【特別企画】
【MSFS2024】グランドキャニオンはどれだけ再現されている? ゲームと現地の様子を比較してみた
2024年9月19日 22:00
- 【Microsoft Flight Simulator 2024】
- 11月19日 発売予定
- 価格 Standard Edition:9,700円
- Deluxe Edition:13,000円
- Premium Deluxe Edition:16,300円
- Aviator Edition:26,000円
世界各地を自由に飛び回ることができるフライトシミュレーションゲーム。その代表格の一つである「Microsoft Flight Simulator」シリーズの最新作「Microsoft Flight Simulator 2024(MSFS2024)」が11月19日に発売される。
2023年6月の発表以降、なかなか新情報が発表されなかった「MSFS2024」だが、遂に本日9月19日より予約受付が開始となった。Xboxチームの招待のもと、9月中旬にアメリカ合衆国・アリゾナ州のグランドキャニオンにてプレビューイベントが行なわれており、弊誌では本記事と同タイミングでプレイレポートや開発者インタビューを掲載している。
グランドキャニオンといえばアメリカの中でも屈指の観光名所で、MSFSパイロットなら一度はディスカバリーフライトで飛んだことがあるだろう。実際、今回のプレビューイベントでもグランドキャニオンへ行く機会が設けられており「ぜひゲームと比較してみてください!」と担当の方から声をかけられた。そこで本稿では「MSFS2024」のグランドキャニオンはどれほど再現されているのか、筆者が実際に撮ってきた写真と共に比較していこう。
今回泊まったのは、グランドキャニオンの一歩手前にある“ツサヤン”という町で、アリゾナ州の州都・フェニックスから車で4時間ほどかかる。町の中心は非常に小さいが、マクドナルドやスターバックスがあり、グランドキャニオンを目指す旅行客が多く泊まりに来るという。
グランドキャニオンまでは町から車で10分ほどと非常に近い。まずは車でグランドキャニオンの撮影スポットまで向かったのだが、実際に見るグランドキャニオンはまさに“壮大”の一言。映像や写真では伝わりきらない美しい景色が奥まで広がっていて、地球の歴史を体感できる場所だった。
その後実際に「MSFS2024」をプレイしたのだが再現度はピカイチ。よく見ればゲームだということがわかるのだが、Microsoftの持つ「Bing Maps」や「Azure AI」といったテクノロジー、そしてAsobo Studioをはじめとするメンバーの手によって、非常にリアルに再現されている。
プレビューイベントでは、実際にヘリコプターに乗ってグランドキャニオンを見る機会も設けられた。筆者は海外取材で何度も飛行機に乗っている一方、ヘリコプターは今回が初めてで少し緊張していたが、空から見るグランドキャニオンは非常に美しく、朱色の大地やコロラド川を近くで見る貴重な機会だった。
もちろん「MSFS2024」では、実際にプレーヤーが操縦してグランドキャニオンへ行くことができる。今回は新モード「チャレンジリーグ」にて、戦闘機「FA-18E」でグランドキャニオンのタイムアタックを行なったのだが、コントロールに必死で周囲の風景をあまり眺められなかった……。発売後は「ワールドディスカバリー」でグランドキャニオンを訪れてみようと思う。
「MSFS2024」ではグランドキャニオンのみならず、世界各地の観光名所が再現されており「ワールドディスカバリー」で遊覧飛行をすることができる。MSFSパイロットの方は、ぜひよりリアルなグラフィックスになった「MSFS2024」で空の旅を楽しんでみてほしい。
(C) Microsoft 2024