【特別企画】
新サーバーオープン記念!「リネージュ2M」で第一線を走る「HOALOHA」連合の2人に本作の魅力を聞いた!
1,000人規模の対人戦はまるで部活動。青春時代を思い出させるようなゲーム
2022年12月13日 18:34
- 【「リネージュ2M」プレーヤーインタビュー:「HOALOHA」連合】
- 取材日:12月5日
NCSOFTがサービス中のAndroid/iOS/PC(NCSOFTの独自クロスプラットフォーム「パープル(PURPLE)」を経由)用次世代オープンワールドRPG「リネージュ2M」。PC用MMORPG「リネージュ2」の正統後継作品としてモバイル向けにリメイクされ、また3Dグラフィックス技術によりシームレスなオープンワールドが実現された作品となっている。そして多様性と自由度を兼ね備えた成長を楽しむことができるゲームデザインになっており、1万人以上が集まる超大規模バトルを体験できる作品になっている。
そんな「リネージュ2M」にはいくつかの連合(勢力)がしのぎを削り合っている。そこで強い存在感を持っている連合の1つが、オロナイン氏が連合主を務める「HOALOHA」という連合だ。“キャラクタースペックが弱くても人数がいれば覇権を取れる。”そういったオロナイン氏の思いに賛同した多くのプレーヤーが所属しており、大規模の対人戦や、ボス戦でも活躍している。
今回はそんな「HOALOHA」連合を率いるオロナイン氏(@oronain1919)と、その連合の中心人物の一人である夢幻氏(@siba_mugen)に本作の魅力やエピソードについて語ってもらった。
負けず嫌いで対人戦を好む夢幻氏と、コツコツキャラクターを育成するのが好みのオロナイン氏
――まずは簡単な自己紹介をお願いします。
夢幻氏:夢幻と申します。昔からMMORPGが大好きで、PC版の「リネージュ2」を16歳の時から10年ぐらいプレイしていて、そのモバイル版「リネージュ2M」が出るということでプレイしています。オロナインさんとも知り合えて、楽しくやっているという感じですね。
オロナイン氏:オロナイン45歳です。それぐらいしかないんですよね。夢幻さんみたいな肩書がないので……。
――ではこれまでのゲーム遍歴を教えていただけますでしょうか。
夢幻氏:僕はもともとMMORPGがすごく好きで、「黒い砂漠」など一通りMMORPGは遊んでいます。今でこそご縁があって「荒野行動」というTPSのゲームの公認実況者をやらせてもらっていますが、今までFPSのゲームはやったことがなくて、メインとしてはMMORPGが好きというか。若いころからやっていたゲームというのもありますし、MMORPGでの人の繋がりが僕は好きなので、MMORPG主体でずっとやってきていますね。
オロナイン氏:僕は最初オンラインゲームをやったのが、日韓ワールドカップぐらいの時なので2002年でしょうか。その時に「ファイナルファンタジーXI」を始めたんです。それがきっかけでMMORPGが好きになったという感じですね。3年ぐらい遊んでいて、そこから仕事が忙しくなったりとかした形で辞めてしまったんですけれど、その後旧「ファイナルファンタジーXIV」にハマり、今に至るという感じですね。「リネージュ」のIPは、やったことがない状態でしたが偶然「リネージュM」や「リネージュ2M」に出会ってプレイし始めました。
――「リネージュ」と言えば激しい対人戦も魅力の1つですが、こういったゲームを遊ばれた理由はありますか?
夢幻氏:遊ぶ理由は負けず嫌いだからですね。そうでないとやっぱり対人戦ゲームはやっていけないと思っています。あとは一緒に戦う仲間がいるからというのが一番大きいですかね。それがMMORPGの醍醐味だと思います。
オロナイン氏:僕は逆でPvPがあまり好きじゃないんですよね。対人というよりもレアな装備を集めたりとか、レベルを上げるという形の方が、僕は本来好きなんです。実は僕はほとんど戦っていません。
もちろん集団戦や1週間に1回とか集団戦は必ず行くようにはしているんですけれど、日々の小競り合いはほとんどやってないです。無差別PK(プレイヤーキル)だとかもほぼやってないです。しゃべり方と見た目からオラオラな感覚の人と思われちゃうのですが、僕はPKが好きではなくて、レベル上げをしていたいのが僕の本来のスタイルというか。なので、夢幻さんとは真逆ですね。
――そんなプレイスタイルが違うお二人ですが、どんなきっかけがあって現在志を共にされているのでしょうか。
夢幻氏:僕はオロナインさんに拾ってもらったみたいな感じですね。前からオロナインさんの配信を見ていて、その時から名前は存じ上げていたのですが、「リネージュ2M」では別サーバーだったんです。それでも配信は見ていて、すごい人だなと思っていました。そして僕の所属していた連合が劣勢になった時に拾い上げてくれたのがオロナインさんだったんです。
それでリアルでも可愛がってくれて、人として良い人なのでついていきたいなというか、一緒にゲームをやっていきたいなと思ってずっとやらせてもらっています。
オロナイン氏:夢幻さんはYouTubeのチャンネル登録者数が18万人近くいるので、「夢幻と絡めば2万人ぐらい登録者数が増えるな」と思って絡んだんですけど全く効果がなくて(笑)
夢幻氏:圧倒的に動画の視聴者の年齢層が違うんで。
――「リネージュ」IPはプレイされたことはありますか?
夢幻氏:PCの「リネージュ2」をプレイしていましたね。
オロナイン氏:2019年に「リネージュM」が出て、2021年に「リネージュ2M」が出てプレイしたんですけど、全部「リネレボ」からのリスナーさんや一緒に遊んでくれる人が数百人いて、みんなで467という名前をつけて一緒に遊ぶのが今のスタイルになっていますね。
――オロナインさんは「リネージュ」というIPをプレイしてみてどう思われましたか?
オロナイン氏:最初はモンスターのHPもわからない、調べても何も出てこないので、何をしていいかわからないというのがあったのと、「リネージュM」で言えばPC版「リネージュ」をやっている人が幅をきかせていたので、入る隙がないというか、そういう状況でしたね。
――そこから面白くなったのはなぜなのでしょうか。
オロナイン氏:「ぺいちゃん」というプレーヤーがいるんですけど、「リネージュM」で手に入れるのが大変な高スペックな「変身」を日本で誰よりも最初に獲得したんですね。そこで「オロナインさんは?」って言われて、熱くなって、神話級の変身を手に入れてみたら急に強くなったので、そこから面白くなりました。リネージュの価値観というか、そういうのをわかってきたというか。対人が面白いというより、レアなものがゲットできたという喜びからハマっていった感じですね。
――「リネージュ」って小さな積み重ねですよね。
オロナイン氏:そうですね。「リネージュM」で「リネージュって面白いんだな」って思って、韓国や台湾で流行っている理由がわかってきたなと。PC版の「リネージュ2」は韓国台湾よりも日本とロシアで人気があったので、「リネージュ2M」が日本でサービス開始するときは「日本人向けのリネージュタイトルなのかな」という期待感はありました。
――それは期待通りでしたか?
オロナイン氏:はい。ゲーム人口がかなり多いというのがありましたね。モバイルのMMORPGって色々ありますが、数百人vs数百人の大規模な対人戦なんてできないので、それができる「リネージュ2M」は楽しいなと思います。
大人数で覇権を取るために連合運用などを意識した
――本作をプレイし始めたきっかけを教えてください。
夢幻氏:僕はPC版の「リネージュ2」をやっていたので、「リネージュ2」の仲間から連絡がきたりとか、「『リネージュ2M』が出るみたいなので一緒にやりませんか」みたいな感じで連絡が来たので、最初は興味本位というか、「リネージュ2」をプレイしていた身としてはやらないといけないのかなという感じで始めました。そして結果的にハマりました(笑)
――「リネージュ2M」の最初の印象はいかがでしたか?
夢幻氏:最初は訳もわからないままプレイしていました。モバイルの簡単さに慣れていなくて、やっぱり違うのかなって。「リネージュ2」は対人戦もプレーヤースキルがすごく必要でしたし、狩りも手動だったゲームなので、当初は簡単になった部分で「うーん?」って思っていました。でも、韓国のプレーヤーがたくさんいるバーツ06というサーバーで、彼らと対人戦をやり始めてから、大人数でぶつかる戦いが楽しくて、負けたくない、強くなりたいという思いで、やりだした感じです。対人戦を始めてからめちゃくちゃ面白くなりましたね。
オロナイン氏:モバイルMMORPGは色んなタイトルが出ていて、有名なタイトルは色々プレイしてきたんです。そうやってプレイしてきた中でNCのゲームは僕にすごく合っていました。
僕はプレーヤースキルは全くないですし、対人戦もあんまり好きじゃない。でも覇権を取りたいと思っていたときに、一番はまったのがリネージュIPでした。NCのリネージュは大規模な対人戦の人数が決まってないので、「なんでもあり」の状況のゲームだというのをわかっていたんです。
僕の場合は「リネージュM」で失敗した血盟運用や連合運用を改善して、「リネージュ2M」に挑もうと思っていたのと、数を集めて人海戦術でいけばサーバーでは覇権を取れるなという自信もあったので、かなり楽しみではありました。武器や装備などを買って強くなることも大切なんですけど、それ以上に人の数が大切だなと言う戦略を立てていました。人数制限もなく人数を集めれば弱いスペックの人でも強いスペックの人に勝てて、覇権を取れるとわかっていたので期待がありました。
――最近のゲーム内でのトピックスを教えてください。
オロナイン氏:自分は最近で言うと「タウティ」というボス モンスターを日本で最初に倒せたのは嬉しかったですね。「リネージュ2M」で1番強い「アンタラス」というボス モンスターがいるんですけど、それは韓国でも倒せていないので、それの次に強いボスを倒せたというのは、盛り上がりましたね。1人60,70回死にながらも2時間戦う、という感じだったので、そこに文句1つ言わず連合のメンバーが一丸になれたというのはすごく楽しかったですね。その場に敵対のプレーヤーもいたんですけど、敵対にも取られず圧勝できたというのは楽しかったです。
夢幻氏:もちろんそこに僕もいて、65回くらい死にましたね(笑)。僕は近接武器種なんですけど、近接武器種は本当にボス モンスターと対峙することが厳しいんですよ。集団戦も死ぬし、ボス モンスター戦も死ぬし。ただHOALOHAの精神は当たって砕ける精神なので、「わかりました、突撃します」みたいな(笑)それでこれまでも勝ってきているので文句を言う人は誰もいないですね。
――個人個人の犠牲を厭わずに目的を達成するようなイメージですね。
オロナイン氏:そうですね、個人個人のキャラクタースペックだと僕らは勝てないので、個人では勝てないけど、連合では負けないよというスタイルですね。
「リネージュ2M」は青春時代を思い出させるようなゲーム
――「リネージュ2M」の面白さ、醍醐味を教えてください。
夢幻氏:歳をとるごとに面白いことがなくなっていくじゃないですか。若い時みたいに熱くなれることが少なくなっていくと思うのですが、「リネージュ2M」はまるで高校生の集まり、まるで部活ですよね。「部活で負けたくない」みたいな、青春時代を思い出させるようなゲームだと思います。「かけがえのない仲間と全国大会に行くぞ、優勝するぞ」という感じに似ているかなと思いますね。
またリアルでは関われないような色んな人と関われるというのもプラスなことですし、もしかしたらそこが1番大きいかもしれないですね。ゲーム内にいるときは目的を共有できるみたいな。「青春時代を取り戻したい人はぜひやってみてください」と思います。
オロナイン氏:ゲームをする環境が他のモバイルMMORPGと比べると段違いに良いところでしょうか。PCでもプレイできる「パープル(PURPLE)」というクロスプラットフォームがかなりよくできていて、家で「リネージュ2M」を起動しておいて、外にいるときはモバイル端末を使って遠隔で家においてあるパソコンを操作できるというのが、どのMMORPGにもない機能で、それが1番のオススメですね。時間がなくても大丈夫ですし、バッテリーがどうこうとか熱暴走とかも気にしなくて良いので。さらに、最近ログアウト プレイというのが実装されて、放置でのレベリングが今まで以上にしやすくなっています。そういったゲームのしやすさがオススメです。
ゲーム内では多いときに400人vs400人とか、500人vs500人というような1,000人規模の戦いもあるんです。モバイル端末だとたまに描写などが厳しい部分もありますけど、PCは結構大丈夫なんですよ。それができるのが「リネージュ2M」の魅力ですね。
そもそも1,000人規模の戦いができるゲームはほかにないんですよね。他のゲームの大規模って50人、100人規模が多いんです。でも「リネージュ2M」だと「100人って少ない」となる。今は大戦争が終わって一段落しているのですが、それでも600人規模の戦いは毎週あるので、そこは醍醐味ですし体験してもらいたいという思いはありますね。
他のゲームの大規模って50人、100人なんですよ。「リネージュ2M」だと「100人って少ない」ってなるので、そこのスケール感ですよね。本当の大規模戦闘を体験してもらいたいという思いはありますね。
オロナイン氏:またこれはMMORPG全般に言えるかもしれないですが、例えば大学などを卒業して20年、30年と仕事をしていると新しい人と出会うきっかけって職場が中心で、あっても取引先の企業とか同じ業種の人ばかりだと思うんです。でもゲームの中だと、全く違う業種の人だったり、大成功している人だったり、あとはバカ話している人が実は弁護士だったりとか医者だったりとか、色んな職種の人と出会えるので刺激になりますね。そんな彼らとオフ会してみたり、ゲーム外でお酒を飲んだりできるプライスレスな体験というか、かけがえのないものかなと思います。
――今後の目標はありますか?
夢幻氏:僕はHOALOHAに所属していて、オロナインさんの側近をやらせてもらってるので、HOALOHAを強くすることが今後の目標です。そして僕は戦闘が好きなので、交戦の時とかは僕が率先して周りを連れていけるようにすることですね。「やっぱりオロナインのHOALOHAってすごいな、強いな」って言われるようにやっていくことです。
オロナイン氏:夢幻さんと一緒ですね。僕たちでは少数精鋭は絶対にできないんです。今後もし全サーバーのボス モンスターみたいなのが出てきたときは、GvGに力を入れて、みんなで価値観を同じにして同じ方向を向いて遊んでいければ良いなと言うのが最大の目標です。1,000人いたら1,000通りの意見があると思うのですが、そこで同じ価値観で遊んでいけたときに本当の力が発揮できると考えています。同じ価値観の元、同じ方向を向いて一緒に遊んでいけたら、正直ゲーム内の勝ち負けなんてどうでもいいかなとも思いますね。
夢幻氏:みんなが楽しめることが1番ですね。
――「リネージュ2M」をこれからプレイするプレーヤーや、今休んでいるプレーヤーにメッセージをお願いします。
夢幻氏:一回やめてしまった方もHOALOHAでは歓迎していますし、まだキャラクタースペックが低いプレーヤーのことも考えているので、今始めても追いつけないということは一切ないです。レベルも上に行けば行くほど上がりにくくなるので差は縮まっていくんですよ。一緒に同じ方向を向いて遊べる仲間を募集しているので、ぜひ一緒に遊びましょう。
オロナイン氏:12月14日には新サーバーがオープンするので、今始める方は1番チャンスだと思います。既存のサーバーの人とは分かれた新規サーバーになると思うので、楽しめるんじゃないかなと思います。
MMORPGは横一線でスタートするのが間違いなく楽しいので。色んな人がいてガヤガヤしていて、一から血盟を作ったり連合を作ったりするのは、未開拓な新サーバーでやるのがオススメです。
あと休眠している人の中には、負けたり萎えたりしてやめてしまった人もいると思うんですよ。今回の新サーバーで心機一転して、新しいサーバーでプレイできるというのは、新しい仲間も見つかると思うのでオススメです。
夢幻氏:既存サーバーだとしがらみがありますからね。
オロナイン氏:新しく覇権を取ったり歴史を作っていきたいという方は既存のサーバーで始めるより、新規のサーバーでプレイすると育成はしやすいかなと思いますね。
――最後にメッセージをお願いします。
オロナイン氏:ゲームというのは絶対飽きが来てしまうと思うんですけど、人とのつながりに飽きはないので、そこがMMORPGの醍醐味かと思います。自分が知らない職業の人と話したりとか、自分が想像もできないような年収の人と話したりとか、視野が広がるのが魅力ですよね。
ゲームをするだけで視野が広がる。MMORPGは良いゲームというか良いコンテンツなので、MMORPGをやったことない人も一度「リネージュ2M」を遊んでみてほしいなと思います。ゲーム外の部分で自分の人生や生活に、刺激をもらえるゲームだと思っています。自分の人生に色を加えるためにMMORPGをやってみるのは1つの手なんじゃないかと思います。
――ありがとうございました。
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