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一足先に「Fate/Grand Order Arcade」を体験してきました!
ついに秋葉原でロケテを開始! ファンは急げ!
2017年12月8日 08:25
FGO ARCADE PROJECT(ノーツ、アニプレックス、ディライトワークス、セガ・インタラクティブ)が2018年の稼働を目指しているアーケードゲーム「Fate/Grand Order Arcade」(以下、FGO Arcade)。この新作の発表会が12月7日に東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催された。会場ではプレス向けに試遊台を解放。チュートリアルとテストプレイを20分程度体験できたので、その模様をお届けしよう。
ワンボタンで攻撃・ガードと操作は簡単
「FGO Arcade」の筐体はかなり大きいサイズ。左側が操作部分、右側がカード排出部となっている。スクリーンはタッチパネル方式で、タッチしての操作も加わる。手動で操作するのは、左にあるキャラクターを移動するジョイスティックと、ターゲットを決めるボタン、ダッシュボタンが付いている「Lグリップ」、中央にある宝具を発動するボタン、右にある攻撃とガードをするための「アタックボタン」だ。
チュートリアルに登場するのはマシュ・キリエライト。パネルの右側にAimeカードを置いたらスタート。まずは開始するとサーヴァントを1騎召喚できる。これは完全にランダムで決まるようで、筆者の場合はエリザベート・バートリーが登場した。このあと実際にカードが印字されて「現界」(排出)されるのだが、これには結構時間がかかる。この間を利用して、キャラクターの性別やマスター名を決めていき、キャラクターの移動などのレクチャーを受けることになる。
次にはいよいよ操作方法のレクチャーが始まる。内容はキャラクターの移動・ダッシュ、ターゲットの変更の仕方、攻撃・防御の仕方、宝具発動の仕方について教えてくれる。これをこなしたらテストバトルの開始、という流れだ。ここではアルトリアを操作して覚えていく。
ジョイスティックを倒すとその方向にサーヴァントが移動する。ダッシュはダッシュボタンを押すことで可能だが、魔力を消費するので一定時間しかダッシュできない。魔力は何もしていないと時間とともに回復する。
攻撃は簡単で、ターゲットカーソルが赤くなるまで敵に近づいたら、アタックボタンを押すだけ。連打するとそれなりに連撃してくれるので爽快感もある。ガードもアタックボタンで行なう。ちょうど敵が攻撃したときに、タイミングを合わせてボタンを押すとガードできる。ちなみに攻撃時には右下にコマンドカードが表示され、タッチすると順番に3枚選ぶことができる。そのパターンに従って攻撃をすることが可能だ。
敵との戦いでは攻撃と防御の繰り返しになると思うが、それが1つのボタンで行なわれるため、ある意味わかりやすい作りとなっている。このあたりはスマートフォンでの操作に慣れているユーザーのことを考えて作られているという。
またそれぞれのサーヴァントごとに用意されている「スキル」もある。画面中央下にスキルボタンが表示されるので、それを使って発動させることができる。
そして攻撃の1番“華”とも言えるのが宝具の発動だ。左下のNPゲージが100%になっていると発動できる。発動は中央の宝具発動ボタンを長押しすることで可能。発動するとムービーシーンが流れ、相手に大ダメージを与えることができる。
ここまで来たところで、先ほど召喚したサーヴァントのカード作成が終了する。右下の取出口から「現界」されるので取り出そう。
ここからはいよいよ「グランドオーダー」(戦闘)となる。グランドオーダーでは3対3のチームプレイとなるのだが、各人それぞれがサーヴァントを3騎セット可能。それぞれに概念礼装をセットしてスタートだ。サーヴァントと概念礼装はパネル左にあるカードリーダーから読み込ませるのだが、重ねて一気に読ませることが可能だ。ここで筆者は1枚ずつ読み込ませるものかと勘違いしてしまい、サーヴァントのみをセットして読み込ませて終了させてしまった。ロケテストに行く場合はこんな凡ミスをしないように気をつけてほしい。
いよいよ本番の戦いである。勝利条件は敵チームのサーヴァントを倒して撃破ゲージを溜め、それをMAXにするか、制限時間内により多く溜めたチームの勝利。途中に出てくる「聖杯」を所持すると、撃破ゲージの獲得量がアップする。
筆者はサーヴァントとしてアルトリア、エミヤ、エリザベート・バートリーを選んだ。最初は対戦方法がよくわからず、あっけなくアルトリアはやられてしまう。エミヤにスイッチしたあたりで、アーチャーだったので遠距離攻撃ができ、何となく戦い方を学んだ感じ。しかしやられて最後はエリザベートに。ただランサーだったので間合いを取って攻撃することができ、やっとこのゲームになれてきた感じだ。先ほども書いたがボタンを押しまくっているだけで何となく攻撃や防御が可能なので、とてもとっつきやすいゲームとなっている。まさにアーケードでスマホゲームを体験しているかのようだ。そんなへなちょこプレイであったものの、ほかの方のプレイがうまかったのか、チームとしては勝利することができた。
20分という時間はあっという間であった。しかし「FGO」らしさが随所に光っており、「FGO」プレーヤーであれば十分に満足できる作品だろう。「FGO」ファンであれば、プレイしておきたいタイトルの1つであることは間違いない。
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※掲載されているゲーム画面およびカードに関しては、開発中のものとなりますので、製品版と異なる場合があります。$$