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「キングダム ハーツ III」テーマソング、宇多田ヒカルさんの「誓い」の映像を公開!
新情報や制作陣トークも披露された「キングダム ハーツ プレミアムシアター 2018」
2018年2月10日 22:30
スクウェア・エニックスは、東京ディズニーリゾート内のイクスピアリシアターにて、ディズニーファンイベント「D23 Expo Japan 2018」のイベントの一環として、「キングダム ハーツ プレミアム シアター 2018」を開催した。その模様をお伝えしていこう。
「キングダム ハーツ III」のテーマソングは宇多田ヒカルさんの「誓い」
PS4/Xbox One向けに開発中の「キングダム ハーツ III」のテーマソングを、シリーズ3作連続で、宇多田ヒカルさんが担当することが発表された。「光」、「Passion」に続き、「キングダム ハーツ」シリーズに書き下ろされた3曲目となる。
テーマソング発表記念トレーラーが会場にて上映されたときには、このイベントでも1番の声があっていた。そのトレーラー映像は同じものがYouTubeでも公開されており、上に掲載しているので、ぜひご覧頂きたい。
なお、トレーラー映像の最後には折れたキーブレードを浜辺に突き刺して「このキーブレードはもう使えない。だから、ここに残していくよ。もう1人の俺のために……。」と語る、意味深なシーンも収録されている。
「キングダム ハーツ III」の新ワールド「モンスターズ・インク」を公開
「キングダム ハーツ プレミアムシアター 2018」で公開され、YouTubeにも公開された、もうひとつの映像が、「D23 Expo Japan 2018 Trailer」。このトレーラーでは、「キングダム ハーツ III」に登場する新ワールドに、ピクサー作品の「モンスターズ・インク」が登場することが明かされた。
トレーラーでは、ソラ、ドナルド、グーフィーたちが「モンスターズ・インク」の主人公であるサリーとマイクと出会うシーンのほか、「塔の上のラプンツェル」ワールドで髪の長いラプンツェルと一緒に戦っているところ、「トイ・ストーリー」のワールドで戦っている場面、「モンスターズ・インク」のワールドで戦っている場面など、それぞれのワールドでのバトルシーンも収録されている。
「キングダム ハーツ III」と「ユニオンクロス」は繋がっているなど、注目情報多数のトーク
本イベントでは約1時間に渡って「キングダム ハーツ」の情報や制作中の様子を収録した映像の上映が行なわれた。
ただし、上に載せているテーマソング「誓い」のトレーラーと、「D23 Expo Japan 2018 Trailer」以外は、公開せず会場にきた人だけに公開するものになるということで、残念ながら写真も掲載できない。なので、映像の中から主だった新情報などを抜粋して紹介していこう。
ステージには「キングダム ハーツ」シリーズのディレクターを務める野村哲也氏が登場。映像の補足説明などを行なった。
Android/iOS用RPG「キングダム ハーツ ユニオン クロス」
Android/iOS用RPG「キングダム ハーツ ユニオン クロス」では制作の様子や工程の紹介、さらに野村氏とスタッフ陣を交えた今後の展開を話す映像が上映された。
トークの中でも注目の内容を以下に抜粋しよう。
・コロシアムのようなプレーヤーVSプレーヤーの対(非同期タイプ)を春頃に実装予定。
・「キングダム ハーツ III」との連動について。「ユニオンクロス」を遊んでいると「III」でお得なことが起きるなど。
・「キングダム ハーツ III」との連動について野村氏は「プロジェクト エクストレス」と呼んでいる。「III」と「ユニオンクロス」はがっつり絡んでいく。それが今年わかる。
・「ユニオンクロス」のメインシナリオは今後に急展開を見せる
・「ヴェントゥス」は“あのヴェントゥス”。「キングダム ハーツ III」をプレイするとそこが繋がる
・「ユニオンクロス」ではこれまで意図的に過去シリーズに登場してきたワールドを使ってきたが、これからはどの作品にも出てきていないワールドが登場する。そこでストーリーがガラッと変わっていくし、遊びもいろいろやっていけるはず
・「ファイナルファンタジーレコードキーパー」とのコラボレーションキャンペーンを開催
PS4/Xbox One「キングダム ハーツ III」
「キングダム ハーツ III」でも、制作の様子、そして野村氏とスタッフ陣を交えたトークの映像が上映された。その中から注目の内容を以下に抜粋する。
・ラプンツェルをなかなかお見せできなかったのは長い髪の毛の処理に時間をかけていた。髪の毛を木に巻き付けたり、地形に対していろいろな反応をみせるようになっている。
・今回のグミシップのシーンは、360度自由に冒険できる探索パートと戦闘フェーズにわかれている。
・LSIゲームのゲーム&ウオッチ風なミニゲームと思われるものもある。
・ラプンツェルのワールドの城下町。たくさんの人が行き交う。
・メイン部分のキャラクター制作はほとんどが完成している。ただし、追加がきた。
・背景チームは十何ワールドあるものを前半ロケ、中盤ロケ、後半ロケの3つにわけて並行制作中。前半ロケは90%ほど、中盤ロケは60~70%、後半は秘密。BGチームの人数は、スクウェア・エニックス最大規模のチーム。
・モーション制作のセクションは、ようやく終わりが見えてきたが、追加が次から次へとやってくる状況。
・ラストステージは、野村氏が昔から(『FF』を手がけていた頃から)ずっとやりたかったことをやる。