【特別企画】

さよなら数多のイカれカード達……! 「遊戯王マスターデュエル」リミットレギュレーション改訂で新時代が幕を開ける!?

新たな制限・準制限カードは環境全体のスピード抑制と一部テーマへのテコ入れが目立つ?

 禁止カード組とは打って変わり新たな制限・準制限カードはかなり的確で繊細な調整が成されているように感じる。あまり言い方は良くないかもしれないが「ゲーム全体が『シングル戦』である事を自覚し始めた改訂リストだな」というのが筆者の所感だ。他にも各テーマに直接的なテコ入れが入ったパターンのカードも見受けられ非常に面白い内容となっている。早速詳細を見ていこう!

【制限・準制限として規制を受けたカード一覧】
制限カードは「抹殺の指名者」、「金満で謙虚な壺」、「プランキッズ・ミュー」、「フュージョン・デステニー」の4枚
準制限に指定されたのは「スキルドレイン」、「炎舞-天キ」、「オルターガイスト・マルチフェイカー」、「転生炎獣ガゼル」の4枚

これは先行ゲーへの抑制か!?「抹殺の指名者」と「金満で謙虚な壺」がついに制限カードへ!

 今回の制限カード化で恐らくほとんどのデッキに影響が生じた「抹殺の指名者」と「金満で謙虚な壺」の制限カード化だ。この2枚に関しては環境デッキで戦おうとすればするほど多くのデッキに投入されるパワーカードとなっている。

 速攻魔法の「抹殺の指名者」はデッキから1枚カードを除外する事でその除外したカードと同名のカード効果をそのターン封じる効果を持っている。主に先行展開を行なう際に相手から飛んでくる手札誘発カードを無力化するために採用されている。他にも同タイプのデッキや「勇者」や「デスフェニ出張」などの数多くのデッキに採用されているカードであれば単純に1枚無効として使用できたりと、対戦環境がある程度固まってくるランクマッチにおいて非常に強力なカードだ。

 「金満で謙虚な壺」は好きなEXデッキのカードを3枚か6枚除外する事で、その除外した枚数と同じ枚数だけデッキの上から確認して1枚を手札に加えられる。EXデッキを除外してしまうとはいえ、除外するカードは選べる事からちゃんと考えて使えばデメリットになる事は少なく、それでいて特殊召喚の誓約などを受けず好きなカードを手札に加えられる事から、デッキの初動を飛躍的に安定させることができる。最近では1枚で動き出せる単体初動のカードも多く、現代遊戯王では1ターン目に動けるか動けないかで勝率は圧倒的に変化することから、ほぼノーデメリットでその安定性を向上させる事ができるこのカードの重要度は非常に高い。

 そしてもうおわかりだと思うがこの2つのカードの共通点は“先行1ターン目の展開の成功率を格段に上げているカード”という部分だ。そして、今まではこの2枚をデッキに3枚まで投入できた事から初手に引き込む確率も高く、安定した初動の確保と後攻における唯一の妨害手段である手札誘発のケアを容易にできてしまっていた。

 それでいてこの2枚のカードはあくまでも本来のテーマのオマケとしてどんなデッキにでも投入可能なのが真に恐ろしい所なのだ。言ってしまえば初動の確保に関しては各テーマが持つサーチカードを合わせる事でさらに安定性が増すし、誘発のケアなども展開方法を工夫して、無効効果持ちモンスターを先出ししたり同じタイプの汎用カードである「墓穴の指名者」を合わせる事で手札誘発の突破をさらに安定させてしまっている。

 「マスターデュエル」が先行ゲーと呼ばれる理由の1つとして、この2枚がなぜか今まで規制を受けずに使えてしまっていた事で、先行最強展開型デッキの展開成功率がある程度担保されてしまっていたという部分も大きい。そのため、今回の規制によって少しでもその印象を払拭したいという考えを察する事ができる。

 また、筆者は個人的に「抹殺の指名者」というカードが生まれた理由が正直未だに謎に感じている部分がある。そもそも先行展開デッキを相手にした場合、現代遊戯王において後手プレーヤーはその時点でかなり不利になってしまうことがほとんどだ、その唯一の対抗手段および、ゲームバランスの調整として様々な手札誘発カードが生み出されていながら、何故それすらも簡単に打ち消せるカードをどんなデッキにでも投入できるような形で作ってしまったのだとつい思ってしまうのだ。

 “先行宇宙展開暴れ”が好きな筆者ですらこう思ってしまうのだからリソースの削り合いのようなゆっくりした戦いを好むプレーヤーはより一層感じていた事だろう。どちらも面白いカードである事に違いは無かったので惜しむ気持ちはありつつも、この制限改訂によって少しでも今の圧倒的な先行有利環境のバランスが崩れる第一歩になってくれればと思ってしまう。

 ちなみに余談だが友人に「抹殺の指名者」の制限化を本気で悲しむデュエリストがいたのでその理由を聞いてみたのだが「メタファイズがさらに動きづらくなる」という内容だった。ここまで「抹殺の指名者」をデッキからカードを除外するためだけに使用するテーマも存在しないだろう。全国のメタファイズ使い……頑張れ!

「メタファイズ」は除外された際に強力な効果を発揮できるテーマ。そのため「抹殺の指名者」との相性が良い。どんなカードでも活用法によって救われていたテーマが存在しているという事もあるのだろう。強すぎるてヘイトが集まっているカードであっても一度効果を見直して面白い使い方を模索してみるのも面白い

制限・準制限化で直接弱体化したテーマもチラホラ! あの宇宙最強永続魔法もついに……!

 他に制限・準制限カード化したラインナップを見ると特定のデッキタイプをピンポイントで弱体化させるカードが見受けられる。

 今回制限カード入りを果たした「プランキッズ・ミュー」は「プランキッズ」デッキにおいて全てのプランキッズモンスターを単体初動に押し上げたバケモノカードだ。リンク・融合素材に使われた際にデッキから他のプランキッズをリクルートするプランキッズモンスターの共通効果を1体のリンク素材で出す事が可能なこのミューによって起動させ、どんどんリンク数を稼ぎながらプランキッズを場に並べることを可能としたのだ。

 また初動に使えるだけでなく、プランキッズモンスターが効果を発動する際にコストとして自身を除外できるという無駄の無い効果を持っている事により、実はターン1が付いてない「プランキッズ・ハウスバトラー」や「プランキッズ・ロアゴン」等の強力な効果を連発できるようになったりなどエースのサポートまでこなせてしまう最強の中継モンスターなのだ。

リンク1のプランキッズモンスターというだけでも100点満点なのに墓地からコストを代替えできてしまうのはいささかやり過ぎてしまった感のある強さ。プランキッズの特徴と強みを1枚で極限にまで伸ばしてくれた良カードだ

 このカードの制限カード化はプランキッズデッキにおいてはかなりの痛手になると予想している。勿論1枚だけは使う事ができるため初動ルートは既存の展開のままでも大丈夫なのだが、ミューの枚数が減る事によって最初のプランキッズの展開効果を「灰流うらら」等で止められた場合などの折り返しのターンでの展開に支障が出やすくなる事に加え、ゲーム全体で墓地に送れるミューの枚数が減る事でリリース代替え効果を下手に使う事ができなくなる等の長期戦を見越した各プランに大きな支障が出るのだ。

 とは言え展開方法が潰された訳では無い事から今後も戦えるだけの自力はしっかり持っているため、これからのプランキッズ使いはミューの使い所をしっかり見定めてさらに洗練したプレーを心掛ける事が重要となるだろう。

展開のゴールとしては依然として変わらずハウスバトラー+ミューによる2連サンダーボルトが可能なため戦う力を残しているが、無駄にミューを経由するといった行為ができなくなるため繊細なリソース管理が今後は重要となるだろう

 準制限カードとなってしまった「炎舞-天キ」も特定のデッキを弱体化させる目的で規制を受けてしまったカードだと予想できる。何故か自分の周りの友人や動画の視聴者はこのカードのテキストを暗唱できるレベルで愛しているのだが、改めて効果を説明すると「このカードの発動時の効果処理として、デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる」という獣戦士族テーマ全般をサポートする効果を持っている。

何故か宇宙最強の永続魔法と一部の界隈からは言われているが、実際に強力な獣戦士族が多数登場した事によってその肩書に相応しいだけのカードバリューを得た

 環境デッキで採用されていたデッキタイプは主に「鉄獣戦線」や「十二獣」の2テーマを活用するデッキで、それぞれ全く違う戦い方をしながらも初動となるキーカードが獣戦士族という事で「炎舞-天キ」を重宝していた。特に強いサーチ候補なのが「鉄獣戦線 フラクトール」で、この1枚から「鉄獣戦線 キット」を墓地に落としつつ、さらにそこからキットの効果で「鉄獣戦線 ケラス」を墓地に落とし、そのケラスの効果でデッキから「鉄獣戦線」をサーチする事で墓地を3枚肥やしながら「鉄獣戦線」の共通効果でリンクモンスターを特殊召喚できる状態にすることができる。

 さらに展開方法によってはそこから「鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ」を経由する事で、任意の獣系種族のカードにアクセスできる事から上記で取り上げた「十二獣」や「LL」等の別テーマの展開に繋げる事ができるなど、非常に拡張性の広い初動になりえるカードとなっていた。

フラクトールは自身が準制限カードなので2枚しか投入できないのだが「炎舞-天キ」が改訂後の準制限だとしても合計4枚をデッキに入れることができる。むしろ普通の3積みカードよりも引く可能性が高いというのが何ともズルいポイントだ

 元々遊戯王では種族指定などの幅広い範囲でサーチが行なえるカードはその可能性の高さから規制を受けがちなため、この「炎舞-天キ」も例に漏れず規制を受けてしまった形となる。OCGでも現在準制限な事を考えるとこの規制も致し方なしという印象。とはいえまだ準制限な事を考えるとダメージは最小限なため、環境で活躍していたタイプのデッキも安定性が少し落ちるだけで再起不能になるほどの直接的な影響はないだろう。ある意味一番被害を被っているのが元々テーマ的にこのカードを使いこなしていた「炎星」や「戦華」というのが少し悲しい所だが、全国のこれらオジサンテーマ使いの皆はこの改訂にめげずに頑張って欲しい……!

「炎星」や「戦華」を支えるカードたち。頑張れ僕らのオジサンテーマ!!

準制限は“妥当”か“甘い”か……賛否を生み続ける最強カード「スキルドレイン」について考える

 規制を受けた中で「スキルドレイン」は何かとSNS等で話題となるカードだ。全てのフィールドのモンスター効果を無効化する永続罠で、デッキタイプによっては1枚でゲームエンドまで持っていける可能性があるという意味では先述した「虚無空間」や「王宮の勅命」と同じタイプのカードと言えるだろう。その上でこのカードは準制限に規制を留める形となった。

古から存在する“元祖永続罠最強カード”と言っても過言ではない。使われた時の精神不可は禁止カードとなった「虚無空間」や「王宮の勅命」にも引けを取らないカードパワーだ

 採用されている環境デッキは主に「エルドリッチ」となり、フィールドでほぼ効果を発動しない点と、万が一使うような場面が発生しても「黄金卿エルドリッチ」の墓地効果で自ら解除ができたりなどシナジーは抜群となっている。他にもテーマデッキで考えれば「列車」や「クリフォート」といった自身のフィールドでのデメリット効果を打ち消すという目的でも使われる事もあり、単純な制圧カードとしてではなく、コンボカードとしても活用されてきた歴史の長いカードだ。

効果を無効にする事でメリットを得るという古の「スキドレバルバ」のようなシャレた使い方もできるカードであることも忘れてはいけない

 このカードに関しては準制限化に対して賛否両論になるのも仕方ないカードであると思われる。シングル戦のゲームなのに1枚で試合が終わる可能性があるという点で見れば準制限でも“甘い”と感じるプレーヤーがいてもおかしく無く、他の規制を受けた永続罠カード達に比べると、手札や墓地のモンスター効果は使えたりなど実は対処方法がかなり多い事から準制限は打倒だと感じているプレーヤーも少なくないだろう。

 筆者の考えとしては永続罠系の妨害が他に2枚も禁止にぶち込まれている所に加えて「スキルドレイン」の準制限化なので永続罠で戦うデッキが総体的に弱体化している事を考えると、この準制限化の意味はかなり大きく厳しい改訂を下されたなという印象を持っている。とは言え「群雄割拠」や「サモンリミッター」など他にも強力な永続罠はいまだに健在なため、永続罠を活用するエルドリッチ等のデッキが環境から消えるという事は考えづらいだろう。今回の準制限化でも全体的に「スキルドレイン」によるワンサイドゲームが今後多数発生してしまう場合は、もしかしたら段階を経て制限・禁止になっていく可能性もあるのかもしれない。

「遊戯王VRAINS」を代表する2大テーマ復活!「オルターガイスト」と「転生炎獣」は環境に食い込めるのか!?

 今回の制限改訂では禁止制限にぶち込まれる以外にも既存カードの制限緩和も試行される。その対象のとなるカードが「オルターガイスト・マルチフェイカー」と「転生炎獣ガゼル」だ。どちらもアニメで大活躍したテーマでありファンも多く、それでいて両方ともデッキの主軸となる展開カードが規制緩和された。そのため枚数が増えるだけでもデッキパワーは格段にアップする事が期待できるだろう。

 これらは双方テーマ内でアクセスできる罠カードでの妨害や、各カード効果を連鎖させたり墓地効果を活用する事で繋がるように、リソースを確保しながら中速で戦えるタイプのデッキとなっている。現環境の先行宇宙展開を行なうデッキタイプとは一味違う動きをする事から新鮮なデュエル体験を味わえるデッキだ。制限改訂で環境も一新されて強力な中速デッキにも十分チャンスのある環境が期待できるため今後の活躍にも期待できるだろう。

罠を主軸としてテクニカルに戦う「オルターガイスト」デッキにおいて罠カードに反応して自身を手札から特殊召喚しつつ、デッキから「オルターガイスト・シルキタス」のような他の妨害効果を持ったオルターガイストを特殊召喚する事で妨害とリソースの両面を一気に確保できる。全てにおいて主軸となるカードだ!
「転生炎獣」が墓地へ送られた場合に手札から特殊召喚しつつデッキから墓地に「転生炎獣」を墓地へ送れる効果を持っている。多彩な墓地効果を持つテーマなため展開の初動になる事は勿論ながら、テーマ内の魔法・罠の回収も得意なため状況に合わせて好きなカードを送れるこのカードの帰還は本当に大きい!

制限改訂施行後の環境は? 一線を退く者とまだまだ戦えるデッキを考える

 最後に現状流行っていたデッキタイプの中で、この制限改訂が試行後に環境から外れてしまいそうなテーマと生き残りそうなテーマ、Tire上位になりそうなデッキタイプついて考えていきたいと思う。

 まず環境に生き残りつつ引き続き上位Tireに食い込みそうなデッキとして「天威勇者」、「幻影勇者」、「ふわんだりぃず」、「相剣」などが考えられる。

 特に注目したいのは現状の最強展開デッキ候補でありながら今回の制限改訂で全体に影響を与えた「抹殺の指名者」と「金満で謙虚な壺」以外全く影響を受けて無い「天威勇者」である。最強の先行宇宙展開ルートに加えて「勇者」による誘発ケア、「ヴィシュダ」を始めとした「天威」モンスターによる妨害突破力と展開力、さらにこの両方が後攻でもしっかり捲れる性能をしている事から、どんな状況でも万能に戦う事が可能なデッキとなっている。

 弱点という弱点も特に無くむしろ先行を取られた場合に一方的にロックされる可能性のあった「虚無空間」や「王宮の勅命」が禁止になった事である意味追い風が吹いていると言ってもいいだろう。とは言え「抹殺の指名者」の枚数が減る事で「増殖するG」などの元々特に受けづらかった手札誘発に対しての対応は難しくなっているため、最強デッキの一角ではあるが弱点や勝機もしっかりあるデッキにはなるだろう。

多くのシンクロモンスターによる妨害に加えて「竜星の九支」による罠妨害から「アークネメシス・プロートス」による“疑似VFD”など先行妨害の質がありえないほど高い事に加え、「天威龍-ヴィシュダ」や「騎竜ドラゴパック」によるカードバウンスである程度の妨害に対しても対応できるのが強みとなっている。

 制限改訂の影響を受けたデッキタイプでいうと「エルドリッチ」、「十二獣/鉄獣戦線」、「プランキッズ(勇者も含む)」の3つは確かに少なからず弱体化したが全然現役で戦える力を持っているだろう。「十二獣/鉄獣戦線」に関してはサーチカードの枚数が1枚減るだけなので運命力が高いデュエリストなら今までと変わらずに運用する事ができるだろうし、「プランキッズ」に関しては前よりも慎重にプレイする必要はあるが、初動に関してはほぼ変わらない事から十分に戦う事が可能だ。「エルドリッチ」に至っては確かに強力な永続罠を合計3枚投獄された形になるが、前回と違って「エルドリッチ」のテーマカードが規制のリストにぶち込まれた訳でもなく、他にも相手の試合を終わらせる永続罠は山ほどあるためリペアが比較的簡単だと言っても良い。

 逆に今回の制限改訂でかなり厳しくなったデッキとしては「電脳堺」や「デスフェニ出張」を主軸として活用していた「勇者グッドスタッフ」等が上げられる。特に「電脳堺」は「真竜皇V.F.D.」が使えないとなると「電脳堺」カードを使った展開の最終ゴールの出力がどうしても下がってしまい、別の形での展開プランや新しい最終盤面の構築を余儀なくされる。とはいえこちらも「電脳堺」カード自体に何か制限がかかった訳ではないいため、手札誘発を貰いづらい展開方法と合わせて新しい形として環境に食い込む可能性は十分ある。むしろ弱体化した今だからこそデッキビルダーの腕の見せ所といっても過言ではないため、新たな「電脳堺」を生み出し油断した環境デッキに一泡吹かせるのも楽しいだろう。

 制限緩和されたテーマである「オルターガイスト」と「転生炎獣」に関しては現環境でも十分活躍できるパワーを持っていると筆者は考えている。どちらのテーマも元々キーカードが制限入りしていた事からもわかる通り、一時期は環境レベルで活躍していたテーマな事もあってテーマとしての地力がとても高く、今流行っているような先行で宇宙展開をして完封するタイプのデッキとは少し違うミッドレンジ型のデッキとなる。そのためリソースの確保と安定した妨害、一瞬の火力の高さと言ったような明確な強みを持っている事が大きい。環境の変化と合わせて活躍のチャンスは十分あるテーマとなっているため、ぜひこの機会に使ってみて欲しいデッキだ。

 総じて今回のリミットレギュレーションは大きな環境の変化を起こしつつも、ユーザーの不満をしっかり踏襲しつつ「マスターデュエル」独自の環境を構築しようという気概が感じられる非常にグッドな改訂となっているように感じた。どのカードも長らく対戦環境で活躍してくれたカードである事に違いは無いので、我々デュエリストとしては禁止改訂を受けたカードに感謝と少しの愚痴を残しつつも次の対戦環境を楽しみたいところだ。

 また、今回改訂の影響を受けたカードに関しては8月31日以降に期間限定でカードを分解した際の獲得ポイントが20増えるキャンペーンが行なわれる。「抹殺の指名者」をはじめとした恐らく多くのプレーヤーが所持していたであろうカードが対象になっているため貴重なポイントをこの機会に忘れずに稼いでおき、次のイベントやランクマッチに備えて新しいデッキを構築しておくと良いだろう! それではグッッッッッッ爆アドォ!!!!