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「新すばらしきこのせかい」最新情報が公開! 渋谷ならではのフード&ファッション要素に注目

追加エリアに竹下通り、フレットの固有サイキックも明らかに

5月14日 発表

 スクウェア・エニックスは5月14日、プレイステーション 4/Nintendo Switch/PC(Epic Games Store)用アクションRPG「新すばらしきこのせかい」において、ゲームの最新情報を公開した。

 今回公開された情報は「死神のゲーム」のルールとミッション、ゲームに参加する各チームとそのリーダーたち、「すばせか」お馴染みのファッション要素やフードショップなどに関するものとなっている。

 「死神のゲーム」は7日間というタイムリミットの中で、ゲームマスターより出されるミッションのクリアを目指すというもの。今作ではミッションで得られるポイントを稼ぎトップチームになれば何でも願いが叶うとされ、一方で最下位になれば、チーム全員が“消滅”。バトルと同様「チーム」という要素が強く意識されたものとなっている。

 また、ミッションの1つとして、エリア争奪戦“渋谷スクランブルバトル”が明らかにされた。これはオレンジ色のポイントノイズシンボルや、他チームのメンバーを倒してエリアを制圧していく陣取り合戦で、各エリアの占有を懸けてチーム同士が直接ぶつかることもある。

 「死神のゲーム」が繰り広げられる渋谷の各エリアは、104ビル前や千鳥足会館前など前作にも登場したエリアだけでなく、渋谷ストリームや竹下通りといった新しいエリアも追加されている。竹下通りはタイトル発表トレーラーでも映し出されていたエリアで、最新作では原宿が登場するのではないかと大きな話題となっていた。

 「すばらしきこのせかい」と同様、舞台となる渋谷の街には多種多様なショップが点在。ファッションアイテムやバッジを販売する店、おいしそうなフードやドリンクを提供する店、CDや本が買える店など、その数は40店舗以上にも及ぶ。

 さらに、タワーレコード渋谷店や大盛堂書店など、実在するお店での買い物も楽しめる。買い物の代金はShibuya Pay、略して“渋Pay”で支払う。渋Payは、バトルなどで入手できるバッジを売ることで残高がチャージされる仕組みとなっている。

 そして、リンドウ達は入手したファッションアイテムを身に着けることで、HP(体力)、ATK(攻撃力)、DEF(防御力)を強化できる。ファッションアイテムはハット・トップス・ボトムス・シューズ・アクセサリーの5カ所に装備可能。さらに、バトルに役立つアビリティも備わっている。

 もちろんファッションだけでなく渋谷では、ファストフードやジューシーな肉料理など、バリエーション豊かなフードショップが軒を連ねる。90種類以上も用意されているという渋谷のグルメ。食事を通して基本ステータスをアップさせることができ、リンドウ達の成長の上で欠かせないものとなっている。

 食べ物にはキャラクターによって好みがあり、今作ではフードショップでの食事シーンも登場。好物を食べた時と、あまり好きではないものを食べた時ではテンションが違うなど、リンドウ達のリアクションも見どころとなっている。

 キャラクター情報では、リンドウがリーダーを務める「ツイスターズ」に相対する参加チームや、そのリーダーが明らかにされている。

 これに加えて、各キャラクターたちは固有のサイキック能力を持っており、リンドウであれば“同日の過去の時間に戻る”能力「リスタート」を使用できる。今回明らかにされたのは、フレットの固有サイキック「リマインド」。“街の人が忘れている記憶を思い出させる”能力で、ミニゲームを通して“思い出させたいモノ”の破片を1枚の絵として完成させられれば成功となる。お調子者のフレットらしいコミカルで可愛い動きにも注目だ。

 その他新情報は以下の通り。「新すばらしきこのせかい」はPS4/Switch版が7月27日に、Epic Games Storeでは2021年夏頃に発売予定となっている。

死神のゲーム

 現実世界と似て異なる次元・UG(アンダーグラウンド)で繰り広げられる「死神のゲーム」。ゲームの参加者はチームを組み、ゲームマスターのシイバから出されるミッションのクリアを目指す。謎解きから敵である“ノイズ”の討伐まで、ミッションの内容は様々。時には陣取り合戦のように、エリアの占有を懸けてチーム同士が直接ぶつかることもある。

 ゲームの期間は7日間。ミッションで得られるポイントを稼ぎトップチームになれば、何でも願いが叶うという。一方で最下位となれば、チーム全員が“消滅”する。

 「死神のゲーム」において重要なのは、チームとしての力。リンドウ達のチーム「ツイスターズ」は、一癖も二癖もある他チームと渡り合うことができるのか?

エリア争奪戦“渋谷スクランブルバトル”

 「死神のゲーム」でミッションとして課せられる、エリア争奪戦“渋谷スクランブルバトル”。オレンジ色のポイントノイズシンボルや、他チームのメンバーを倒してエリアを制圧しよう。

 “渋谷スクランブルバトル”では、エリアの制圧だけでなく、敵を倒してスクランブルポイントをたくさん稼ぐほどいい報酬をGETできるというお楽しみ要素も。通常のノイズシンボルを巻き込んで連戦すれば、獲得ポイントが跳ね上がる!

キャラクター:“最強チーム”であること以外は詳細不明。謎に包まれたチーム「ルーイン」

【チームアイコン:ルーイン】

ススキチ(CV:花江夏樹さん)

 「おまえらが新顔か? OK、ど素人だなぁ」

 死神のゲームの参加者。チーム「ルーイン」に属している。巨大な身体に鋭い眼光ながら、少年のように高い声を持ち、まくし立てるように喋る。彼がもっとも愛するゲーム「リバーシ」のように、その性格や考え方も白黒ハッキリしている。

ツグミ(CV:尾崎由香さん)

 「負けない…行けます」

 死神のゲームの参加者。チーム「ルーイン」に属してはいるが他人との交流はほぼ皆無で、誰かと会話している様子すらない。見た目とは裏腹に高いサイキック能力を持ち、参加者同士の戦いでは負け知らず。

 常に連れているぬいぐるみは、現在渋谷で話題のブランド「ガット・ネーロ」の黒猫キャラクターに酷似しているが、なぜかそのブランドが誕生するより前から所持しているという。

キャラクター:河川にロマンを感じる同好の士が結集。慎重かつ堅実に生存を図る「幽川舎」

【チームアイコン:幽川舎】

フウヤ(CV:中島ヨシキさん)

 「こっちの水は、苦いんですよ……!!」

 死神のゲームの参加者。渋谷の暗渠(あんきょ)を求めて散策していたところ、ゲームへと参加させられた。チーム「幽川舎(ゆうせんしゃ)」のリーダーを務めるが、臆病でリーダーには不向きな性格。しかしその臆病さが、これまでゲームから脱落しなかった彼の強さでもある。手に持っているのは、自分で暗渠を書き込んだ市販の地図。

キャラクター:駆け引きに長けたリーダー・カノンが軸。戦略で他の先をゆく「ヴァリー」

【チームアイコン:ヴァリー】

カノン(CV:上坂すみれさん)

 「優しいお姉さんじゃなくて残念って顔よ?」

 死神のゲームの参加者。チーム「ヴァリー」のリーダーを務める、優しく妖艶な女性。年下で新人のリンドウたちにゲームのルールを説いてくれるが、戦況を見て立場を変える狡猾な一面も。彼女自身の能力は抜きん出ているわけではないものの、これまでのゲームで生き残ってきただけの知恵を備えている。

キャラクター:IT力で「死神のゲーム」を攻略。ポジティブ思考も武器の「ピュアハート」

【チームアイコン:ピュアハート】

モトイ(CV:駒田航さん)

 「このスキームには、シナジー効果が期待できるからね」

 死神のゲームの参加者。チーム「ピュアハート」のリーダーを務める、ピュアでポジティブな言動が印象的な男性。優しい笑顔とビジネス用語満載ながらも詩的な言動は、周囲をやや引かせつつも楽しい空気にさせる。彼のチームは、その人柄に惹かれてなのか、人数が多く規模も大きい。

システム:ファッション

 リンドウ達はファッションアイテムを身に着けることで、HP(体力)、ATK(攻撃力)、DEF(防御力)を強化できる。ファッションアイテムはハット・トップス・ボトムス・シューズ・アクセサリーの5カ所に装備可能だ。

 さらに、ファッションアイテムにはバトルに役立つアビリティが備わっている。装備キャラクターのSENSE(センス)というステータスが一定値を超えていると、アビリティが開放されて効果が発揮されるようになる。センスを磨いてファッションの真の力を引き出そう!

装備に制限はなく、好きなキャラクターに好きなファッションアイテムを着せられる。ただし、アビリティには特定のキャラクターが装備した時のみ効果を発揮するものもある

ショップ

 舞台となる渋谷の街には多種多様なショップが点在している。ファッションアイテムやバッジを販売する店、おいしそうなフードやドリンクを提供する店、CDや本が買える店など、その数は40店舗以上。

 ショップには個性的な店員がおり、買い物をすることなどで徐々に仲良くなれる。親密になって“VIPランク”が上がればいいことが…?

タワーレコード渋谷店や大盛堂書店など、実在するお店での買い物も楽しめる
買い物の代金はShibuya Pay、略して“渋Pay”で支払う。渋Payは、バトルなどで入手できるバッジを売れば残高がチャージされる
買い物や食事ができる店はSHOPアイコンを目印に探そう

ファッションショップとブランド

 ファッションショップに並ぶ服やアクセサリーは、ブランドごとにデザインコンセプトが異なる。ストーリーの進行など条件を満たすことで商品が増えていくため、お気に入りのショップのチェックはお忘れなく。ここでは、本作に登場するファッションショップの一部を紹介。

【トポトッポ】
ガーリー系の洋服がキュート。中高生を中心とする若い世代に大人気で、原宿に本店、渋谷に支店がある
【ジョリ・ベコ】
セクシーなギャル系ファッションブランド。メンズ向けのクールなアイテムも揃う。「ジョリベ」の愛称で呼ぶファンも
【ティガー・パンクス】
渋谷で長く愛されているパンクファッションのトップランナー。エッジの効いたデザインは、いろいろな意味でトガっている
ファッションアイテムは270種類以上。好みのブランドを見つけてコーディネートしよう

フードショップ

 ファストフードやジューシーな肉料理もあれば、ヘルシーなスープに、クリームとフルーツたっぷりのパフェもある。バリエーション豊かなフードショップが並ぶのも渋谷の魅力! 食事には基本ステータスがアップする効果があり、リンドウ達の成長に欠かせない。「死神のゲーム」を生き抜くためには、しっかり食事を取ることも大切だ。

フードショップでの食事シーンでは、リンドウ達のリアクションも見どころ。好物を食べた時と、あまり好きではないものを食べた時ではテンションが違う!?
フードアイテムは90種類以上。渋谷のグルメを制覇しよう

システム:フレットの固有サイキック「リマインド」

 フレットの固有サイキックである「リマインド」は、街の人が忘れている記憶を思い出させるサイキックだ。

 リマインドを発動させるとミニゲームがスタートする。左右のスティックを操作して、バラバラになっている“思い出させたいモノ”の破片を動かし、1枚の絵を完成させられれば成功!

職務を忘れている死神に「リマインド」を使用。参加者に出すべきミッションを思い出してもらおう

舞台

 リンドウ達は「死神のゲーム」で渋谷の様々な場所を巡る。千鳥足会館前など前作にも登場したエリアだけでなく、渋谷ストリームや竹下通りといった新しいエリアの追加にも注目。

【千鳥足会館前】
【渋谷ストリーム前】
【竹下通り】

バッジ

クラシカルブラスト

 時間差で爆発する矢を放つ“ダーツボム”が使えるバッジ。一定数の矢を素早く撃ち込むと、即座に大爆破を起こす。

ShoGun・虚

 直線的に鎖を発生させ、触れた敵にダメージを与えつつ拘束する“エンタングルメント”は、他のサイキックと相性がいい。

マグマ救出大作戦

 “タイムボム”のサイキックで、自身の足元に時限爆弾を設置する。爆発のタイミングを見極めて追撃を仕掛けよう。