「スト6」、「CAPCOM CUP 12」決勝の有料配信決定で物議。過去王者menaRD選手らは「時期尚早」と苦言を表明

「CAPCOM CUP 12 / SFL: ワールドチャンピオンシップ 2025」描き下ろしビジュアル

　「ストリートファイター6」公式世界大会「CAPCOM CUP 12」と「SFL: ワールドチャンピオンシップ 2025」の決勝戦は有料配信となることが発表された。

　「東京ゲームショウ2025」のカプコンステージライブイベントにて、「CAPCOM CUP 12 / SFL: ワールドチャンピオンシップ 2025」の最新情報が公開。3月11日から3月13日に開催される予選の模様は無料でLIVE配信が行なわれるが、3月14日・15日の決勝の模様は有料配信（ペイパービュー）となる。

　「CAPCOM CUP 12 ファイナル」単日は4,000円、「SFL: ワールドチャンピオンシップ 2025 決勝」単日は4,000円、両方が閲覧可能となるセットチケットは6,000円で販売。11月12日より購入できる。

　これに対し、過去の「CAPCOM CUP」で優勝歴のあるドミニカ共和国出身のMenaRD選手は「納得しがたい」と苦言を表明。コミュニティはこの方法で支えられているのは理解しているとしたうえで、「私の地域を含む多くの地域では、このゲームをプレイする余裕すらほとんどない。ストリートファイターの頂点を楽しむ機会を阻まれるべきではない。まだ時期尚早だと思います」とXにてコメントを投稿した。

　そのほか、Big Bird選手、iDom選手、Zangief Bolado選手など、各国の「ストリートファイター」強豪プレーヤーも様々な意見を投稿している。