インタビュー

「NINJA GAIDEN 4」DLC「二人の超忍」インタビュー。本編後の物語・新武器・100連戦モードと盛りだくさん

【「NINNJA GAIDEN」DLC「二人の超忍」】
3月5日 発売

 「NINJA GAIDEN」シリーズ最新作として、長い沈黙を破って昨年10月に発売されたXbox Series X|S/プレイステーション 5/PC用アクションゲーム「NINJA GAIDEN 4」。Team NINJAの骨太なゲーム性とプラチナゲームズのケレンミのあるアクションや演出が融合し、新規プレーヤーと過去作のファンの両方が唸る作品に仕上がっていた。

 そして今回、かねてより告知されていたDLC「二人の超忍」が3月5日に配信されることが発表された。「二人の超忍」では、驚異的な魔神たちが登場し、ヤクモとリュウ・ハヤブサの新たな戦いを描いたストーリーが収録される。さらに、ヤクモとリュウの新たな武器も追加され、これまでになかったスタイルの戦闘が楽しめる。

 それらに加え、100種類もの戦闘ミッションが待ち受ける新モード「アビスロード」も収録され、かなりの遊び応えがあるDLCになっていそうだ。

 本稿では、DLCの配信に先駆けて、「NINJA GAIDEN 4」プロデューサー兼ディレクターの中尾裕治氏、「NINJA GAIDEN 4」ディレクターの平山正和氏にメールインタビューという形で気になる点を伺った。すでに本編をクリアしてDLCを心待ちにしているファンはぜひ最後までチェックしてもらいたい。

プラチナゲームズ「NINJA GAIDEN 4」プロデューサー兼ディレクター中尾裕治氏
コーエーテクモゲームス「NINJA GAIDEN 4」ディレクター平山正和氏

追加ストーリーではリュウとヤクモが邂逅!

――「二人の超忍」というタイトルはリュウとヤクモを指していると思うのですが、ヤクモが超忍という立ち位置ということは、瘴気の雨が止んだその後を描いているのでしょうか?

平山氏:はい、今回の追加ストーリーは本編クリア後の世界を描いています。本編を通じて超忍となったヤクモの成長を感じていただけると思います。

 追加ストーリーは本編クリア後の時間軸を描いているため、いずれかの難易度クリア後の解放となりますが、追加の武器種に関しては適用後すぐに遊んでいただけるようにしているため、まだ未クリアの方もぜひ触ってみていただきたいです。

――本編では、リュウとヤクモの2人が交わる場面はそれほど多くなかったですが、追加ストーリーでもそれぞれ別視点での個々のドラマを描く形なのでしょうか。

中尾氏:彼らは孤高の忍者ではあるので、ガッツリは協力しないものの、今回共通の敵を倒すために邂逅することになります。それぞれのパートも描きつつ、2人の忍者がどのようにともに戦うのか……という部分を楽しんでいただけるようなストーリーにしました。

――3つのストーリーチャプターは、それぞれどのようなコンセプトになっていますか?

中尾氏:3つ目に関してはぜひ実際に遊んでみていただきたいですが、1つ目と2つ目はそれぞれヤクモ、リュウにフォーカスしたステージとなっています。ヤクモは少し都会的な印象で、爽快に晴れた街を血まみれにする……というような絵面を新鮮な気持ちで体験できます。

 リュウは本編よりさらに「NINJA GAIDEN」らしいステージ構成にしております。今まで以上に懐かしい雰囲気を出していますので、その点はお楽しみにお待ち下さい。

リュウも武器チェンジが可能! 新武器で新たなアクションを楽しめる

――ヤクモは武器ごとに全く異なるアクションを楽しめるのが特徴でしたが、新武器「ソリテイル」もまたこれまでにはないアクションになっているのでしょうか? これまでの武器との立ち位置の違いを教えてください。

中尾氏:はい、これまでとはまた異なる特徴を持った武器に仕上げております。今回のソリテイルは、鴉の型では「両刃鎌」、鵺の型では「大鎌」を使用します。他の武器よりも巻き込み性能が大きかったり、トリッキーな動きで翻弄できる武器となっており、使い込むほど楽しい武器となっています。

 中でも特徴的なのは、鵺の型の大鎌で、こちらは攻撃ボタンを長押しすることで、「回旋攻撃」となり、鎌を回転させて敵を引き寄せたり、周囲を巻き込んで攻撃ができるほか、長押し中にタイミングよくボタンを離すと「血刃」という追加攻撃を行なう……と様々な要素が盛り込まれています。

 これまでの武器との差別化点として、鵺の型としては一番軽快な遊び心地にしており、今までのように「隙をついて鵺の型で攻撃をする」のではなく、敵の群衆に飛び込むことで武器の真価が発揮されるようなデザインにしています。これまでよりもさらにリスク・リターンがより顕著に感じられる使い心地です。

――スピード系、パワー系、遠距離系と、すでにいろいろなタイプの武器が揃っていますが、そこと差別化を図ったポイントなど、開発にあたって意識した点を教えてください。

中尾氏:先程の話につながりますが、これまでの鵺の型は、「隙をついて強力な攻撃を行なう」というのが全体的な設計の指針としておりましたが、すでに本編の登場武器でこれらのパターンを全力で出していました(笑)。そのため、ただ単に同じようにすると特徴がでないと考えました。

 そこで、鵺の型だけどもっと軽快に、たくさん使えるようなデザインにできないか……と考えソリテイルをデザインしました。

――リュウ・ハヤブサの新武器「蛇骨門(じゃこつもん)」ではどういったアクションを楽しめますか? 武器コンセプトやビジュアル面のこだわりを教えてください。

中尾氏:リュウの武器は両手につけた「鎖剣」となっています。行動パターンとしては大きな拳で殴る、斬るなどできる他、この鎖剣を伸ばして攻撃したり、敵を引き付ける、逆に近づくなどがあり、これまでのリュウの武器としては初のロングレンジなメイン武器となっています。

 完全新規武器とはなっていますので、新しいリュウを楽しんでいただくことも可能ですし、少し過去作の武器に近い遊び心地のコマンドも用意しているので、全体を通して新鮮に遊べる新しいリュウ・ハヤブサを楽しんでもらえればと思っています。

――本編でハヤブサは武器をチェンジできるスタイルではありませんでしたが、ヤクモのようにバトル中に蛇骨門と龍剣を切り替えられるのでしょうか?

平山氏:はい、今回からリュウもヤクモ同様にバトル中に切り替え可能になっていますので、武器種単体だけでなく攻撃中に切り替えることでの新しいコンボも楽しんでいただけると思います。

 また、今回のアップデートから武器種切り替え用のパレット位置を自由にセット可能にしていますので、リュウであれば武器種と忍術それぞれをお好みの位置にカスタマイズ可能になっています。

ランキングも用意。徐々に難易度が上昇する百回連続戦闘ミッション「アビスロード」

――「アビスロード」の難易度はどのくらいですか? また、どのようなプレイヤー層に挑んでほしいコンテンツですか?

平山氏:難易度に関しては最初から最難関というわけではなく、深層に行けば行くほど難易度が上昇するように設計しています。そのため、「MASTER NINJA」をクリアした方だけでなく、本編を「NORMAL」等でクリアした方も、今まで磨いた腕でどこまでクリアできるのかチャレンジしてほしいと思って作成しています。

――百回連続というとかなりの長期戦のような印象ですが、この構成にはどのような狙いがありますか?

平山氏:毎回100戦をプレイいただくのはあまりにも大変すぎますので、最深部を除き10階層ごとにチェックポイントを用意していて、途中から再開できるようにしています。最初は100階層のクリアを目指して遊んでいただき、専用のランキングもご用意していますので、クリア後はよりハイスコアを目指して遊んでいただきたいと思っています。

 また、今回の「アビスロード」では、過去シリーズにもありました特殊なエッセンスのようなものもありまして、例えば緑色の血塊であれば、取れば取るほどスコアに倍率が掛かるようになるなど、よりハイスコアを目指すための戦略性も追加しています。

――最後に「二人の超忍」を楽しみにしているプレーヤーに向けてメッセージをお願いします。

平山氏:まずは本編を遊んでいただいた超忍の皆さん、改めてありがとうございます!今回のダウンロードコンテンツは、新ストーリー・新武器種・新モードと盛りだくさんとなっていますので、ぜひ手に取っていただけると嬉しいです。今後とも「NINJA GAIDEN 4」をよろしくお願いします!

中尾氏:DLC「二人の超忍」を皆さんにようやく遊んでもらえるのが嬉しいですし、楽しみです。この度はお待たせいたしました。追加武器は本編でも使えますので、また新鮮な気持ちで遊んでみていただけると嬉しいです。「二人の超忍」、よろしくお願いします!