【特別企画】
「スプラ3」大規模改修された「マテガイ放水路」を新旧比較! ステージ中央を拡幅&アクセス向上
2024年4月18日 13:56
- 【スプラトゥーン3:更新データ「Ver. 7.2.0」】
- 4月18日10時 配信開始
今週末に特別なフェス「SpringFest」の開催が控えているNintendo Switch用シューティング「スプラトゥーン3」。本日4月18日10時に更新データ「Ver. 7.2.0」が配信開始となり、一部メインウェポンの性能調整などが行なわれた。
今回の更新データで大きな変更となるのがバトルステージ「マテガイ放水路」の大規模改修だ。「スプラ3」ではこれまで「マヒマヒリゾート&スパ」や「ナメロウ金属」にて改修が行なわれ、ステージの形状が大きく変わっていた。そこで本稿では、改修前の更新データ「Ver. 7.1.0」と改修後の「Ver. 7.2.0」のマテガイ放水路を比較し、どのような変更が行なわれたのか見ていきたい。
ステージ中央部分が大きく変化! 全体的に遮蔽物が増えた「マテガイ放水路」
まずは今回大規模改修が行なわれた「マテガイ放水路」について振り返ろう。マテガイ放水路は「スプラトゥーン3」より新たに登場しており、その名の通りバンカラ街の地下にある“巨大放水路”を改修したバトルステージだ。少し薄暗く、大きな柱が数本立っているのが特徴的なステージとなっている。
最初に「ナワバリバトル」でのマテガイ放水路のマップを比較していこう。改修前のマテガイ放水路は遮蔽物が少なくスロープも多数設置されていたため、チャージャーやローラー系のブキが強かった。だが、改修後のマテガイ放水路では全体的に遮蔽物が増えたことで、安全にインク回復をしたり、相手のチャージャーから隠れることが容易になった印象だ。
特に変更が行なわれている部分がステージ中央。改修前はステージ中央の通路が狭く、ローラー系のブキに塞がれるとなかなか太刀打ちできなかったが、改修後はステージ中央が拡幅され、ローラーが迫ってきたとしても逃げ道を確保できる。また、中央の障害物がなくなった代わりに段差ができており、左右の通路へのアクセスも良くなっている。
続いては「ガチエリア」でのマテガイ放水路のマップを比較。基本的には、改修前と改修後ともに「ナワバリバトル」での地形と同一で、遮蔽物が増えてステージ中央が拡幅されている。だが、ステージ中央が広くなったことでガチエリアへの進入経路が増えたため、これまでとは違った戦略を考える必要がありそうだ。またステージ中央の段差が縮んだことで、左右に分断されたエリアへのアクセスが向上している。
ナワバリバトルやガチエリアでは大きな変更があったが、「ガチヤグラ」でのマテガイ放水路は改修前とあまり変わらない。もちろんステージ中央は拡幅されているのだが、ガチヤグラが通るコースとカンモンの位置、その周辺に大きな変化は見られなかった。もともと「マテガイ放水路」で猛威を振るっていたローラー系のブキを「ガチヤグラ」で使うシーンが限られるため、ここはあえて大きな改修をしなかったのだろう。
「ガチホコ」でのマテガイ放水路も、基本的には改修前からステージ中央を拡幅しているのみ。だが、カンモンからゴールまでの部分で遮蔽物が増えており、防衛側が若干有利になるよう変更が加えられている。改修前はカンモンからゴールが見えるほど開けていたため、今回の改修で防衛側がどのような戦略をとるようになるのか期待したいところだ。
最後に「ガチアサリ」のマテガイ放水路のマップを比較しよう。こちらは「ナワバリバトル」や「ガチエリア」でのマップに近く、ステージ中央の拡幅に加えて各所に遮蔽物を設置。攻撃側はアサリを相手のゴールに持っていくルートを増やしつつ、防衛側は遮蔽物によって相手を狙いやすくなっている印象だ。
ここまで「マテガイ放水路」の改修前と改修後を比較してきた。「ナワバリバトル」や「ガチエリア」、「ガチアサリ」といったローラー系のブキが活躍するルールでは、狭かったステージ中央部分を広くすることで逃げ道を確保しつつ、チャージャーから狙われにくいように遮蔽物が増えている一方、「ガチヤグラ」や「ガチホコ」ではあまり大きな変化がなかった。
これまでに行なわれた「マヒマヒリゾート&スパ」や「ナメロウ金属」の改修に比べると規模は少し小さめだが、既存のマップが改修されることで新たな攻略方法が生まれるのも事実。ぜひ新しくなった「マテガイ放水路」で熱いバトルを楽しんでほしい。
(C)Nintendo