先行レビュー

USJ「葬送のフリーレン ストーリー・ウォーク ~追憶の旅~」先行レビュー

フリーレンの魔法にかかる瞬間に立ち会える。過去の旅路を贅沢演出で追体験

【USJ:「葬送のフリーレン」コラボ】
開催期間:2026年5月30日~2027年1月11日

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて、5月30日より開催される新アトラクション「葬送のフリーレン ストーリー・ウォーク ~追憶の旅~」を体験してきたので、その模様をお伝えする。

アトラクション入口の看板

 「葬送のフリーレン ストーリー・ウォーク ~追憶の旅~」は、“超没入型ウォークスルー・アトラクション”と題された「葬送のフリーレン」のストーリーに全身で入り込めるアトラクション。USJと「葬送のフリーレン」は今回が初のコラボとなり、また新フォーマット「ユニバーサル・ストーリー・ウォーク」が採用されている点もポイントとなる。

 「ユニバーサル・ストーリー・ウォーク」は、巨大スクリーンやプロジェクションマッピング、照明と音響、セットやプロップス(小道具)などを総合することで、作品世界を“超リアル”に表現する新たなアトラクションのフォーマット。今回は「葬送のフリーレン」の魔法世界を自分の足で体験し、物語にひたることができるという。

入口は街の外れから。オイサーストに関する噂話が聞こえてくる

 アトラクションの見どころは、フリーレンやフェルンが目の前に等身大のキャラクターとして登場し、こちらに話しかけてくれる点だ。アトラクション内にはいくつか部屋があり、中には巨大スクリーンが設置されている部屋もある。スクリーンでは本アトラクションならではの物語が展開し、映像とプロジェクションマッピング、また音響が組み合わさることで「葬送のフリーレン」の世界が部屋全体に広がっていく。

 ストーリーは、劇中で「一級魔法使い選抜試験」が開催されたオイサーストの街が舞台。参加者はフリーレンたちと一緒に大陸魔法協会の魔導書書庫へ向かい、そこでフリーレンは書庫で見つけた「過去を追体験する魔法」を使う。

 本アトラクションの大部分は、この魔法による演出がメインとなる。登場する「過去」はアニメの名シーンで構成されており、ヒンメルやハイター、ゼーリエなどのキャラクターが名台詞と共に登場。「花畑を出す魔法」や「ゾルトラーク」など、過去の名シーンを贅沢な演出で追体験することとなる。

たどり着いた先で待っていると、フリーレンたちが登場
書庫で魔導書を物色するフリーレン
フリーレンが「過去を追体験する魔法」を使う
フリーレンたちの過去の思い出が蘇っていく
魔導書に手を触れることで、参加者が魔法を使える……という場所もある

 また部屋のなかには、実際にヒンメル像が立つ場所もある。そこでフリーレンが魔法を使うと、ヒンメルに関する思い出が蘇り、像や像の周囲にも変化がある……という演出が待っている。実際にどうなるかはぜひ体験して目にしてほしいが、アニメ「葬送のフリーレン」の、特に第1期を見た方なら思わず感動してしまうことと思う。個人的には、音と映像の力によって、フリーレンの魔法にかけられるような感覚を味わえたのがとても良かった。

ヒンメル像が立つ部屋
ここでもフリーレンが魔法を使う

 体験としては贅沢だが、惜しむらくは部屋の数がそれほど多くなく、比較的あっさりと終わってしまう点は少し物足りなさが残った。またアトラクション名に「追憶」と付いているように、全体としてはアニメ作品の振り返り要素が強い。せっかくなら、「追憶」しつつも、フリーレンたちのまったく新しい物語を見たかったように思うが、こちらはまた次の機会に期待したい。

 仕掛けとして面白いのは、アトラクションの舞台設定と同時期に開催されるテーマレストラン「葬送のフリーレン ~追憶のレストラン~」がつながっているところ。こちらのレストランは「オイサーストのどこかにあるレストラン」がテーマとなっており、フリーレンたちのおしゃべりも聞こえてくる。料理も内装も「葬送のフリーレン」らしさに溢れているため、どちらも体験することで、たっぷり「葬送のフリーレン」世界にひたれるだろう。

 アトラクションの終わりにはフォトスポットもあり、こちらではフリーレン、フェルン、シュタルクのほか、ヒンメルやハイター、アイゼンなどもいる。旅の思い出として、彼らとぜひ記念写真を撮るといいだろう。開催期間は2027年1月11日まで。ぜひフリーレンたちの旅路を、豪華な環境で追体験していただきたい。

アトラクションの最後にはフォトスポットもある
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