【特別企画】
14年待った甲斐があった!「新すばらしきこのせかい」メディアプレビュー
2021年6月3日 22:00
「すばせか」の要は「スキャン」! フレットの固有サイキック「リマインド」は意外にも難解!?
街の中で使うことができるサイキック「スキャン」。人々の思考の断片を読み取ったり、敵であるノイズの姿が見えるようになる「すばせか」作品の要たる能力だが、PS4版ではR1ボタンを押すことで「スキャン」状態になる。
「スキャン」状態になると街の雰囲気が一変。周囲の人々の思考が文字となって画面上に漂う中、特定の人に近づけばミッションのヒントとなる情報を得られることもある。大抵は現代の渋谷あるあるネタのことが多いが、田舎育ちの男性が大都会である渋谷に驚いていたり、中年の男性が満員電車の憂鬱さを嘆いていたりと、ミッションの傍ら、全員の思考を覗きたくなるほど面白い内容となっている。
リンドウ達をはじめ、今作の登場キャラクターは固有のサイキック能力を持っている。今回の試遊ではフレットの固有サイキック「リマインド」を体験することができた。「リマインド」は街の人が忘れている記憶を思い出させるサイキック。発動させるとミニゲームがスタートし、左右のスティックを操作して、バラバラになっている“思い出させたいモノ”の破片を動かす。最終的に1枚の絵を完成させられれば、街の人にその記憶を思い出させることができる。
「リマインド」の操作はシンプルなものだが、意外にも難解なパズルゲームとなっていた。スティックを回転して正しい位置にすれば1枚の絵が完成する、はずなのだが、パズルのピースが元の位置に戻ろうとする強い反発力を持っており、片方のスティックの位置がわかっても油断していると、すぐに初期位置へと戻ってしまった。結局はここかな、そこかなと、何度もグルングルンとスティックを回して、やっとの思いで完成させることができた。その間にずっとうーんと考えているフレットの姿と自分の姿とがシンクロしていた。
PS4版では△ボタンを押すことで、メニュー画面を表示させることができる。メニュー画面では装備品であるバッジのほか、ゲームの進行状況をチェックできる「リンドウメモ」、全体マップ、操作方法や収集物・ノイズ情報を参照できる「レポート」等の項目を確認できる。「リンドウメモ」は内容が更新されるとフィールド画面左上に「!」の表示が出るようになっており、ゲームでつまずいたときに参照すればミッション攻略の手助けになってくれる。






























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