同梱の6本スポークホイールと大径ローハイトタイヤ(写真左)は別途発売される
6月18日より開幕するジャパンカップ2017の公式コース「グレートクロスサーキット2017」がこちら

 その他にもプレミアム仕様として復活する「スピンコブラ プレミアム」の発売や、武井宏之氏デザインのマシン第4弾「キャノンDボール」の公開など、今年のミニ四駆レースを一層盛り上げる話題が満載のタミヤブースとなった。

【様々な新製品】
かつて「リアルミニ四駆」として発売されたスピンコブラが、ボディが一部リニューアルされプレミアム仕様で発売
こちらもプレミアム仕様で再発売される「プロトエンペラーZX(ジークロス)」
ジャパンカップ2017記念の「トライゲイル ジャパンカップ 2017」。その他、限定デザインのモーターやカーボンステーも発売
ミニ四駆35周年記念製品として、「フェスタジョーヌLクリヤーボディ」などが発売
「ハイパーダッシュ!四駆郎」作者の武井宏之氏デザインボディ第4弾は「キャノンDボール」
動物たちが搭乗する可愛いミニ四駆は、ホーク(鷹)とフクロウが乗ったマシンが参考出展された