【特別企画】

待ちわびたぞ! 「Microsoft Flight Simulator」、日本語版遊び方ガイド

【World Update 4 - France and Benelux】

4月14日実装

 Microsoftは4月14日、「Microsoft Flight Simulator」において無料の大型アップデート「World Update 4 - France and Benelux」を公開し、日本人ゲーマー待望となる日本語ローカライズを実現した。もっとも、公開されたのは厳密には“日本語版”ではなく、英語版ゲームの日本語対応であり、日本語表示に切り替える必要がある。実際に試してみたところ、ちょっとわかりにくかったので、本稿ではその手順をご紹介すると共に、撮り立てのスクリーンショットで一足先に日本語版の表示の雰囲気をお伝えしたい。

【Microsoft Flight Simulator World Update 4 - France and Benelux Teaser Trailer】

【Microsoft Flight Simulator – Netherlands, Belgium, Luxembourg, and France World Update Trailer】

 まず、「Microsoft Flight Simulator」は、4月14日以降にゲームクライアントを起動しただけでは日本語表示にはならない。Microsoftストアでのクライアントのアップデート(1.3GB相当)と、クライアント側でのソフトウェアアップデート(66.93GB相当)をそれぞれ行なう必要がある。これだけでもそれなりの時間が掛かるだろう。筆者はダウンロードが集中していたためか、たっぷり3時間ほど掛かった。

【まずはアップデートから】

 アップデートが完了したらようやくゲームを起動するが、OSの言語設定に合わせて日本語になる……わけではなく、初回起動はやはり英語表記(もしくは設定していた言語表記)のままだ。言語切り替えは、OPTION→GENERAL→MISC→LANGUAGEで、JA-JPを選択する。切り替えたあとはPCゲームのお約束となる再起動が必要となる。「MSFS」のオプションは階層が深いのでわかりにくいが、ここさえ乗り切ればあとは素晴らしい日本語ワールドが待ち構えている。

【アップデート後も英語のまま】
アップデートしただけでは日本語にはならない
オプションのここをJA-JPに変更して再起動。これで日本語となる

 ちなみにざっとプレイした限りでは、インゲームテキストはすべて日本語化され、ラジオボイスは字幕に置き換わる。英語のままだったのは、最新情報を伝えてくれるニュースとマーケットプレイスのみ。肝心の最新情報が英語なのが玉に瑕だが、そもそも英語なので、フライトトレーニングで教官が言ってることがよくわからない問題は解決する。言語が理由で、「MSFS」を敬遠していた人は、これを期にトライしてみては如何だろうか? また、今夏にリリースが予定されているXbox Series X|S版では、最初から日本語でのリリースになるだろう。こちらも展開が楽しみだ。

【ようこそ日本語版!】
メニューがすべて日本語化され、すっかり日本人フレンドリーな画面になった

【オプションもすべて日本語化】
専門用語が多くて難儀するオプションもすべて日本語化された

【トレーニング風景】
テキストはすべて日本語化され、ボイスはすべて字幕テキストに置き換わっている

【ニュースとマケプレは英語のまま】
おそらく起動したら最初にやることになる「World Update 4 - France and Benelux」のダウンロードだが、紹介はすべて英語で、「World Update 1: JAPAN」も英語のままだったため、基本的にニュースとマケプレは英語のままなのだろう