【特別企画】
スタートラインは全員一緒!「リネージュ2M」新サーバー「パプリオン」で再び冒険に出てみた
「マジックキャノン」ほか12種の武器種が初めから使える新天地の歩き方をビギナー/復帰者向けにガイド
2022年12月28日 12:00
- 【「リネージュ2M」新サーバー「パプリオン」】
- 12月14日オープン
NCSOFTがサービス中のAndroid/iOS/PC(NCSOFTの独自クロスプラットフォーム「パープル(PURPLE)」を経由)用次世代オープンワールドRPG「リネージュ2M」。PC用MMORPG「リネージュ2」の正統後継作品としてモバイル向けにリメイクされ、3Dグラフィックス技術によりシームレスなオープンワールドが実現された作品だ。多様性と自由度を兼ね備えた成長を楽しむことができるゲームデザインになっており、1万人以上が集まる超大規模バトルを体験できる作品になっている。
そんな「リネージュ2M」では2022年12月14日に新サーバー「パプリオン」がオープンした。これは「リネージュ2M」をこれから遊ぶ、もしくはしばらく離れていたけれどもう一度遊ぶ、という方には、これ以上にないベストなタイミングとなるだろう。
本稿では新サーバーならではの魅力に加え、配信開始以降アップデートで追加された武器種の紹介、さらに改めてゲーム序盤の簡単な進め方までを紹介していきたい。
全員スタートラインが同じ! 新サーバー「パプリオン」でトップを目指そう
12月14日に「リネージュ2M」で新サーバー「パプリオン」がオープンした。「パプリオン」サーバーの最も大きな特徴は全く新しいサーバーで、全プレーヤーのスタートラインが同じことだ。
というのも既存のサーバーでプレイすると、どうしても先にプレイしているプレーヤーの方が成長している。いくら差は縮まっていくとはいえ最前線を走り続けているプレーヤーに完全に追いつくことは簡単ではない。また勢力も出来上がっており、今プレイを始めてサーバーで覇権を取るようなことは正直難しい。
だが今回の「パプリオン」サーバーは違う。全員が同じスタートラインからのスタートなので、大きなレベル差もないし、既に出来上がっている勢力などもない。
そのため今プレイし始めても、トッププレーヤーの1人として最前線を走り続けることもできるし、ほかのプレーヤーと協力して覇権を取ることもできるかもしれない。本作をプレイするのにこれ以上のタイミングはないだろう。
アップデートを重ねて充実しすぎるほどのコンテンツが追加されている「リネージュ2M」。これから本作をプレイしてみようかなというプレーヤーはもちろんだが、プレイはしていたけど今は離れてしまったという人にも絶好の機会だ。
例えば少しログインしていない間にキャラクタースペックに差ができてしまって萎えてしまった、また勢力争いなどに敗れてゲームにログインしづらくなったなど様々な要因があると思う。それらが全てリセットされた環境が今回の「パプリオン」サーバーなのだ。
配信開始からもうすぐ2年。多くのコンテンツが追加されてきた
「リネージュ2M」が配信されたときは「片手剣」、「二刀流」、「短剣」、「弓」、「オーブ」、「スタッフ」の6の武器種のみが実装されていた。だが配信開始からもうすぐ2年、様々なアップデートが行なわれ、現在では「槍」、「両手剣」、「クロスボウ」、「チェーンソード」、「レイピア」という5つの武器種が追加されている。さらに12月14日のアップデートで「マジックキャノン」が追加され、合計で12種類の武器種の中から選べるようになった。
久々に本作をプレイするという方は戸惑うことも多いだろう。ここで新しく追加された武器種を簡単に紹介する。再スタートに際して武器選びの参考としていただきたい。
「槍」は「モード チェンジ」によって、単体攻撃に特化した「無双 モード」と、通常攻撃が範囲攻撃となる「先陣 モード」の2つのモードを切り替えて戦える武器だ。
「両手剣」は耐久力を上げるスキルとスタンを反射するスキルを持っている打たれ強いキャラクターだ。さらに自身も敵をスタンさせるスキルも持っている。
「クロスボウ」は移動しながら攻撃するスキルを持っているのが特徴的だ。ヒットアンドアウェイが可能でトリッキーな戦い方が可能だ。
「チェーンソード」は今筆者が使用している武器種である。こちらの特徴は後に譲りたい。
そして「レイピア」は範囲攻撃スキルと、その攻撃スキルを強化するスキルを持っているアグレッシブな武器種だ。遠距離の武器種に対して特化したスキルを習得できるのも特徴だ。
「マジックキャノン」については新しい武器種であり、集団戦で有効なバフやデバフを使い分ける支援職となっている。
多くの武器種があって悩むが、今回はその中でも「チェーンソード」を使ってゲームを始めてみた。「チェーンソード」を選んだ理由はいくつかあるが、以前は「弓」や「オーブ」という遠距離武器を使っていたので、今回のプレイでは近距離武器を使おうという大きな方針があった。
その中でせっかくならば配信後に追加された武器を使いたい思いがあり、近距離武器の中でも射程が長く、複数の敵を巻き込めるスキルがある「チェーンソード」が序盤のレベル上げに向いていると考えて選んだのだ。
ゲームを進める基本はクエスト! 行き詰まったら装備の強化をしよう
さて、ゲーム序盤の進め方はこれまでの記事でも紹介してきたので、1番の基本と行き詰まった時のコツをお伝えしたい。
まず本作を進めていく1番の基本は“クエストを進める”ことだ。
クエストでは本作のストーリーが楽しめるのはもちろんだが、シンプルにクエストでもらえる報酬が美味しいというのもあるし、ゲームシステムについての理解も深まっていく。これはやらない手はない。
基本的にはクエストを進めていけばスムーズにゲームに馴染んでいけるが、進行が難しくなるタイミングがある。筆者は大体レベル35前後くらいで一度壁がやってきた。その壁ができたときはどうすれば良いか。まずは装備の強化だ。
本作には装備の強化という概念がある。武器、防具、アクセサリーなどそれぞれの部位ごとに強化用のスクロールがあり、それを使用することで装備の強化ができるのだ。
強化用スクロールはモンスターからのドロップなどもあるが、メインは交換所のパンドラショップで入手することになると思う。武器・防具の強化スクロールは1日最大10枚ずつ、「パプリオン」サーバーではそれぞれ追加で3枚ずつ入手することができる。強化用スクロールは何枚あっても困ることはないのでアデナが許す限りは毎日忘れないように入手したいところだ。なおアクセサリーの強化スクロールはパンドラショップでは入手できないので注意して欲しい。
また「パプリオン」サーバーでは毎日定期的に郵便で強化スクロールが入手できるアイテムが届く。受け取り可能な時間が短いのでこまめにログインしてアイテムを受け取るようにしよう。
そして実際に装備を強化していくわけだが、装備の部位や材質ごとにどこまで強化できるかという安全圏が異なる。
安全圏を越える強化(本作ではオーバーエンチャントと呼ぶ)をすると、一定確率で装備が消滅してしまう。この点に注意して、まずは確実に装備が残る安全圏内で全身の装備を強化するのを目標にしよう。
材質などにより異なる場合があるので、詳細はゲーム内の表示を確認して欲しいが、基本的に一部を除いて防具の安全圏は4まで、武器は6まで、アクセサリーには安全圏がないと覚えておいて欲しい。
それではどの装備を強化していけば良いか。序盤は製作できる高級等級(緑色のアイテム)がオススメだ。
高級等級の製作アイテムは入手が容易な素材とアデナさえあれば製作できるので、オーバーエンチャントで装備が消滅してしまってもすぐに代わりの装備を作れる。まずは全身を高級等級の装備でそろえ、全てを安全圏まで強化するのを序盤の目標にするのが良いだろう。
そのためのアデナと素材を集めるために難易度が低い狩場を回ることも重要だ。どの狩場にどんなモンスターが出て、どんなアイテムを落とすかは自分で調べても良いが、ゲーム内のマップからざっくりと確認できる。これらを見ながら狩場を決めて欲しい。
ほかにもアイテムを集めたり、クラスやアガシオンを集めてキャラクターを少しずつ強化していく「コレクション」といった要素もある。こちらもコツコツと進めていくとキャラクターの強さが底上げされていく。
正直なところ本作にはいきなり楽して強くなる要素はない。毎日の少しずつの積み重ねが最終的なキャラの強さに繋がっていくのだ。それが「リネージュ2M」の魅力だと筆者は思う。
というわけで駆け足ながら「パプリオン」サーバーの魅力と、アップデートで追加された武器種の振り返り、そしてゲーム序盤の進め方まで紹介してきた。繰り返しになるが「リネージュ2M」をこれから始める、もしくは再開するには本当にベストなタイミングなのだ。
さらに、「パプリオン」サーバーのオープン前に実施していた事前登録ができなかったプレーヤ―に対して、事前登録の報酬と同じ内容が受け取れるイベントが12月22日(木)から1月4日(水)の定期メンテナンス前まで開催されている。希少級武器と希少級防具を一つずつ手に入れることができ、他にもプレイに必要な様々なアイテムを獲得できる。ゲームの進行がぐっと楽になるだろう。
ぜひこの記事を読んだ読者の中から「パプリオン」サーバーで最前線を走り続けるトッププレーヤーや、巨大勢力を率いるカリスマプレーヤーが生まれることを期待している。
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