【特別企画】
「リネージュW」は「グローバルワンビルド」。世界中のプレーヤーが一つのサーバーに集う
2021年内配信予定。オンライン発表会の模様をレポート
2021年8月19日 16:00
- 【リネージュW】
- 2021年内 配信予定
- プレイ料金:無料(アイテム課金制)
エヌシージャパンは、Android/iOS/PC(NCSOFTの独自クロスプラットフォーム「パープル(PURPLE)」を経由)用MMORPG「リネージュW」のサービスを2021年内に開始する。プレイ料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。
8月19日には本作について、オンライン発表会の模様が公開された。発表会では「リネージュ」シリーズ最新作となる「リネージュW」を「最後のリネージュ」と紹介。過去作で培ってきたこれまでの全ての集大成となる作品になるという。また、タイトルの「W」は「ワールド/ワールドワイド」を意味するとのことで、世界13ヶ国で同時リリースを予定。「グローバルワンビルド」でサービスを提供し、全世界のプレーヤーが単一のサーバーでプレイをすることとなる。
3Dのクォータービューで表現されるダークファンタジー
4年の歳月ををかけて開発されてきたという「リネージュW」だが、グラフィックスは3Dのクォータービュー視点となる。Unreal EngineでFull 3D開発を行ないながらも、元祖リネージュのクォータービュー視点を取り入れた形だ。3Dで表現することで、これまで2Dでは表現することが難しかった部分、例えば巨大な竜「アンタラス」のスケールなどの設定を、これまで以上に伝えることができるようになるとのことだ。
戦闘では、シリーズ特有の軽やかな剣捌きが生み出す打撃感を3Dでも再現し、そこに本作ならではのものも追加することによって、より進化した戦闘を楽しむことができるとのこと。また、「リネージュ」シリーズの醍醐味であるレイドボスとの戦闘は、ボスの行動で地形が変化するなど、流動的で、より戦略や戦術が重要なものになるという。
本作はダークファンタジーの世界を舞台としており、より威厳のあるリアルなアートを意識し、世界観やグラフィックスを作っていったとのこと。また、どのクラスでゲームを始めても、物語に没入できるように、序盤に「クラスストーリー」を追加した。
また、本作では細かい設定の中でも「勇気のポーション」がどこで作られているのか、「緑のポーション」はなぜ緑なのかなど、今まで公開されていなかったり、表現していなかったために、プレーヤーの想像に委ねていた部分を視覚的に表現し見ながら体験できるようにした。この他にも、本作では様々な形で物語を提供するという。
グローバルワンビルドでのリリース。グローバルバトルコミュニティを実現
冒頭でも述べた通り、本作は「グローバルバトルコミュニティ」の実現を目指し、「グローバルワンビルド」でサービスを提供する。世界中のプレーヤーが1つのサーバーに集まってプレイすることとなる。これにより、他の国のプレーヤーとの対決が可能となるほか、同じ血盟(≒ギルド)に属する海外の友人と同じ戦場で共闘することもできる。
単一サーバーでのサービスにあたり、言語の壁を超えるシステムとして、チャットを自動的にリアルタイムでAI翻訳する機能や、ボイスを自動的にテキストチャットに変換する「Voice to text」機能を実装。プレーヤー同士の交流や、コミュニティの形成を後押しする。
また、グローバル規模での血盟の領域が拡大し、連合の構成とそれを支えるシステムは前作よりも重要になるとのことで、連合間の勢力図を宇宙空間のようなUIから確認できるようにするなど、「連合システム」も強化されるとのことだ。
加えて今まで「リネージュ」シリーズの新規プレーヤーにとっては不親切だった”攻略情報の無さ”を改善するために、ゲームプレイを進めることによってモンスターや狩場、ボスのポップ場所などといった、個人や集団がサーバー内に定着するのに必要な情報はすべて公開されるようになる。
なお、本作はプレイステーション5/Nintendo Swich版の開発も進められており、クロスプラットフォームでのプレイに対応。加えてNCSOFTが提供する「パープル(PURPLE)」を介してPCでのプレイも可能となる。
本作においては事前登録がティザーサイト及びAppStore、Google Playストアで開始されている。事前登録報酬も用意されているので、是非チェックしてほしい。
© NCSOFT Corporation. Certain rights granted to NC Japan K.K. All Rights Reserved.