インタビュー

【スト6】「CC12」優勝者・さはら選手インタビュー。「皆さんの声援のおかげで立て直せた」【カプコンカップ12】

【CAPCOM CUP 12】
3月11日~3月14日
会場:東京都墨田区「両国国技館」
【ストリートファイターリーグ ワールドチャンピオンシップ 2025】
3月13日~3月15日
会場:東京都墨田区「両国国技館」

 3月11日から14日、両国国技館にて開催された対戦格闘ゲーム「ストリートファイター6」(以下、スト6)の公式世界大会「CAPCOM CUP 12」。厳しいグループ予選と決勝トーナメントを見事に勝ち上がり、さはら選手が世界一位に輝いた。

 さはら選手は、プロチーム「Good 8 Squad」に所属するプロ格闘ゲーマーだ。エドという立ち回りが強力なキャラクターを使用しながらも、アグレッシブなプレイが特徴で、Kilzyou選手との決勝戦でもそのプレイは健在。1回戦から各ブロックで優勝候補がぶつかる、文字通り「誰が優勝してもおかしくない」ハイレベルな戦いを制した。

 今回、さはら選手に対し、優勝後の囲みインタビューが行なわれた。本稿ではその様子をお伝えする。

Blaz選手が1番の鬼門。ファンの声援を力に変えたさはら選手

――まずはカプコンカップ優勝おめでとうございます!

さはら選手:ありがとうございます!

――カプコンカップを優勝した今の純粋なお気持ちをお聞かせください。

さはら選手:本当に嬉しいんですけど、夢じゃないか、みたいな感じです。まだふわふわしています。

――グランドファイナルを振り返って、試合の感想をお聞かせください。

さはら選手:全試合、本当に覚えていないです。勢いでいこう! と思ってプレイして、いい結果になりました。

――ファンの方に向けて、今回優勝したことに対する一言コメントをお願いします。

さはら選手:会場だけでなく、SNSのリプライなど、いろいろ応援していただいて本当に力になりました。ありがとうございます。

――今日はエドが多かったと思いますが、さはら選手のエドが他のエドより優れていると思っているところや、特徴を教えてください。

さはら選手:他のエドよりは、やはり前に前に出て戦うところですね。ふ〜どさんも意識していますが、自分はふ〜どさん以上に前に出て戦っていると思っています。

――今回、2戦目がももち選手のエドを倒したDualKevin選手、その次がふ〜ど選手を倒したBlaz選手と、エドを倒した選手が対戦相手になりました。自分のエド戦の前に、他のエドと戦った選手と戦うことになったことは、有利に働きましたか?

さはら選手:有利に働いたと思います。エドはフリッカーなど強い技がいろいろありますが、それに対して何をやってくるか、というのを最初に見られたのは、すごく大きいなと感じます。そのおかげで戦いやすくはなったと思います。

――今回、Blaz選手戦が印象に残っていますが、何か対策や考え方はありましたか。

さはら選手:Blaz選手とはランクマッチでよく当たっていたので、その時のクセなどを考えて今回試合に臨みました。サガット戦というよりは、Blaz選手がどういうことをやっているか、というのを意識してプレイしました。その読みが刺さった感じですね。

――Good 8 Squadの先輩たちに何か一言ありますか。

さはら選手:みんなのおかげで勝てたなと思うので、本当に感謝を伝えたいです。

――今日のトーナメントで、プレイする前に一番大変だろうなと思った相手と、実際プレイしてみて一番大変だった試合の2つを教えてください。

さはら選手:自分はエドの同キャラ戦が苦手だったので、エド使いが多く来るだろうなという想定でやっていましたが、実際そうはならなくて、その分有利に働いたと感じています。DualKevin選手とBlaz選手の対策はしっかりやっていたので、エド同キャラになるよりは良かったです。

――一番苦しかった試合はなんでしょう?

さはら選手:一番苦しかった試合は、やはりBlaz選手戦だと思います。試合中に緊張もして、コンボミスもしてしまったので、その試合が一番苦しかったかなと思います。

――同キャラになった時に、秘策みたいなものはありましたか。

さはら選手:全くないです。一応、豪鬼を出そうかな、とは思っていました。

――Blaz選手戦の途中、コンボミスで負けた後にインターバルをとって、ヘッドセットを外していましたね。その際にファンの歓声が聞こえたと思います。そのときの感想をお聞かせください

さはら選手:皆さんの声援のおかげで立て直せたと言っても過言ではないくらい、かなり気持ちをリセットできました。本当にありがたいです。

――Kilzyou選手との対戦の終盤、キャラを舞からキャミィに変更された際はどういった心持ちでしたか?

さはら選手:Kilzyou選手が試合中盤になってキャラを変えるのを見ていたので、一応心構えはできていましたが、キャミィ戦自体はそんなにやれていなかったので、大丈夫かなと思いました。でも、なんとか勢いでいけましたね。

――次の目標はなんでしょうか。

さはら選手:まだ実感はありませんが、本当に強い人も多いので、置いていかれないように、このまま頑張っていければなと思っています。

――今、一番感謝を伝えたい人は誰ですか。

さはら選手:一番感謝を伝えたい人はガチくんです。ガチくんは本当に背中で語ってくれて、いろんな場面で助けられて、今の僕がいるなという感じがします。

――シーズン前半はEWCで負けたり、CPTもちょっと結果が出なかったのが、後半になってCPT優勝など結果が出ました。何か取り組みを変えたりしましたか。

さはら選手:取り組み自体はそんなに変えていないです。変えたと言ったら、うまい人に触発されて、人のプレイを見るようにはなりました。本当にいつも通りいっぱいプレイして、という感じでやっていました。

――ひぐち選手 vs Kilzyou選手戦のとき、どちらが上がってくると思っていましたか。

さはら選手:どちらが来てもおかしくないと思っていました。

――では、空き時間はどちらの選手の対策をしていましたか?

さはら選手:見ていましたね。とりあえず今やっても仕方ないなと思ったので、見て心構えだけしていこうと思っていました。

――去年、一昨年とカプコンカップを優勝した選手がプロシーンから引退してしまっている状態ですが、さはら選手は今後どうされますか。

さはら選手:僕はプロ1年目というのもあるので、続けていこうと思っています。

――壇上でもおっしゃっていたと思いますが、優勝賞金をどう使うか、改めて思い描いているものを教えてください。

さはら選手:本当に優勝を想像してなくて、今思うのは、無難に家族に何か買ってあげられたらなと思っています。

――優勝ということで、さはら選手のレバーレスが強いぞと証明されたと思いますが、改めてレバーレス(さはら選手が監修し、使用もしているレバーレスコントローラー「GlimPearl」のこと)の魅力を語っていただけますか。

さはら選手:最強のレバーレスです! ありがとうございます。

――改めてさはら選手、優勝おめでとうございます。

さはら選手:ありがとうございます!