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【静岡ホビーショー】ミニ四駆、21年ぶりのフロントモーターシャーシ「FM-A」登場!
3分割された組み替え可能な「クロスシステム」の最新ボディもお披露目
2017年5月13日 08:49
静岡ホビーショーのタミヤブースにて、ミニ四駆の新型シャーシが披露された。「FM-A(Front Midship Aero)」と名付けられたこのシャーシは、最新のエアロ仕様のフロントミッドシップ(FM)モーター(車体の前方にモーターを配置)のシャーシで、同タイプでは「スーパーFMシャーシ」以来21年ぶりの新型となる。
これまでエアロ系のシャーシは、ARシャーシ(リアモーター)、MAシャーシ(ミッドシップモーター)が順にリリースされ、その第3の存在となるのがこのFM-Aシャーシだ。前述のスーパーFMシャーシは21年前からのロングセラーで、現在も人気のあるシャーシながら、FM仕様のシャーシはこれしか選択肢がなかった。このFM-AシャーシはARシャーシやMRシャーシの設計ノウハウが投入されていて、レースに新たな風を巻き起こしそうな予感がする。
なお今回はシャーシのみのお披露目で、発売日や価格、また同梱されるボディなどはまだ未定。スーパーFMシャーシといえば、「ブロッケンギガント」や「ダッシュ02号・新太陽(ネオ・バーニング・サン)」、「ストラトベクター」などの人気ボディがあったが、これらのFM-A用ボディとしての復活も期待できそうだ。
新たなコンセプトのボディが搭載されたミニ四駆PROシリーズとして5月27日に発売されるのがこの「DCR-01(デクロス-01)」だ。独特の薄いボディはフロントカウル、キャノピー、リヤカウルの3つのパーツに分割されていて、別売りのボディパーツに交換可能だ。これは「クロスシステム」と名付けられ、組み替えるだけで簡単にカラーコーディネートが可能で、これを利用した改造なども楽しくなりそうだ。
その他にもプレミアム仕様として復活する「スピンコブラ プレミアム」の発売や、武井宏之氏デザインのマシン第4弾「キャノンDボール」の公開など、今年のミニ四駆レースを一層盛り上げる話題が満載のタミヤブースとなった。